富山県南砺市(なんとし)の素敵な古民家で暮らすように旅する
旅する上で大変なのが重い荷物を持っての移動.. 今回は古民家を自宅のように拠点にし富山県南砺市周辺を自由自在に回るプランをご紹介します!公共交通機関を使うので車や免許がなくても大丈夫! 日本の田舎に長期ステイしてあちこち回ってみませんか?
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目次
- 南砺市ってどんなところ?
- 今回の滞在先「越中城端 荒町庵」
- モデルコース:4泊5日
- 1日目:城端到着・情報収集
- 2日目:信仰が息づくまち「城端」でのんびりサイクリング
- 3日目:まち全体が木彫刻の美術館「井波」を歩く
- 4日目:世界遺産の合掌造り集落「五箇山」をまわる
- 5日目:ハイセンスな鋳物ブランド「能作」を楽しむ
- (参考)他の周辺観光
- 民藝の心が生きるまち「福光」
- チューリップのまち「砺波」
- 日本のベニス 運河のまち「内川エリア」
- 富山湾の漁師町「氷見」
- 加賀前田藩のお膝元 伝統文化・工芸のまち「金沢」
- 温泉とトロッコ電車のまち「宇奈月温泉」
南砺市ってどんなところ?
富山県南西部に位置し、お隣は石川県。実は、2004年の市町村合併でできた市なんです。もともと歴史も文化も異なる7つの地域が集まっているから、それぞれのまちに個性があって、面白い!
自然が豊か、歴史も文化度も高い、お酒も食もある、お祭りもある。あまり知られてないのがもったいない、日本の良いところがぎゅっと凝縮しているのが南砺市です。
(参考)にゃんと氏
詳しくは、にゃんと市マスコットキャラクターのにゃんと氏がそれぞれのエリアの特徴のコスプレして紹介してくれてるので見てみてね!
今回の滞在先「越中城端 荒町庵」

元料理屋をリノベーションした古民家で登録有形文化財にも指定されています。城端駅から徒歩12分。
Wifi完備。2階建て。2階にベッドルームとして和室4室。1階には和室2室と土間の居間があります。広くて使いやすいキッチンもついてて、調理器具・食器も揃ってるので、長期滞在にぴったり。1名から家族や友人と一緒に10名まで泊まれちゃいます。
周辺情報
荒町庵から徒歩7分の場所に、スーパー、コンビニ、ドラッグストアが集まってるので、食材や日用品に困ることはありません。
・Aコープ なんとセフレ
・ローソン
・クスリのアオキ


公共交通機関
荒町庵から徒歩圏内の最寄り駅は「城端駅」のみ。公共交通機関で城端駅へ、また城端駅から周辺へのアクセスは以下の通りです。
◆都心から城端駅まで
①東京から城端駅まで:東京駅 (北陸新幹線) ⇒ 新高岡駅 (城端線に乗換え) ⇒ 城端駅 /約4時間
②大阪から城端駅まで:大阪駅 (特急サンダーバード) ⇒ 敦賀駅 (北陸新幹線) ⇒ 新高岡駅(城端線に乗換え) ⇒ 城端駅 / 約3時間30分
③金沢から城端駅まで:世界遺産バス(加越能バス)で60分
◆城端駅から周辺へ
・JR 城端線
JR西日本のローカル線。高岡駅から城端駅まで全14駅。富山県内で最初に開業した歴史ある鉄道路線ですが、経営移管が決まり、このレトロな車両は数年後になくなってしまうそう。今のうちにぜひ。
(参考記事)いずれ見られなくなる!?「城端線」に乗って城端へ!城端駅周辺も散策してきました
※掲載の時刻は、2025年10月現在の情報です。最新の情報をお確かめの上、お出かけください。
・世界遺産バス(加越能バス)
富山県「高岡」から岐阜県「白川郷」を結ぶ路線バス。「高岡」、「新高岡」、「能作」、「城端」、「五箇山(相倉口、上梨、菅沼)」、「白川郷」へのお出かけに便利です。1日の本数が限られているので乗り遅れないよう注意。
・南砺金沢線バス(加越能バス)
金沢駅から福光・城端を経由して、井波へと結ぶ路線バス。金沢から城端までは約60分。五箇山・白川郷へ行くには、城端で世界遺産バスに乗り換えます
・なんバス(南砺市営バス)
城端から井波、井口、福野、福光エリア、利賀エリアまで行けるバスです。上記2種のバスに比べて、南砺市内のより近い範囲を周回しており、住民の足になっています。こちらも時刻表が改訂されたり、1日の本数が限られてるので、必ずチェックしてください。
モデルコース:4泊5日
天候やご自身のコンディションで組み替え自由です🎶
※以下はあくまでモデルコースです。曜日や時期により、交通機関の運行状況、店舗の営業時間など、最新の情報が変更となっている可能性もありますので、事前に必ずチェックして下さい。
1日目:城端到着・情報収集
いざ南砺市へ
コース: ① 東京駅 ⇒ ② 新高岡駅 ⇒ ③ 城端駅 ⇒ ④ 荒町庵チェックイン ⇒ ⑤ 城端散策 ⇒ ⑥ スーパー等で買い出し ⇒ ⑦ 荒町庵帰宅
11:24 東京 → 14:03 新高岡(北陸新幹線はくたか561号)
東京駅からはくたかで新高岡駅へ

