【秋田】100年以上の歴史を持つ!日本一の花火競技大会-「大曲の花火大会」
「大曲の花火大会」は、日本を代表する花火大会のひとつで、秋田県大仙市(旧・大曲市)で毎年開催されています。この大会は、百年以上続く歴史ある花火大会です。特にその技術力と格式の高さから「日本一の花火競技大会」として知られています。
1泊2日
🎆 花火の聖地へ!「大曲の花火大会」 🎇
日本を代表する花火大会のひとつである「大曲の花火大会」は、正式には「全国花火競技大会」と呼ばれています。秋田県大仙市(旧・大曲市)の雄物川河畔を舞台に、毎年8月の最終土曜日に開催され、国内外から多くの観客が訪れる一大イベントです。
この大会の起源は1910年(明治43年)にまでさかのぼり、以来100年以上にわたって受け継がれてきた、歴史と格式ある大会です。現在では、全国から選ばれた一流の花火師たちが集まり、技術と芸術性を競い合う日本最高峰の花火競技大会として高く評価されています。

大曲の花火の最大の特徴は、花火が単なる観賞用ではなく、「競技」として位置づけられている点にあります。参加できるのは、厳選された限られた花火業者のみで、打ち上げられる花火はどれも、構成・色彩・タイミング・創造性において極めて高い完成度を誇ります。
大会は「昼花火」と「夜花火」に分かれ、昼花火では煙の色や形を使った視覚と技術の競演が繰り広げられます。
「えっ、昼なのに花火!?」ってびっくりするかたもいらっしゃると思いますが、「昼花火」は、日本では非常に珍しい、昼間に打ち上げられる競技花火です。夜のように光ではなく、煙の色・形・展開の仕方でその美しさと技術が競われます。色煙(いろけむり)と呼ばれる特殊な火薬を用いて、赤・青・黄・緑などの鮮やかな煙が空に広がり、まるで空が絵画のように染め上がる光景は、夜の花火とはまた違った幻想的な魅力があります。
この昼花火こそ、大曲の花火が「競技大会」であることを象徴するものであり、見た目だけでなく、構成や展開時間、色の変化、煙の残り具合など、細かな点が評価の対象となっています。午前中に開催されるこの昼花火を見ると、「花火ってこんなに奥が深いものなんだ」と、誰もが感動を覚えるはずです。

そして夜には、尺玉や創造花火、大規模なスターマインが次々と夜空を彩り、観客を圧倒します。
「尺玉」は、直径約30cm、打ち上がると空中で直径300m以上にも広がる超大輪の花火です。まさに日本伝統の花火の王様といえる存在で、その迫力と美しさは、見る者を圧倒します。大曲の花火競技大会では、この尺玉を用いた部門があり、色の変化や開花の均整美、打ち上げタイミングの精度、そして全体の調和が厳しく評価されます。
尺玉はその大きさゆえに、わずかなミスでも美しさに大きく影響が出るため、打ち上げには高度な熟練技術が必要です。また、観客からは「音と風圧が体に響く」ほどの重厚な打ち上げ音が特徴で、五感すべてで楽しむことができるのも魅力の一つ。夜空に一輪だけ大きく咲くその姿は、まさに“花火の芸術品”です。

「創造花火」は、花火師の芸術的な感性と高度な技術を融合させた、自由度の高い作品形式の花火です。伝統的な円形や放射状の花火とは異なり、音楽やストーリー性と組み合わせることで、まるで一つの“パフォーマンス”のように構成されます。
大曲の全国花火競技大会では、この創造花火部門が特に人気を集めており、花火と音楽が完全にシンクロする演出や、独創的な色使い・形状の組み合わせが来場者の心を強く打ちます。たとえば、ハートや星形といったユニークな形状、パステル調の珍しい色彩、打ち上げのリズムや間の取り方など、まさに“表現芸術”としての花火を感じられる部門です。
特に若手の花火師たちにとっては、創造力を最大限に発揮できる舞台でもあり、毎年観客の拍手と驚嘆の声に包まれる、注目のプログラムです。

毎年、約70万〜80万人もの観客が全国から訪れ、会場となる雄物川の河川敷は観覧席で埋め尽くされます。花火の打ち上げ数は約1万8千発にのぼり、そのひとつひとつに、花火師の誇りと想いが込められています。
この「全国花火競技大会・大曲の花火」は、単なる夏の風物詩を超えて、日本文化と職人技の結晶といえる存在です。長い年月をかけて築かれてきたその伝統と感動を、ぜひ現地で体験してみてはいかがでしょうか。

