【大阪から日帰り旅】高速バスで行く！「海と赤レンガのまち・舞鶴 」

• 目次
• バス旅のメリット(OCAT発)
• モデルコース概要
• OCAT発の高速バスで東舞鶴へ
• 午前の部：海辺の景色と赤レンガを満喫
• 午後の部：歴史と文化をめぐる
• カフェ＆お土産タイム
• お得な「かまぼこ手形」
• 舞鶴の余韻を感じながら大阪へ
• まとめ

バス旅のメリット(OCAT発)

1.乗り換えなしの直通で目的地に到着！

大阪ミナミ難波（OCAT）から目的地である街や観光地迄は、乗り換えなしの直通で到着。乗り換えのために、大きな荷物を持って階段や改札を移動する必要がなく、乗り換え先を迷うこともないため、初めての土地の旅でも安心です。

2.大きな荷物でも乗り降りが簡単！

スーツケースなど、大きな荷物はバスの乗車前にトランクルームに預けられます。車内に持ち込む必要がないため、狭い通路で荷物の置き場所に苦労することもなく、座席でゆったりくつろげます。ただし、手荷物の大きさには制限があるため、心配な場合はバス会社に確認した方が安心です。

3.いつも座って快適移動！

指定席のため、必ず座れます。設備はトイレ付きでWi-Fiの利用や充電ができる車両もあるため、到着迄の時間を有意義に過ごせます。なお、バス会社により設備は異なるため、乗るバスが決まり次第、設備を確認した方が安心です。

4.雨の日でも濡れずに乗車！

大阪ミナミ難波（OCAT）のバスのりばは、建物の2Fにあり、傘をささずに乗車できるだけでなく、エアコンも完備しているため、待ち時間も快適です。また、バスターミナルのある建物の地下1FにあるJR難波駅から簡単に来れるだけでなく、大阪メトロ、近鉄・阪神の各難波駅からも、地下通路のOCATウォーク、なんばウォークを通して、建物の地下1Fに通じているため、傘無しで鉄道の駅からバスターミナルに来ることができます。地下1Fからバスターミナルへの移動も、乗り換えは必要ですが、エレベーターで移動することができ、大きな荷物をもった移動やベビーカーを伴った移動等に大変便利です。ただし、目的地のバス停は道路上の場合もあるため、雨のことが心配な場合はバス会社に確認する方が安心です。  

5.待ち時間も充実！

2Fにバスのりばのある建物（OCAT）は、便利なお店がいっぱい。お好み焼き、すし、うどんなど、大阪ミナミ難波の絶品＆大満足グルメを堪能できるだけでなく、物販店（お土産、雑貨、酒、薬、靴修繕等）、コンビニエンスストア、郵便局など、旅行中に必要なものが買えるお店がそろっています。うまく活用することで、充実した旅行ができます。

6.OCAT周辺の観光スポットに歩いて行ける！

バスの出発時間迄に余裕があれば、コインロッカーに荷物を預けて、道頓堀、心斎橋、なんばパークスなど、大阪ミナミ難波の観光スポット迄、歩いて行くこともできます。また、観光スポット迄の食べ歩きも旅行の醍醐味、短時間でも大阪ミナミ難波を満喫できます。 

モデルコース概要

往路：OCAT（なんば）7:30発 → 東舞鶴 10:00着（高速バス利用）

復路：東舞鶴 18:00発 →OCAT 20:30着

市内移動：「かまぼこ手形」で路線バス乗り放題＋主要施設入館料込み

「かまぼこ手形」は市内バスの1日フリー乗車券。引揚記念館や赤レンガ博物館など人気施設も入館OK！

※日帰りコースに掲載している高速バスの時刻は作成時点のものであり変更となる場合があります。

OCATとは？

大阪シティエアターミナル、略してOCATは、JR難波駅に直結している大型複合施設のビルです。地下鉄、近鉄・阪神と、主要な鉄道へアクセスしやすい場所となっています。

OCATビル内には、ショッピングモールやレストラン街もあり、観光の合間や移動時の休憩など、隙間時間の利用にもぴったりです。またお土産の購入にもうってつけの場所です。

