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大阪から福井・勝山・永平寺・東尋坊をめぐる2泊3日のモデルコース。1泊2日や日帰りも可能で、公共交通と徒歩で気軽に巡れます。大阪万博にお越しの際は、ぜひ日本らしい自然と風景に出会える福井・勝山にお越しください。
2泊3日のモデルコース(1泊2日、日帰りプランもあり)
大阪から新大阪スタートで、勝山・永平寺・東尋坊を巡る、公共交通・レンタサイクル中心のゆったり旅プランがわかります。万人向けのやさしく翻訳しやすい日本語です。
1日目:恐竜博物館 → 越前大仏 → スキージャム勝山(宿泊)
2日目:平泉寺白山神社 → 勝山城博物館 → 花月楼で左義長体験&昼食 → ゆめおーれ勝山 → 柏樹関(宿坊体験+宿泊)
3日目:永平寺 → 東尋坊(または三国)→ 大阪へ帰路
恐竜博物館→越前大仏→宿泊→平泉寺→城博→ゆめおーれ→帰路
恐竜博物館 または 大師山清大寺・越前大仏
新大阪駅は、関西の玄関口として知られる主要駅です。新幹線や在来線が接続し、大阪や京都、広島など日本各地への移動が便利です。駅構内には多彩な飲食店やお土産店が揃い、日本旅行のスタート地点に最適です。
敦賀駅は、手前に見えるホームが現在の在来線で、奥に見える大きな建物が、2024年3月に北陸新幹線が延伸後の新しい駅舎です。
「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅」をコンセプトとして設計されました。駅舎の高さは、12階建てビルに相当する約37mです。3階が新幹線ホーム、2階がコンコース、1階が在来線特急のホームで3層構造となります。駅舎は窓ガラスと白い壁、壁に取り付けられたガラリ(壁に取り付けられた通気口のこと)で敦賀湾の波の煌めきを表現しています。
JR敦賀駅に到着したら、ロータリーにバス停があり、敦賀市内循環バスやコミュニティバスが発着していますので、利用すると便利です。タクシーもございます。
福井駅は、福井県福井市の中心部に位置するJR西日本の駅です。北陸新幹線、ハッピーライン福井などが乗り入れ、福井県の交通の要衝となっています。2018年に全面改装され、現代的な駅ビルに生まれ変わりました。また、駅前広場には恐竜のモニュメントが設置され、「恐竜王国福井」をアピールしています。県内外からの来訪者を迎える福井の玄関口です。
えちぜん鉄道「勝山駅」
世界規模の恐竜博物館 全身骨格50体を常時展示。
恐竜化石の宝庫として全国的にその名が知られている福井県勝山市。福井県立恐竜博物館は世界有数の恐竜博物館です。広大な夢中空間には、所狭しと恐竜骨格や化石・標本、ジオラマ、復元模型などが展示されており、大迫力の恐竜を間近でみることができます。博物館の周辺も化石発掘などの体験や遊具なども充実しており、家族みんなで楽しめるエリアです。
2023年7月にリニューアルオープンし、新館小タマゴホールに登場した「恐竜の塔」は必見です。
新設された新館の吹き抜けホールには、福井で発見された恐竜5種と鳥類1種があしらわれた高さ13mのモニュメント「恐竜の塔」があります。ほかにも、大迫力の「3面ダイノシアタ―」や通年で楽しめる「化石研究体験」など、オールシーズン楽しめる施設にパワーアップしました。
かつやま恐竜の森内にある、恐竜がメインのレジャーランドです。
大仏本尊のモデルは、仏教伝来のルーツ中国河南省洛陽市の郊外の龍門石窟の中にある座像で、身の丈17メートル。奈良大仏(文献16.2メートル・実測14.98メートル)を上回る大きさです。さらに光背は23メートルで2メートルの石台に3メートルの蓮台が重なるので、総高は28メートルにおよびます。奈良大仏がずんぐり型なのに対して、越前大仏は顔や首がスマートで穏やかなのが特徴。銅製で、総重量200トンの銅を使用しています。また、大仏の左右と後の三方の壁には石仏、金仏を合せて1,281体が安置され、大仏両脇には羅漢像(10.3メートル)菩薩像(11.2メートル)が二体づつ、脇侍仏として安置されています。
勝山駅に戻ってレンタサイクルを返却します。
宿泊者限定で送迎のバスがあります。宿泊時に必ず予約申込しましょう。
白山連峰を望む雄大な景観が魅力のホテル。スキージャム勝山のゲレンデフロントに位置し、冬は純白のスノーワールドを、春から秋には、マウンテンバイク、セグウェイ、バーベキューなど、四季折々のアウトドアが満喫できます。温泉大浴場ささゆりは美肌の湯として有名で、露天風呂からの夕景は必見。また、恐竜博物館へも車で約10分の好立地。
ホテルの送迎バスで勝山駅に来たら、レンタサイクルを使って勝山の旅を再開しましょう。
平泉寺は、霊峰白山(標高2702m)の越前側登拝口に開かれた白山信仰の拠点寺院で、今から1300年近く前、泰澄によって開かれたと伝えられます。
中世には北陸でも有数の勢力を有するようになり、現在の白山神社よりもはるかに広大な境内に、数十の堂や社、数千におよぶ坊院が建ち並んでいたといわれます。
