東京からの新潟観光!長岡花火に行くなら合わせて楽しめるおすすめスポットをご紹介!
日本海に面した自然豊かな新潟県。四季折々の美しさと伝統文化が息づく地で、日本を代表する花火大会”長岡花火”が8月に開催されます。この記事では、長岡花火と一緒に楽しめる、新潟ならではの観光の楽しみ方を紹介します。
新潟が誇る花火の祭典「長岡花火」を楽しもう
長岡花火とは?圧倒的な規模と歴史の祭典
毎年8月に開催される「長岡花火」は、日本三大花火のひとつに数えられる夏のビッグイベントです。例年100万人を超える来場者数を誇り、全長2キロにも及ぶ花火のカーテンは見る人の心を揺さぶることでしょう。
長岡花火の始まりは1945年。第二次世界大戦によって甚大な被害を受けた新潟県長岡市の街を復興すべく、戦没者への慰霊と平和への祈りを込めてスタートしました。その想いは今も受け継がれ、地域の人々の絆を象徴する大切な行事となっています。
注目すべきは、長さ2キロにも及ぶ「復興祈願花火フェニックス」や、直径約650メートルにも広がる「正三尺玉」など、どれも国内最大級の花火が上がること。夜空に広がるその光景は、写真や映像では伝えきれない感動があります。
ただ美しいだけでなく、人々の想いの強さを感じられる花火。それが、長岡花火の最大の魅力です。
開催日時:8/2,8/3(19:20~21:10)
開場:信濃川の河川敷
長岡花火の見どころ
例年100万人を超える観客が訪れる長岡の花火大会。当日は混雑が想定されるため事前の準備がとても大切になります。
見どころはやはり「フェニックス」。フェニックスでは、音楽に合わせて何百発もの花火が一斉に打ち上がり、まるで光の波が押し寄せるような感覚を味わえるとか。
その他にも、尺玉100連発やミュージックスターマインなど、多彩な演出が目白押し。
アクセスとベストな観覧場所の選び方
長岡駅から花火会場までは徒歩20分ほど。大会当日は混雑が激しいため、なるべく早めの移動を心がけると安心でしょう。新潟市内からも電車で約1時間とアクセスは良好。東京からも新幹線で2時間ほどで到着します。
観覧場所には、有料エリアと無料観覧エリアが用意されています。早朝から場所取りが必要ですので、スケジュールに応じて事前に有料チケットを購入するのもおすすめです。
チケット情報
6/30~7/11 先着一般販売開始
7/4~ 公式再販売開始
新潟旅行をもっと豊かにするおすすめスポット
東北地方は各県、その立地に恵まれた食文化と大自然が最大の魅力。長岡の花火のような営みもあれば、絶景に富んでいるのも観光客が絶えない理由の一つでしょう。
ここでは、新潟県に来た際には外せないオススメ観光スポットを複数ご紹介します。
ザ・ヴェランダ石打丸山

絶景と美食、アクティビティがそろう高原テラス「ザ・ヴェランダ石打丸山」。
新潟県南魚沼市にある「ザ・ヴェランダ石打丸山」は、2022年夏に誕生した話題の絶景スポット。長岡花火で有名な長岡市から車で約60分とアクセスも良好です。最新型のゴンドラで約7分の空中散歩を楽しんだ先には、広がる田園風景と雄大な越後三山のパノラマビューが待っています。
カフェを併設した展望テラスもあり、オリジナルスイーツの「雪山パンケーキ」など、見た目にも美しいカフェグルメが人気。さらに、冷暖房完備のドームテントで過ごす快適なグランピング、焚火体験、バギーライドなどアウトドアアクティビティも充実していて家族でも楽しめるコンテンツがいっぱい。
期間限定で営業時間を延長するナイトテラス営業も開催。夕暮れ時には、空が茜色に染まり、夜には南魚沼の街明かりがきらめくロマンチックなひとときを演出。都心から日帰りでも楽しめる、四季折々の自然と非日常を満喫できる注目のスポットです。
営業期間|2025年7月19日~11月9日
営業時間|10:00〜17:00
ナイトテラス営業期間|2025年8月2日~9月27日の土曜、特定日
ナイトテラス営業時間|17:00〜21:00
所在地:新潟県南魚沼市石打1699
電話番号:025ー783-2222
決済方法:各種クレジットカード・電子マネー・キャッシュレスに対応

清津峡(きよつきょう)

清津峡(きよつきょう)は、新潟県十日町市にある日本三大渓谷の一つ。四季折々の大自然と、柱状節理が連なる断崖絶壁が織りなす壮大な景観が魅力です。特に「清津峡渓谷トンネル」の終点にあるパノラマステーションは、水鏡に映る絶景が幻想的と話題。自然美と現代アートが融合した唯一無二の観光スポットとして、国内外から多くの旅行者を魅了しています。
近年では、「清津峡渓谷トンネル」が写真映えする場所として人気を集め、水面に反射した景色がまるで絵画のように美しいと言われているとか。春から秋にかけては観光客の増加傾向にありますが、冬に訪れるのもまた格別です。
ハイシーズンは混雑を避けるため、事前予約者限定の期間があります。詳しくはご来場前に公式サイトにてご確認ください。
弥彦神社