詳細については下記の記事にまとめておりますので、OCAT周辺や内部のことを詳しく知りたい人は以下の記事も読んでください。

OCAT・大阪シティエアターミナル

〒556-0017 大阪府大阪市浪速区湊町１丁目４−１

大阪シティエアターミナル（OCAT）は、大阪市浪速区湊町に位置する多機能商業複合施設です。南大阪市内バスのターミナルや関西国際空港行きのバス発着所があり、JR難波駅に直結しています。また、6階建ての商業フロアにはショップ、レストラン、案内所が併設されています。OCATは音楽パフォーマンスが頻繁に行われるスポットでもあり、屋外の「ポンテ広場（Ponte Square）」は、大阪の若者たちによるストリートダンスコミュニティの練習や交流の場となっています。

OCAT発の高速バスで東舞鶴へ

朝7：30　OCAT発のバスに乗って出発！約2時間半で東舞鶴に到着（10：00頃予定）。快適な移動で、旅の始まりにぴったりです。

京都交通ホームページ（日本語）

午前の部：海辺の景色と赤レンガを満喫

10:15　明治期に建てられた赤レンガ倉庫群を活用した「舞鶴赤レンガパーク」は、国の重要文化財にも指定される歴史的建造物群です。旧海軍の兵器廠として誕生した重厚な建物は、現在、赤レンガ博物館（かまぼこ手形利用可能）や展示ホール、カフェ、ショップなどとして再生。レンガの温もりと海風を感じながら、歴史・芸術・グルメを一度に楽しめる人気観光スポットで、舞鶴の歴史と今が調和する、フォトジェニックな港町の象徴です。

舞鶴赤れんがパーク

舞鶴赤れんがパーク

〒625-0080 京都府舞鶴市北吸１０３９−２

11:00　日本海側有数の天然良港・舞鶴湾を約1時間かけて巡る「舞鶴港めぐり遊覧船」は、舞鶴ならではの絶景クルーズです。四方を山に囲まれた穏やかな湾内を進みながら、海上自衛隊の護衛艦や造船所、赤レンガ倉庫群など、海からしか見られない景観を間近に楽しめます。ガイドによる解説付きで、舞鶴の歴史や港の役割を学べるのも魅力。春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に異なる表情を見せる舞鶴湾の美しさを満喫できる人気の観光体験です。

港めぐり遊覧船

昼食：港町の味覚を堪能

12:15頃　舞鶴港で水揚げされた新鮮な魚介を堪能できる「サカナテラス」は、赤レンガパーク内にある人気の海鮮レストランです。地元の鮮魚店「舞鶴さかな市場」が直営しており、その日の仕入れによって内容が変わる「海鮮丼」や「焼き魚定食」はどれも絶品。舞鶴湾を眺めながら味わう旬の魚料理は格別です。店内は木の温もりを感じる開放的な空間で、家族連れや観光客にも好評。新鮮・安心・地元産にこだわった舞鶴グルメを気軽に楽しめる、ランチにおすすめの一軒です。

午後の部：歴史と文化をめぐる

13:30　引揚記念館（かまぼこ手形利用可能）

第二次世界大戦後、約660万人の引揚者と約1万6千人の遺骨を迎えた舞鶴港。その歴史を後世に伝えるため建てられたのが「舞鶴引揚記念館」です。ユネスコ「世界記憶遺産」に登録された「シベリア抑留と引揚関連資料」をはじめ、当時の生活用品や手紙など約12万点を収蔵。抑留生活の実態や、故郷を思う人々の心情を映像や展示で体感できます。平和の尊さを静かに語りかけるこの場所は、訪れる人の心に深く響く、舞鶴を代表する平和学習の拠点です。戦後の引揚げの歴史を伝える施設。展示映像や手紙など、平和への思いに触れられます。