新高岡駅着いたら、乗り換えまで少し時間があるため、休憩所へ。
休憩所向かいのセブン・イレブンではます寿司やお酒など地元の名産、ご当地お菓子が色々揃っています。ここでお昼やお土産、道中つまめる物を買って行っても良いですね。
14:34 新高岡 → 15:22 城端 (JR城端線)

新高岡駅で城端線に乗り換えます。
城端線(新高岡〜城端)では、SUICAやICOCA等のIC乗車券は使えないので注意。新幹線の乗車券を新高岡駅までしか購入していない場合は、城端線のりばの自動販売機で切符を購入して下さい。

終点の城端駅まで12駅。2両編成のローカル線

普段はとても空いてますが、通学時間には学生さん達がどっと乗ってきます。

車窓から眺められる散居村の風景も最高です。ローカル線ならではの魅力!

ドアの開閉操作はドア横のボタンを押して行います。※ランプ点灯中のみ操作可
15:22 城端駅到着、情報収集


駅直結の南砺市観光協会へ寄って情報収集。
明日以降、なんチャリ(レンタサイクル)を借りたいなら、この時点で予約。ネットからも予約可。
16:00 荒町庵チェックイン、城端散策
城端駅から徒歩12分。荒町庵にチェックイン。荷物を置いて、まちをぶらぶら散策



城国寺・西国三十三ヶ所観世音菩薩

18:00 荒町庵に帰宅
帰りになんとセフレ(スーパー)、ローソン(コンビニ)、クスリのアオキ(ドラッグストア)で滞在に必要な食材や日用品を仕入れて、宿に帰りましょう。宿で明日以降のプランを立てます。体験、レストランなど予約が必要なものはなるべくこの日のうちに。
(参考)城端曳山祭(5月4日・5日開催)


毎年5月4日・5日には、「城端曳山祭」が開催されます。300年の伝統を誇り、ユネスコ文化遺産にも登録されています。この時期は城端のまち全体がお祭りムードに。御神像を乗せた豪華絢爛な山車はもちろん、男衆が羽織袴でしっとりと笛・三味線を演奏し唄って練り歩く庵屋台が見どころです。6つのまちの山車、庵屋台もそれぞれ特徴があるので見比べてみて下さい。時期が合えばぜひ一度は見て頂きたいお祭りです。
2日目:信仰が息づくまち「城端」でのんびりサイクリング
コース: ① 善徳寺でお朝勤 ⇒ ② 荒町庵 ⇒ ③ 城端周辺観光 ⇒ ④ ランチ ⇒ ⑤ 荒町庵 ⇒ ⑥ 城端駅でなんチャリレンタル ⇒ ⑦ 桜ヶ池クアガーデン ⇒ ⑧ 荒町庵
6:30-7:30 善徳寺でお朝勤


