三重県松阪市のNo.1ソウルフード!“松阪鶏焼き肉”とは
今回は、「松阪鶏焼き肉」について紹介します。おすすめのお店も紹介するのでぜひ行ってみてください。
三重県松阪市のご当地グルメ“松阪鶏焼き肉”とは?
三重県松阪市のご当地グルメ「松阪鶏焼き肉」をご存知ですか?

三重県松阪市は、世界的に有名な日本三大和牛の一つ「松阪牛」の生産地ですが、牛と比べて安価な鶏肉の「松阪鶏焼き肉」は、地元民に親しまれています。
TV取材などで全国的にも有名になり、松阪市民のソウルフードと言われるまでになったご当地グルメなんです。
松阪鶏焼き肉のポイントは、やみつきになる甘辛い味噌だれ。
今回は、そんな「松阪鶏焼き肉」について、おすすめのお店をピックアップしながらご紹介します!
①若鶏焼肉とりいち本店
1店舗目にご紹介するのは「とりいち」

こちらのお店は、全国にも展開されている有名店です。
メニューがとってもお手頃価格。

定番は若鶏とのことですが、噛めば噛むほど味が出て癖になるとファンが多いのが親鶏「ひね」。
味噌だれを絡めた鶏肉を七輪やコンロで焼き、更に味噌だれに絡めて食べるのが、松阪鶏焼き肉のスタイルです。

【松阪鶏焼き肉の定義】
①味噌だれであること
②あみ焼きであること
③鶏焼き肉を専門においていること(メニューの最初が鶏肉であること)
焼いたお肉を、

味噌だれにつけたら

左手で待ち構えていた白ご飯へ

程よい歯ごたえ。
まろやかな味噌だれとお肉が絡み合い、奥深い味わいが広がります。
食べ始めたらやみつきになる気持ち、よくわかる!
こちらは首の筋肉の「クビ」。なんてダイレクトな名前なんでしょう。

骨から外すのが難しいため、あまり量の取れない希少なお肉だそう。
身が引き締まっていて、歯応えがあります。

王道の人気メニューである唐揚げも、味噌だれに潜らせていただきます。

脳にガツンと響く香ばしい味噌だれが鶏肉とマッチして、ご飯もビールもとことん進みます。
肉が焼ける音と笑い声が響く至福の空間。
「味噌だれで味がしっかり付いているから美味しいです。」
やはり決め手はこの味噌だれなのだそう。
とにかく、味噌だれへのこだわりは絶対のようです。
➁だるまや
2店舗目にご紹介するのは、松阪駅前にある「だるまや」

鶏焼き肉を中心に、牛や豚の豊富なメニューが揃うお店です。
鶏肉は、早朝に処理された「朝引き」を使用しているのが特徴。
鮮度が良いため、親鶏と若鶏を食べ比べると、美味しさの違いが一層分かりやすいのだそう。

▲(手前)左側が若鶏、右側が親鶏。
味噌だれをしっかりと絡め、若鶏と親鶏を同時に焼いてみます。

もう焼けた?じりじりと待つ時間も楽しみのひとつです。
肉汁が溢れる肉を味噌だれに潜らせて、ご飯と一緒にかき込みます。

ジューシーで甘みのある若鶏と、筋肉質な旨味が強い親鶏。
違いを感じられて面白いです。
牛のホルモンもいただきます。

ぷりっぷりの脂が口の中で溶けるホルモンを、味噌だれで食べるのも定番なのだそう。
鶏も牛も旨味を引き立たせる味噌だれがたまりません。

本場の“松阪鶏焼き肉”を味わいに行こう!
いかがでしたか?
松阪鶏焼き肉は、リーズナブルかつおいしい三重県松阪市民のソウルフードです。
「決め手はタレ!」ごひいきの店で味噌だれだけを買い求めるお客さんも多いほど、地元民の暮らしに潜り込む鶏焼き肉文化。
牛の焼肉とは一味違ったこの満足感を、ぜひ本場三重県松阪市で味わってみてください!
【取材】2020年10月
※価格やメニューは変動している場合がございます。
●若鶏焼肉とりいち本店●
住所:三重県松阪市伊勢寺町2640-1
TEL:0598-58-4780
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
休業日:月曜日(祝祭日の場合は営業)
公式HP:https://web-toriichi.com/
●だるまや●
住所:三重県松阪市京町513-8
TEL:0598-26-3350
営業時間:17:00~24:00
休業日:不定休
公式HP:http://www.mcity.co.jp/darumaya/
【タイアップ】
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【三重県松阪市の詳しい観光情報はこちら】
三重県松阪市は日本のほぼ中央に位置し、世界に誇るグルメ・松阪牛、豊かな歴史文化、美しい自然を楽しめます。江戸時代、お伊勢参り(日本最高位の神社への巡礼)の最後の宿場町であった松阪は、多くの人やものが行きかう交通の要衝として栄え、多数の豪商を輩出しました。これらの商人たちが、江戸で松阪もめんなどの商いに成功し、松阪に繁栄をもたらしました。