ところが、天正2年(1574)、一向一揆との戦いで全山が焼失し、往時の姿を伝えるものはほとんど失われてしまいました。
しかし、平成元年から始まった本格的な発掘調査によって、かつての境内の遺構が見事に残っていることが判明しました。栄華をほこった中世平泉寺の全容が、いま、少しずつ明らかになりつつあります。
平成4年に開館した日本一の高さ(57.8m)を誇る5層6階の天守閣内に設けられた歴史博物館です。最上層の展望室からは、旧石器時代からの歴史を持つ勝山の風景や、ジオパークにも登録されている美しい自然が見渡せます。大名武具や合戦図屏風のコレクションの他、書家西脇呉石関連の作品を収蔵・展示しています。藩政時代の遺構がほとんど失われてしまった現在、当館の存在は、この勝山にかつて一つの藩があったことを一目で感じていただけるシンボルとしても機能しています。
1897年(明治30年)に建てられたの文化財「旧料亭花月楼」をリノベーション。かつて花街として栄えた風情ある建物です。
1階は郷土料理を楽しめるランチや、和テイストのカフェメニューを楽しめるお食事処。日本の四季を感じるお庭を眺めながら、おくつろぎいただけます。2階の傘を広げたような「傘天井」も必見です。
はたや記念館ゆめおーれ勝山は、織物の世界が楽しめる生きた文化財です。
昭和時代に活躍した織物関連の機械が臨場感たっぷりに動く様子は必見。はたおり機を動かしたり、まゆから糸を取ったり、体験しながら織物産業の歴史や織物のしくみが学べます。手織りコースター体験やまゆ玉クラフト体験も大人気。自分のオリジナル作品づくりが満喫できます。
えちぜん鉄道勝山駅にてレンタサイクルを返却
永平寺 親禅の宿 柏樹関(はくじゅかん)に宿泊
寛元2年(1244)、道元禅師によって開かれた禅の修行道場。深山幽谷の境内には70余りもの殿堂楼閣が建ち並び、中でも「七堂伽藍」と呼ばれる7つのお堂(法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司・浴室)は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされています。『永平寺』では今も多くの修行僧が日々厳しい修行に励んでおり、参拝者はその様子を伺い知ることができます。
海から東尋坊の崖を見上げる
岩場から眺める東尋坊は雄大ですが、海上から見上げる東尋坊の景観も大変迫力があります。気持ちの良い海風を感じながら、いろんな景色を眺められるクルージングをぜひお楽しみください。船内ガイドの案内も面白いと好評です。
まるで沖から打ち寄せる荒波のような形状をした岩が連なる「波形岩」、船上から見上げると、まるで大きなハチの巣のような形に見える「はちの巣岩」、見上げると目の前に広がる世界有数の柱状節理の断崖は圧巻、東尋坊を代表する景観「大池」、オスライオンが前足を出して座っているように見える、船上からしか見ることができない秘密のスポット「ライオン岩」など、みどころがいっぱいです。
絶壁に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる、国指定名勝「東尋坊」。約1kmにわたり豪快な断崖が広がっています。
このような景色を形作る、広範なデイサイト(火山石)の柱状節理は、世界で3ヶ所しかないといわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。
初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と岩肌に吹き付けてくる寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。
東尋坊先端に浮かぶ雄島とともに、日本の天然記念物に指定されています。周辺には昔ながらの土産物店・お食事処もいっぱい。遠く能登半島まで見渡せる東尋坊タワーもあり、楽しみ方はいろいろです。
福井駅は、福井県福井市の中心部に位置するJR西日本の駅です。北陸新幹線、ハッピーライン福井などが乗り入れ、福井県の交通の要衝となっています。2018年に全面改装され、現代的な駅ビルに生まれ変わりました。また、駅前広場には恐竜のモニュメントが設置され、「恐竜王国福井」をアピールしています。県内外からの来訪者を迎える福井の玄関口です。
勝山市は、福井県の東北部に位置しています。 市街地は九頭竜川の流れに沿って形成された川岸段丘に位置し、明治以来の地場産業である繊維産業を基幹産業とした商工業と、古くから農林業が盛んな水と緑の豊かな田園都市です。 当社は地域と協働し、観光地域づくりを行うDMO(観光地域づくり法人)です。 勝山市は恐竜博物館や平泉寺など魅力溢れる観光コンテンツの宝庫!勝山を多くの方に体感していただくガイドツアーや恐竜博物館の駐車場内にある「ジオターミナル」、2020年6月にオープンした「道の駅 恐竜渓谷かつやま」の運営など、勝山を訪れたお客様にきめ細かなサービスを提供しています。 また、観光を軸として新たな事業の創造にも積極的にチャレンジし、勝山のまちの活性化を目指しています。