四季折々の絶景と名湯を楽しむ|天童温泉の魅力
山形県のほぼ中央に位置する天童温泉は、歴史ある湯治場としても知られる名湯です。天童温泉の湧出は約130年前に遡り、1884年(明治17年)に発見されたと伝えられています。以来、山形県内外から訪れる人々を癒す場として利用されてきました。温泉街の名前は、地元の歴史的な地名「天童」に由来しており、歴史と文化が息づく町並みが魅力の一つです。
天童温泉の泉質は主にナトリウム-塩化物泉で、無色透明でやや塩辛い味わいが特徴です。保温効果が高く、冷え性や疲労回復、関節痛や筋肉痛の緩和に効果があるとされています。さらには美肌効果も期待できるため、女性にも人気の温泉です。

温泉街は奥羽山脈の麓に位置し、周囲を豊かな自然に囲まれています。四季折々の美しい景色が楽しめ、春は新緑、秋は紅葉の絶景が訪れる人を魅了します。また、多くの宿泊施設の露天風呂や大浴場からは、山々や田園風景を望むことができ、湯に浸かりながら自然の息吹を感じられる贅沢な時間が過ごせます。
天童温泉は単なる入浴地にとどまらず、地元の温かいもてなしや食文化も楽しめる場所です。周辺には将棋の駒で有名な天童市ならではの将棋関連施設も点在し、将棋ファンにとっても魅力的な観光スポットとなっています。また、地元産の食材を生かした料理も豊富で、山形牛や地酒など、味覚でも満足できる旅が叶います。
天童温泉周辺のおすすめグルメ
1. 山形牛(やまがたぎゅう)

山形県が誇るブランド牛「山形牛」は、脂の甘みと柔らかさが絶品。天童温泉の多くの旅館やレストランで、すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキなど贅沢な料理として味わえます。口の中でとろける美味しさは、温泉旅の醍醐味のひとつです。
2. そば料理

山形はそばの名産地でもあり、地元産のそば粉を使った手打ちそばが人気。天童温泉近くにも伝統的なそば屋があり、香り高いそばをシンプルに味わえます。冷たいそばや温かいかけそば、季節の天ぷらと一緒に楽しむのがおすすめ。
3. だだちゃ豆

山形特産の枝豆「だだちゃ豆」は、甘みと濃厚な味わいが特徴です。天童温泉の居酒屋やお土産店で、塩茹でや加工品として提供され、地元の味を堪能できます。
4. さくらんぼ(季節限定)

山形県は日本有数のさくらんぼ産地。初夏のシーズンには、新鮮で甘いさくらんぼを味わえるスポットもあり、天童温泉滞在中に旬のフルーツを楽しめます。
5. 地酒(じざけ)

天童温泉周辺には蔵元も多く、山形の名酒を楽しめます。地元産の酒米を使った日本酒は、風味豊かで温泉の夜をさらに彩ります。飲み比べセットがあるお店も多いので、ぜひ挑戦してみてください。
日本屈指の大花火大会「大曲の花火」を体験しませんか?
100年以上の歴史を誇る花火大会で、夜空に打ち上げられる大玉や創造花火が視覚と心を揺さぶります。毎年数十万人の観客が雄物川の河畔に集い、光と音の壮大な饗宴を楽しみます。
花火鑑賞の後は、美しい自然に囲まれた天童温泉でゆったりとリラックス。山形牛や手打ちそば、甘く濃厚なだだちゃ豆などの地元グルメも堪能できます。さらに、地元の酒蔵で山形県産の日本酒やワインを味わえば、旅の締めくくりにぴったりです。
日本の文化、美食、自然の魅力を存分に味わえる特別な旅へ、ぜひご参加ください!
出発時間:08:00
集合場所:新宿都庁大型バス駐車場
※出発当日は時間に余裕を持って集合場所へお越しください。
集合場所は新宿駅から徒歩圏内の「東京都庁」そばにある大型バス専用の駐車場です。
現地では「TRAVEX TOURS」係員が案内いたしますので、安心してご参加いただけます。
大曲花火の会場に到着。
滞在時間は6時間30分予定です。

ご集合後、バスでROUTE INN 天童へ移動いたします。
ホテル到着は翌日午前2時頃を予定しております。
ROUTE INN 天童は清潔で機能的な客室を提供し、ビジネスや観光での滞在に最適な環境を整えています。
このモデルコースで紹介したスポット
私たちは関東エリアを中心に、スキーや花火大会、体験プランなど、季節ごとの魅力を楽しめる多彩な旅行サービスを提供しています。 夏は日本各地の有名花火大会を巡るツアーや、東京でのユニークな体験プログラムが人気。冬は長野・新潟の人気スキー場へ、関東発のバスで行くオールインクルーシブのスキーツアーをご用意しています! 「ちょっと特別な日本の旅をしたい」そんな方にぴったりのプランを、私たちがご提案します。