早く起きられたら、荒町庵の目の前の善徳寺でお朝勤(おあさじ)に参加。何百年もの間365日欠かすことなく続けられている、読経と法話のお勤め。観光客でも参加可。
7:35 荒町庵で朝食
荒町庵に戻って朝食。一休み。
9:00 城端周辺観光
ランチまで周辺観光します。

城端曳山会館 荒町庵から徒歩3分。5月4日・5日の城端曳山祭の時期以外は、豪華絢爛な山車がこちらに常設展示されており、間近で見られます。一度見たらその美しさの虜になります。
◆その他の城端観光スポット
12:00 ランチ
◆城端ランチスポット
・杜人舎 カフェ(水木定休)
・sino.a Bagel dining(月火定休)SHAREじょうはな織館内
・かねしま(うなぎ)(火定休)など
13:30 荒町庵で休憩
ランチ食べたら荒町庵に一旦戻り休憩。疲れたら休める拠点があるって最高です。
14:30 城端駅 → 15:00 桜ヶ池クアガーデン(なんチャリ)
城端駅でなんチャリをレンタル。桜ヶ池クアガーデンまでなんチャリで行くことにします(雨ならバスで)。自転車で 30分。

なんとAコープセフレとクスリのアオキのある交差点。桜ヶ池まで5000m とありますね。標識が隠れてますが、桜ヶ池の逆側が城端駅です。

なんチャリで向かう道中、里山の自然の風景も楽しめます。

桜ヶ池到着。なんチャリのレンタル返却時間が17時までなので、城端駅まで戻らず、「ヨッテカーレ城端」で返すことにします。
15:10 桜ヶ池散策

桜ヶ池の周りを散策。赤トンボ発見!
16:00 桜ヶ池クアガーデン

桜ヶ池クアガーデン。運動したので温泉浸かってのんびり。プールエリアもあります。
◆時間が余ったらこちらも観光
※飲酒運転はご遠慮ください。桜ヶ池クアガーデンから徒歩24分、荒町庵から徒歩34分です。
17:30 ジョウハナーレで夕食

桜ヶ池クアガーデン併設のレストラン「JOHANARE(ジョウハナーレ)」で地元の食材を生かした夕食を味わいます(要事前予約)。
19:33 桜ヶ池クアガーデン → 19:43 城端別院善徳寺前(なんバス)
なんバス(南砺市営バス)の城端さくら線で宿に帰ります。バスは1〜2時間に1本で、最終は20時台。乗り遅れないよう注意。
3日目:まち全体が木彫刻の美術館「井波」を歩く
コース: ① 城端駅 ⇒ ② 井波 ⇒ ③ 城端駅
10:21 城端駅前 → 10:45 井波(南砺金沢線バス(加越能バス))
11:00 - 16:00 井波観光
井波はフリープランです。バスで井波に着いたら以下を組み合わせて、自由に回って下さい。井波のバス停は「瑞泉寺前口交通広場」が便利です。

井波のメインストリート「八日町通り」。
アメリカの大手旅行誌『Condé Nast Traveler』で「世界の静かな所50選」に井波が選ばれただけあって、とっても静かです。


至るところに木彫りのユニークな動物達が見られます。

約30匹の木彫りの猫ちゃん達も隠れていますよ!探してみて下さい。(結構難しいです)

井波別院瑞泉寺 井波彫刻が本当に見事で、井波が全国随一の木彫りのまちである事が実感されます。
ナイトミュージアムでは木彫刻をライトアップして幻想的な雰囲気に。ここだけでしかできない貴重な体験(要事前予約)

井波のクラフトビール「NAT.BREW」
クロモジや干し柿など南砺の食材を使ったビールがあり面白いです。缶でも南砺市各所で販売してますが、お店ではタップでも飲めます。
◆その他の井波ランチ・観光スポット
16:20 井波 → 16:40 城端駅前(南砺金沢線バス(加越能バス))
1日井波で遊んだら、定宿の荒町庵に帰ります。
4日目:世界遺産の合掌造り集落「五箇山」をまわる
コース: ① 城端曳山会館(バス停) ⇒ ②相倉口(バス停)・世界遺産集落 ⇒ ③上梨(バス停)・村上家 ⇒ ④菅沼(バス停)・世界遺産集落 ⇒ ⑤城端曳山会館(バス停)
10:32 城端曳山会館 → 10:53 相倉口(世界遺産バス)
4日目は世界遺産バスで五箇山を回ります。荒町庵からは、城端駅前のバス停より城端曳山会館前から乗る方が近いです。