新潟県西部に位置する「弥彦神社(やひこじんじゃ)」は新潟を代表する歴史ある神社のひとつ。越後一宮として地元で深く信仰されています。
緑豊かな森に囲まれた神聖な雰囲気の中、美しい伝統建築や厳かな参道を歩く体験は、日本文化を感じたい外国人におすすめです。近くの弥彦山へロープウェイで登れば、日本海や佐渡島まで見渡せる絶景が広がり、自然と信仰が調和した特別な時間が味わえます。静かで心が落ち着く癒しのスポットです。
道の駅 燕三条地場産センター

お土産を買うなら「道の駅 燕三条地場産センター」。
燕三条は、日本を代表する金属加工の町。約1万点の製品が並ぶ物産館には、職人手作りの洋食器や刃物、キッチン用品などが並び、お土産として購入も可能です。免税対応もありますので、お近くのスタッフにまで気軽にご相談ください。
また、地元食材を活かしたレストラン「燕三条イタリアンBit」では、伝統工芸品の器やカトラリーで食事を楽しむことができ、物産だけではない道の駅ならではの魅力に溢れています。
新潟を代表するグルメスポット
越後湯沢温泉

越後湯沢温泉の通りや駅の中には情緒あふれるお店が軒を連ね、歩いているだけでも楽しめてしまう心和むスポットです。
新潟県は日本酒の酒蔵の数が最も多い都道府県として有名な国内有数の酒処。越後湯沢駅の中にある「ぽんしゅ館」では、新潟県内の様々な銘酒を体験できる「利き酒」を楽しめたり、新潟のお土産やグルメが盛りだくさんです。
中でも人気なのが「へぎそば」。布海苔という海藻をつなぎに使った独特の風味とコシのある食感が特徴。温泉旅館では地元食材を使った懐石料理が楽しめ、心と体がほっとするような時間を過ごせます。
寺泊魚の市場通り

「日本海の築地」とも称される寺泊の魚市場通り。新潟県屈指のグルメスポットとして知られ、海沿いの街ならではの活気あふれる雰囲気です。中でも取れたての魚介類をその場で味わえるほか、店頭には新鮮なカニ、ホタテ、イカ、鮭などがずらりと並んでいるとか。
焼きたての海鮮串やお寿司など、食べ歩きのグルメも充実していますので、漁港の町ならではの味と空気を、ぜひ体験してみてください。
魚沼の里

新潟が誇る「魚沼の里」は、新潟の名酒「八海山」が運営する複合施設です。伝統的な蔵造りの建物が並び、地酒や地元食材を使った料理を味わうことができます。
大量の天然雪を利用した伝統的な食材の保存方法「雪室」を備え、自然の冷気で酒や食材の鮮度を維持しながら熟成させて旨みを最大限に引き出しながら、独特のまろやかな味わいを引き立たせます。実際に「雪室」の中に入れる見学ツアーも行っているので、暑い夏でもひんやりと自然の涼を楽しめます。
四季折々の自然に囲まれた静かな空間で、雪国新潟ならではの美食を楽しむのであれば他でもなくこの「魚沼の里」でしょう。
巨大花火と自然に恵まれた美食の地

いかがでしたでしょうか。
新潟県は縦に広いため、エリアごとに特色が異なります。たとえば、最初に新潟市内で海の幸を味わい、長岡で花火を楽しみ、越後湯沢で温泉と自然に癒されるという流れは、とても人気の高いルートです。
途中で立ち寄る道の駅や観光施設には外国語対応のパンフレットもあり、効率的に回ることができるでしょう。
四季ごとに表情を変える新潟の景色を堪能しに、夏は新潟旅行を計画されてみては。
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新潟県南魚沼市に位置する石打丸山スキー場は1949年に開業し、スキーブームが起こるずっと前から、多くのスキーヤーがこのゲレンデを目指し、その山の魅力に心躍らせてきました。 豊富な天然雪、魚沼平野と越後の山々を望む絶景、雪国ならではの食文化など、 ここにしかない特別な体験は、昔も今も変わることなく雪山を楽しむ多くの方に愛され続けています。 伝統を守りつつも近年では最新鋭のコンビリフト「サンライズエクスプレス」をはじめとした、雪山初心者のお客様でも安心して滞在できる設備を導入し、 時代のニーズに合わせて伝統と現代の快適さを融合した、新しい雪山の魅力を提案しています。 また2022年夏よりザ・ヴェランダ石打丸山として通年アウトドアリゾートへと進化。 美しい景色と豊かな自然に囲まれて過ごす贅沢なロケーションの中、四季折々、訪れるたびに新しい石打丸山に出会えます。