【金沢から日帰り】世界遺産と職人技に触れる。五箇山と井波の歩き方。

日本の原風景が広がる世界遺産・五箇山合掌造り集落と彫刻のまち井波。伝統が息づく２つのエリアを１日でめぐり、文化や技、暮らしの魅力をたっぷり体感できるおすすめコースです。「南砺金沢・世界遺産バス　フリーパス」を使えば、効率よく観光できます！

ライター

私達は富山県南砺市の魅力を国内外に発信しています。富山県南西部に位置する南砺市は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、日本の原風景と、古き良き日本の伝統文化が今に色濃く残っている場所です。合掌造り集落で知られる五箇山は、独自の文化を持ちながら人々が暮らす、まさに「生きた世界遺産」。田園に広がる散居村も、この地方独特の特別な風景のひとつです。中世から近世にかけて絹織物で栄えた城端や、木彫りで知られる井波には、薫り高い歴史と文化が息づき、棟方志功が暮らした福光、市場町として栄えた福野、椿の里の井口、演劇と都市交流の利賀など、南砺の里山はいつも旅の魅力にあふれ、人々は温かい笑顔でむかえてくれます。

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所要時間

日帰り、所要時間7時間半【金沢→五箇山→井波→金沢】

移動手段

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スポット位置

9:20 金沢駅西口（2番のりば）よりバス乗車

©金沢市

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金沢駅西口の2番バスのりばから「南砺金沢線」(運行：加越能バス）のバスが毎日６便運行しています。※一部城端を経由しない場合あり
【金沢駅西口→城端駅前】運賃：870円

金沢駅

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10時21分城端駅着

10:30　城端駅前バス停より世界遺産バスで出発

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金沢から五箇山までは城端でバスの乗り換えが必要です。城端駅前のバス停についたら、「世界遺産バス」（運行：加越能バス）に乗り換えて五箇山方面へ向かいましょう。世界遺産バスも毎日運行しています。
【城端駅前→相倉口】運賃：740円

城端駅

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11:00　五箇山相倉合掌造り集落　到着

相倉（あいのくら）合掌造り集落は、山あいにひっそりと佇む世界遺産の集落です。急こう配のかやぶき屋根を持つ合掌造り家屋が20棟以上残り、昔ながらの暮しや日本の原風景が今も息づいています。季節ごとに表情が変わる風景は、写真映えも抜群。散策しながら、雪国で受け継がれてきた知恵と文化に触れてみてください。

12:30 相倉口バス停から世界遺産バスで城端方面へ出発

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相倉口バス停までは相倉合掌造り集落から徒歩で約5分。城端駅前でおりて、南砺金沢線のバスに乗り換えて、井波方面を目指します。
【相倉→城端】運賃：870円

13:00 城端駅前着（乗り換えまで11分）

13:11 城端駅前バス停から南砺金沢線で井波方面へ出発

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城端駅前から瑞泉寺口交通広場バス停までは約20分。
【城端駅前→瑞泉寺口交通広場】運賃：200円

13:29 瑞泉寺口交通広場バス停　到着

バス停のすぐ近くに観光案内所があるので、立ち寄ってパンフレットをもらいましょう。

井波八日町通り

井波八日町通りは、江戸時代に瑞泉寺の門前町として栄えた歴史ある通りです。瑞泉寺再建のために集まった木彫り職人がこの地に根付き、やがて「日本一の木彫りの里」と呼ばれるまでになりました。現在も石畳の通り沿いには木彫刻工房や町屋が連なり、職人がノミと木槌を振るう音が響き、往時の風情が色濃く残っています。カフェや土産店も点在し、歴史ある町並みを散策しながら、伝統工芸や地元の暮しに触れられるスポットです。