相倉口到着。白川郷とともにユネスコ世界遺産に認定されている合掌造りの集落。おとぎ話のような日本の原風景が残っています。

小一時間ほど歩いて回ります。
12:13 相倉口 → 12:22 上梨(世界遺産バス)
また世界遺産バスで移動。バスの本数が少ないので、時間管理はしっかりと。

村上家住宅 国指定有形文化財。約350年前の建築当時の姿を伝えます。


ランチはこちらの「拾偏舎」でそばとうどんの合い盛りを頂きました。五箇山豆腐のお刺身と山菜の胡麻和えもついてます。さらに追加で、豆腐田楽も注文。
店内は庄川沿いで景色も良いです。

先ほどのランチに出てきた五箇山豆腐はこちら「喜平商店」のお豆腐。五箇山豆腐は「縄で縛っても崩れない硬さ」で有名。濃厚で食べ応えがあります。

店先で豆乳ソフトクリームを頂きました。ほんのり甘い。
14:47 上梨 → 14:53 菅沼(世界遺産バス)
体力と時間に余裕があれば、もう一つの世界遺産集落の菅沼までバスで移動し、小一時間ほど見て回ります。
16:31 菅沼 → 17:06 城端曳山会館(世界遺産バス)
バスで宿まで帰宅。1日歩き回って、お疲れ様でした。
(参考)こきりこ祭り(9月25日・26日開催)

毎年9月25日・26日には上梨で「こきりこ祭り」が開催されます。こきりこは五箇山地方に伝わる日本最古の民謡で、こきりこ・ささらという素朴な楽器を使うのが特徴です。最後は観客も一緒になってささらを持って、輪踊りするのも楽しいです。
合掌造りに泊まって、体験できるツアーもあります。
5日目:ハイセンスな鋳物ブランド「能作」を楽しむ
コース: ① 荒町庵チェックアウト ⇒ ② 城端でランチ ⇒ ③ 城端駅前 ⇒ ④ 能作 ⇒ ⑤ 新高岡駅 ⇒ ⑥ 東京駅
11:00 荒町庵チェックアウト
名残惜しいですが、宿を後にします。
11:10 ランチ
バスの時間まで間があるので、城端のまちの中でランチ
※ランチスポットは2日目参照
13:05 城端駅前(発) → 13:27 能作前(世界遺産バス)

能作に到着。「能作 (NOUSAKU)」というのは鋳物商品の会社名・ブランド名です。本社工場の建物もカッコ良いです。

入ってすぐ目に飛び込んでくるこちら、アート作品のようですが、何だと思います??
実は、鋳物製作の際に使う「木型」なんです。現役で使われているものを展示。色の違いは木型職人さんの違いとのこと。

工場見学や鋳物製作体験もできます。(要事前予約。当日でも空きがあれば参加可)
ギャラリーショップでは錫や真鍮の花瓶や食器、アクセサリーなど販売してますが、欲しい物があり過ぎて困ります (笑)

バスを待つまでの時間はカフェでゆったり。
食器はもちろん、ここの錫のコップ、お皿です。錫は美しい光沢を放つだけでなく、柔らかく曲がる性質があり、お皿や箸置きなど面白い形に変形できます。抗菌性があり、熱伝導率が高いので、冷たいアイスコーヒーにより器もキンキンに冷えています。
16:27 能作前 → 16:40 新高岡駅(世界遺産バス)
世界遺産バスに乗って、新高岡駅へ。
17:07 新高岡 → 20:00 東京(北陸新幹線はくたか572号)