舞鶴引揚記念館ホームページ（日本語）

明治時代に建てられた旧舞鶴海軍兵器廠の倉庫を活用した「赤レンガ博物館」は、日本最古級の鉄骨レンガ建築として知られます。館内では、古代メソポタミアから近代日本まで、世界各地のレンガ文化や建築技術の歴史を紹介。実際のレンガや模型、映像展示を通して、素材としての魅力や職人の技を学ぶことができます。重厚な赤レンガの外観は、写真映えスポットとしても人気。舞鶴の近代化を支えた産業遺産であり、建築・歴史好きにもおすすめの見どころです。

赤れんが博物館ホームページ（日本語）

15:40　田辺城資料館（かまぼこ手形利用可能）

戦国武将・細川幽斎（藤孝）が築いた田辺城跡に建つ「田辺城資料館」は、舞鶴の歴史と文化を今に伝えるスポットです。館内では、細川幽斎ゆかりの品々や、関ヶ原合戦の前哨戦とされる「田辺城の戦い」に関する資料を展示。城下町として発展した舞鶴の歩みや、城郭模型、映像資料を通して、当時の人々の暮らしや知恵を感じ取ることができます。春は桜、秋は紅葉が美しい公園内にあり、散策も楽しめる静かな歴史スポットとして人気です。

田辺城資料館ホームページ（日本語）

カフェ＆お土産タイム

16:30　赤レンガパークの「5号棟カフェ」でひと休みしたあとは、「赤レンガショップ」で旅の思い出にぴったりのお土産をチェック！

「5号棟カフェ」は、歴史ある赤レンガ倉庫をリノベーションしたおしゃれなカフェ。高い天井と温もりあるレンガ壁が心地よい空間で、地元食材を使ったランチやスイーツ、香り豊かなコーヒーが楽しめます。観光の合間のひと休みにぴったりの癒しスポットです。

「5号棟カフェ」　営業時間：平日11:00-14:00 / 土日祝11:00-15:00　　定休日：火曜日 / 水曜日

舞鶴赤レンガパーク内にある「赤レンガショップ」は、舞鶴や京都北部の名産品、赤レンガグッズが揃うお土産スポット。かまぼこやスイーツ、雑貨など、ここでしか買えない限定商品も充実しています。歴史ある赤レンガの建物で、旅の思い出を探すのにぴったりなショップです。

「赤レンガショップ」　営業時間：9:00～17:00　定休日：年末年始

お得な「かまぼこ手形」

舞鶴観光の強い味方「かまぼこ手形」は、市内観光とグルメをお得に楽しめる便利な周遊パスです。市内路線バスが1日乗り放題になるほか、赤レンガパークや引揚記念館など主要観光施設の入館料が無料または割引に。さらに、飲食店や土産店での特典も受けられます。舞鶴の名産「かまぼこ」をかたどったユニークな形状で、旅の思い出にもぴったり。手軽に買えて使いやすく、舞鶴の魅力を効率よく満喫できる観光アイテムとして多くの旅行者に人気です。

販売窓口

京都交通㈱　東舞鶴チケットカウンター　西舞鶴チケットカウンター

赤れんが博物館　まいづる知恵蔵　まいづるべい・プラザ

舞鶴観光ステーション　ホテルアマービレ　ホテルベルマーレ　ホテルあるスタイン

販売価格　大人￥１，０００（小人￥５００）

舞鶴の余韻を感じながら大阪へ

夕方18:00発のバスで東舞鶴を出発。海のまちの思い出を胸に、夜景を眺めながら約2時間半のリラックス旅。20:30には大阪・OCATに到着します。

長時間移動も快適！充実の車内設備でストレスフリー

長距離の移動では、車内の快適さが大切。高速バス全車にトイレを完備しているので、急なトイレの心配も不要です。また、スマホの充電に便利なコンセントまたはUSBポート（Type-A）を搭載しています。

※一部の車両では、充電設備が未対応の場合がございます。

まとめ

海と歴史が息づく港町・舞鶴を、ゆったり巡る1日のモデルコースです。赤レンガパークのレトロな街並みや、港めぐり遊覧船で眺める迫力の艦艇群など、舞鶴ならではの景色が続きます。昼食は新鮮な海の幸を味わい、旅の締めくくりには引揚記念館で平和を想う時間を。OCAT発着でアクセスも快適、初めての舞鶴旅にぴったりのコースです。