岡山の森に癒やされる【西粟倉村】で味わう絶品ランチ2選
兵庫県と鳥取県の県境に位置する西粟倉村は、村全体の約93%が森林に覆われた自然豊かな場所です。岡山県の北部にあるこの小さな村では、美しい森に囲まれながら心と体をリフレッシュでき、わざわざ足を運ぶ価値のある素敵なランチスポットがあります。
今回は、地元のジビエ料理(野生動物の肉を使った料理)や村で育てた米を使ったメニューが楽しめるスタイリッシュなカフェと、趣のある古民家(日本の伝統的な古い家屋)で本格的なタイ料理が味わえるお店の2軒をご紹介します。
1.BASE101% -NISHIAWAKURA-

「BASE101% -NISHIAWAKURA-」は、国道373号線沿いにある木材工場の倉庫をリノベーション(改装)した複合施設です。レストラン&カフェでは、西粟倉村ならではの特別なメニューを楽しむことができます。
写真は、村で自然農法で育てた米を使ったおむすび(おにぎり)がメインのランチです。中に入れる具材と岡山県産の海苔は、お好みのタイミングで巻いて食べることができます。塩焼きにしたサバ(日本でよく食べられる魚)も一緒に添えられており、相性抜群です。

こちらは「森のジビエ 鹿肉のロースト丼」です。低温でじっくりと調理された鹿肉のローストは驚くほど柔らかく、お店特製のタレとの相性も素晴らしいです。

リノベーションされた店内は、工場建物のシンプルな雰囲気に木の温かみが加わった、スタイリッシュで心地よい空間になっています。テーブルは自社で製作したもので、ソファーや椅子は岡山市のインテリアブランド「ELD INTERIOR PRODUCTS」のものを使用しています。ゆったりと過ごせるよう、家具選びにもこだわりが感じられます。

【BASE101% -NISHIAWAKURA-】
所在地:岡山県英田郡西粟倉村長尾461-1
TEL:090-2466-9378
営業時間:10:00~17:00 ※ランチタイム11:00~14:00
定休日:火曜日
駐車場:あり
2.あるの森

日本人とタイ人のご夫婦が営む古民家カフェです。築約130年の茅葺き屋根(わらぶき屋根)にトタンを被せた伝統的な建物で、本格的なタイ料理を味わうことができます。
写真は人気メニューの「トライカレー味比べ」です。定番のグリーンカレー、「世界一美味しい」と称されるマッサマンカレー、刺激的な辛さのレッドカレーの3種類が一皿で楽しめます。ココナッツのまろやかな甘さ、ハーブのさわやかな刺激、スパイスの豊かな香り...全部食べたい!という方にぴったりの特別セットです。

タイ料理の定番といえばこちら!ジューシーな鶏ひき肉をホーリーバジル(タイのハーブ)と一緒に豪快に炒めたガパオライスは、お店特製のソースが決め手です。ご飯が進む、タイ料理の代表的な一品です。

縁側(建物の外側にある廊下のような空間)に面した座敷、田の字型に配置された板の間と畳の間など、落ち着いた雰囲気が漂う空間です。板の間には掘りごたつ式(床を掘り下げて足を入れられる形式)の大きな囲炉裏(いろり:床に作られた暖房・調理用の炉)もあり、天井から吊るされた自在鉤(じざいかぎ:囲炉裏で鍋などを吊るす道具)も古民家ならではの趣があります。こちらのお店は民宿(簡易宿泊施設)としても営業しており、カフェの営業時間が終わった後は、各部屋が客室やリビングに変身します。

【あるの森】
所在地:岡山県英田郡西粟倉村長尾818-1
TEL:090-8531-6189
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:00)
定休日:月曜日、第1・第3火曜日
駐車場:あり
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間地点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!