帰りも新高岡駅のセブン・イレブンにお世話になりました(笑)。
「トロッコ宇奈月ビール」(アルト)と「Smokedはべん」。「はべん」とは富山・石川で「かまぼこ」や「はんぺん」を意味する方言。HARRY CRANESという北陸唯一のウィスキー蒸溜所・三郎丸蒸留所のおつまみブランドとのコラボ。スモーク好きにはたまらないおつまみです。
(参考)他の周辺観光
南砺市をゆったり満喫するプランいかがでしたか?
さらに長期滞在の場合、もしくは再来する場合は以下へ足を伸ばすのもオススメです。上記モデルプランを組み替えても良いですね🎶
民藝の心が生きるまち「福光」
行き方:JR城端線 (高岡行方面)「城端」→「福光」2駅 / 7分

こちらも南砺市内。「世界のムナカタ」、国際的な評価を得た版画家・棟方志功が疎開時に滞在し、数々の作品を制作しました。
「棟方志功記念館 愛染苑(あいぜんえん)」、アトリエ兼旧居「鯉雨画斎(りうがさい)」、民藝館「青花堂(しょうげどう)」、「棟方志功資料館」と計4つの施設があり、棟方志功の世界に出会えます。
チューリップのまち「砺波」
行き方:JR城端線 (高岡行方面)「城端」→「砺波」7駅 / 25〜30分

南砺市のお隣の砺波市。城端線で一本で行けます。
砺波市はチューリップの球根栽培面積が全国ナンバー1だそう。砺波チューリップ公園では、毎年4月下旬〜GW時期に「となみチューリップフェア」が開催され、なんと300品種、300万本ものチューリップが色あざやかに咲き誇ります。開花時期の春に訪れるのがベストですが、1年中楽しめる公園です。
日本のベニス 運河のまち「内川エリア」
行き方:JR城端線で高岡行方面「城端」→「高岡」13駅 / 約50分。「高岡」から万葉線「高岡駅」まで徒歩6分。万葉線で越ノ湯行方面「高岡駅」→「新町口」20駅 / 約40分。合計2時間弱。

富山県射水市にある「富山湾」と「富山新港」を結ぶ運河周辺の港町エリア。日本のベニスとも称され、まるで映画のセットのような美しさと静けさ。運河沿いの散策も、観光船に乗っての遊覧も楽しめます。お魚も美味しい。
路面電車の万葉線に乗ってコトコト向かう途中の景色も楽しめます。
富山湾の漁師町「氷見」
行き方:JR城端線 (高岡行)・JR氷見線 (氷見行)「城端」→「高岡」→「氷見」20駅 / 約1時間30分

日曜日の運行(一部祝日も)に限られますが、もし予定が合えば、氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」、通称「べるもんた」に乗るのがオススメ。車窓から海岸や散居村の美しい風景が見られ、旅情を味わえます。

足湯に浸かって一休み
加賀前田藩のお膝元 伝統文化・工芸のまち「金沢」
行き方:南砺金沢線バス(加越能バス)で金沢駅西口行「城端駅前(バス停)」→「金沢駅西口(バス停)」9駅 / 65分

実は金沢は城端からバスで1時間と近いのです。東京から埼玉くらいの感覚。観光スポットは当記事で紹介するまでもなく、いくらでもありますね。
温泉とトロッコ電車のまち「宇奈月温泉」
行き方:JR北陸新幹線(東京行方面)「新高岡」→「黒部宇奈月温泉」2駅 / 21分


最終日、新幹線で宇奈月温泉に寄って帰るプランもアリ。日帰り温泉に入ったり、黒部峡谷トロッコ電車に乗ったり、ゆったりでもアクティブにでも楽しめます。
私達は富山県南砺市の魅力を国内外に発信しています。 富山県南西部に位置する南砺市は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、日本の原風景と、古き良き日本の伝統文化が今に色濃く残っている場所です。 合掌造り集落で知られる五箇山は、独自の文化を持ちながら人々が暮らす、まさに「生きた世界遺産」。田園に広がる散居村も、この地方独特の特別な風景のひとつです。中世から近世にかけて絹織物で栄えた城端や、木彫りで知られる井波には、薫り高い歴史と文化が息づき、棟方志功が暮らした福光、市場町として栄えた福野、椿の里の井口、 演劇と都市交流の利賀など、南砺の里山はいつも旅の魅力にあふれ、人々は温かい笑顔でむかえてくれます。