【温泉初心者必見】「効能」を知って温泉をもっと楽しもう!

日本各地にある「温泉」。日本人はもちろん、世界各国から多くの人が訪れます。実は温泉にはたくさんの種類があり、それぞれ効能が違うのはご存知でしょうか。ローチケではおすすめの効能と温泉をご紹介します。
肌に優しく温泉初心者向け!筋肉疲労と、冷え性を改善する「単純温泉」

※画像はイメージです
筋肉痛やねんざ、肩こりなど筋肉疲労をはじめ、冷え性や不眠症など、いわゆる「一般適応症」と呼ばれる症状に適した温泉が「単純温泉」です。温泉成分(以下「泉質」)が薄く、無色透明なのが特徴的。成分がほかの温泉に比べて薄く刺激が小さいので、肌にやさしく敏感肌の方や高齢者や小さなお子さま、療養したい方におすすめ。また、湯あたりも少ないため温泉初心者向けな温泉となっています。
チケット情報
【ホテルグリーンプラザ東条湖 クアハウス 湯プラザ】
所在地:兵庫県加東市廻淵字東山317
泉質:アルカリ性単純温泉 低張性アルカリ性低温泉
備考:入湯券(フェイスタオル付)
~豆知識~ 温泉にある「アルカリ性」「中性」「酸性」の決め手はpH
温泉の中で水素イオン濃度(pH)値が8.5以上の温泉を「アルカリ性」、pH値が7.5以上の温泉を「弱アルカリ性」、その次に「中性」、pH値が5以下の温泉が「酸性」となります。単純温泉でpH値が8.5以上の温泉は「アルカリ性単純温泉」と呼ばれます。
泉質自体はそれぞれで違って「アルカリ性」の温泉に入ると、肌がツルツルます。これはアルカリと皮脂が化学反応をして起こる現象です。味は苦味を感じます。
「酸性」では、肌がスベスベ。殺菌作用があり、こちらも化学反応で古い角質がかさぶたのように剥がれます。味は酸味を感じることができます。
美肌になりたい人は「アルカリ性」に注目!

※画像はイメージです
泉質は、法律によって温泉施設のわかりやすい所に掲示することが義務化されています。「アルカリ性」、「中性」、「酸性」などの化合物がそれぞれ表示されており、成分によってその効能が異なります。
例えば「アルカリ性」は皮脂や古い角質を落とし新陳代謝を促すことで「美肌の湯」と呼ばれることもあります。
もし美肌になりたい方は、温泉の成分に「炭酸水素塩泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」の言葉を見つけたら要チェック! それぞれ異なる美肌効果をもたらす成分が含まれているようなので、まずは、温泉施設に到着したら泉質表(温泉成分表)を確認してみてくださいね。
チケット情報
【花巻新鉛温泉 結びの宿 愛隣館】
所在地:岩手県花巻市鉛字西鉛23
泉質:ナトリウム―硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉、ナトリウム/カルシウム―硫酸塩泉 低張性中性高温泉ほか
備考:日帰り入浴券
【庄助の宿瀧の湯(東山温泉)】
所在地:福島県会津若松市東山町湯本108庄助の宿 瀧の湯
泉質:カルシウム/ナトリウム/硫酸塩化物泉 弱アルカリ(ph8.64)低張性高温泉
備考:日帰り入浴券・日帰り入浴券+和膳・日帰り入浴券+石鍋膳・日帰り入浴券+会津牛膳。チケットは店頭購入限定
【大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原・湯仙峡】
所在地:栃木県那須塩原市塩原705
泉質:ナトリウム/カルシウム―塩化物/炭酸水素塩温泉 中性低張性高温泉
備考:入湯券
~豆知識~ 温泉に入る前に「一杯の水分補給」と「かけ湯」を
せっかく温泉に来たからといって長く温泉を楽しむ方もいますが、ここで注意しなければならないのは、長く入りすぎるとのぼせてしまうということ。入浴時の人間の発汗量は、およそ500ミリリットル以上! ペットボトル1本分以上もの汗をかいているそうです。通常よりも温度の高いお湯に入っているとなれば、それ以上の発汗があるので、入浴前の水分補給が大切です。
また、温泉についた途端に湯舟に浸かるのは止めましょう。マナー面でもですが、健康面でもあてはまります。これは温かいお湯に入ることで急激な血圧上昇が起こりやすい状態になるため最悪、脳卒中や心筋梗塞などが起こるおそれもあります。なので、温泉ではまずは「かけ湯」をします。「かけ湯」では体の心臓に遠い部位から順に温泉をかけていきます。これで体を温めてから温泉に入るようにしましょう。
いつまでもポカポカ! 湯冷めしにくい温泉「塩化物泉」

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日本には温泉施設が多数存在しています。その中でも海に囲まれている日本らしく、もっともポピュラーなのが「塩化物泉」。文字通り塩を含んでいる温泉で、体が浮遊するのでリラックスして楽しめます。また、汗の蒸発を防ぎ、ポカポカと温まり湯冷めしにくいのがこの温泉の特徴です。
チケット情報
【スパリゾートハワイアンズ】
所在地:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
泉質:含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉(通称:硫黄泉)
備考:世界最大級の広さが魅力の大露天風呂
~豆知識~温泉は入るだけじゃなくて、飲食もできる?

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入浴だけではなく、飲んだり食べたりもでき、その地域の名産品の中に入っていることが多いです。有名なものでは、別府温泉(大分)の温泉の高熱で蒸し上げる「地獄蒸し」。こちらはなんと江戸時代から用いられている調理法なんだとか。
また、温泉街でよく見かける温泉まんじゅうは、温泉水と温泉の高熱でできているそうです。諸説ありますが、発端は草津温泉(群馬)が始めたそうです。そのほか温泉水を使っての蒸し料理や湯豆腐、さらにはラーメンなど気軽に食べられるグルメにもなっています。
もちろん、そのまま温泉を飲むこともできますが、法律によって許可がおりている場所に限られています。
いかがでしたか? 日本各地には多数の温泉地が存在しています。
旅館やホテルで宿泊したり、おでかけ中に足湯や日帰り温泉に寄り道するなど、温泉のスタイルも様々です。
ぜひ日本で色々な温泉をお楽しみください。
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