スキー・スノボ持ち物リスト|コンビニで買えるもの・買えないもの
スキーやスノボに出発する前日、「あれがない」「どこで買える?」と焦ることはよくあります。 日本のコンビニは品揃えが豊富なため、必要なアイテムを揃えられることが多いのが特徴です。 この記事では、現地での買い方や注意点もあわせて紹介します。
スキー・スノボの持ち物リスト|コンビニで買うときの基本情報

日本のコンビニでスキー・スノボ関連のアイテムを購入するときに知っておきたいポイントをまとめました。出発前や移動中に買い物をする場合、ぜひ参考にしてください。
日本のコンビニはほとんどが24時間営業
日本の大手コンビニ(セブン‐イレブン/ローソン/ファミリーマート)は、基本的に24時間営業の店舗が多く、深夜や早朝でも買い物ができます。移動の途中で必要なものを揃えられるため、旅行者にとっても便利です。
ただし注意点もあります。山間部の店舗は24時間営業ではない場合があるほか、そもそも付近にコンビニが存在しないスキー場も珍しくありません。深夜に到着する予定がある場合、都市部で先に必要なものを揃えておく方が安心です。
スキー専門店と比べると価格はやや高め
コンビニの商品は、スキーショップやオンラインストアより割高になる傾向があります。利便性が高い一方で、価格は少し上がると理解しておくと良いでしょう。
「急ぎで必要」「今すぐ欲しい」という場面での購入に向いています。時間に余裕がある場合は、専門店やレンタルを併用した方が経済的です。
品揃えは店舗によって異なる
コンビニは店舗ごとに品揃えが異なるため、必ずしも同じ商品が購入できるとは限りません。都市部の大型店舗はインナー類などの在庫が豊富ですが、小規模店ではサイズが限られている場合があります。
スキー場へ向かう前に、市街地のコンビニでチェックしておくと安心です。必要なアイテムがそろいやすく、選べる種類も広がります。
スキー・スノボの持ち物チェックリスト
| カテゴリ | アイテム | コンビニでの購入可否 |
| 防寒・インナー類 | 高機能インナー・下着 | 〇 |
| タイツ・レギンス・厚手の靴下 | 〇 | |
| 防寒手袋(街用) | △(店舗による) | |
| 薄手インナーグローブ | ✕ | |
| ネックウォーマー・マフラー | △(店舗による) | |
| フェイスマスク(バラクラバ) | ✕ | |
| カイロ(使い捨て) | 〇 | |
| 紫外線・乾燥対策 | 日焼け止め | 〇 |
| ハンドクリーム・リップクリーム | 〇 | |
| サングラス | △(店舗による) | |
| 安全・応急処置 | 絆創膏・鎮痛剤 | 〇 |
| ティッシュ・ウェットティッシュ | 〇 | |
| 消毒液(ミニボトル) | 〇 | |
| 便利グッズ・小物 | モバイルバッテリー・充電ケーブル | 〇 |
| タオル・着替え(濡れたとき用) | 〇 | |
| パスケース・ジップロック | 〇 | |
| 必須アイテム(レンタル推奨) | スキー板・スノーボード | ✕ |
| スキーウェア・ブーツ | ✕ | |
| ゴーグル・スキーグローブ・ヘルメット | ✕ | |
| メンテナンス系 | ゴーグル曇り止め・ワックス・防水スプレー | ✕ |
| エッジ調整用具 | ✕ |
コンビニで購入できるもの

まずは、コンビニで購入できるアイテムをカテゴリ別に紹介します。店舗によって在庫が異なるため、すべてのコンビニで同じ商品が手に入るわけではありません。その点だけ押さえておくと安心です。
防寒・インナー類|雪山でも快適に
雪山での快適さを左右する防寒・インナー類は、多くがコンビニでも購入できます。
高機能インナー・下着
保温性と速乾性に優れた高機能インナーは、スキーウェアの下に着ることで体温を保つ働きがあります。
素材を選べる場合は、汗で濡れると乾きにくいコットンは避けるのが安心です。ウールやポリエステルなどの素材であれば、汗を吸収して素早く乾くため、一日を通して快適に過ごせます。汗をかきやすい方は、休憩時に着替えられるよう予備を1枚持っておくと便利です。
タイツ・レギンス・厚手の靴下
下半身の冷え対策として、タイツやレギンスは必須アイテムです。足先は特に冷えやすいため、しっかりとした防寒を意識しましょう。
厚手の靴下はブーツ内の保温性を高めるだけでなく、擦れによる痛みを防ぐ役割もあります。ふくらはぎまで覆う長めのタイプを選ぶと快適です。タイツや靴下は、雪や汗で濡れたときのために複数枚あると安心できます。
フェイスマスク(バラクラバ)
顔まわりの冷えを防ぐアイテムとして、フェイスマスク(バラクラバ)があると安心です。風や雪が強い日でも頬や鼻を保護でき、体感温度の低下を抑えてくれます。
コンビニではほとんど取り扱いがないため、必要な方は事前に準備しておくのが安全です。スキー場の売店に並んでいることもありますが、価格が高めな場合があります。
防寒手袋
防寒手袋は、短時間であればスキーグローブの代わりとして使えます。カイロと組みあわせると、手先をより温められます。
ただし、コンビニに並んでいるのは 街用の薄手タイプで、防水性はありません。 雪に触れるとすぐ濡れてしまうため、滑走には向かない点だけ押さえておきましょう。
長く滑る予定がある場合は、スキー場へ向かう前にスポーツ用品店で専用グローブを準備しておくと安心です。
ネックウォーマー・マフラー
首元の防寒は体感温度に大きく影響します。ネックウォーマーやマフラーがあると、風を防いで体温を保ちやすくなります。
吹雪などの悪天候時は、ウェアの隙間から雪が入り込む場合があるため、首元をしっかり覆えるタイプがあると心強いです。ただし、店舗によって取り扱いがないケースもあるため、注意しておきましょう。
カイロ(使い捨て)
寒さ対策の定番アイテムが使い捨てカイロです。貼るタイプ・貼らないタイプの2種類があり、目的にあわせて選べます。
お腹や背中に貼るカイロは体をじんわり温め、貼らないタイプはポケットに入れて手を温めるのに便利です。足先用の小さなカイロもあるため、冷えに悩む方はブーツ内に入れて使う方法もあります。種類をいくつか持っておくと、状況にあわせて使い分けられます。
紫外線・乾燥対策グッズ|強い日差しも安心
雪山は紫外線が強く、空気も乾燥しているのが特徴です。こうした環境から肌を守るためのアイテムは、コンビニでも購入できます。
日焼け止め
雪は紫外線を反射するため、日焼け止めでの対策が欠かせません。特に標高が高いスキー場では紫外線量が増えるため、SPF50以上の高い数値を選ぶと安心です。
汗で流れやすいので、塗り直し用をウェアのポケットに入れておくと便利です。鼻や頬骨など、顔の高い位置は日焼けしやすいため、重点的に塗りましょう。
ハンドクリーム・リップクリーム
雪山は乾燥しやすい環境のため、ハンドクリームやリップクリームがあると安心です。特に手や唇は乾燥に弱く、ひび割れを起こしやすい部分です。
リップクリームはUVカット機能付きを選べば、紫外線対策も兼ねられます。ハンドクリームは小さめのサイズであればポケットにも入れやすく、こまめにケアできます。
サングラス
サングラスはゴーグルの代わりとして使え、雪の反射による眩しさを軽減してくれます。
ただし、コンビニでの取り扱いは店舗によって異なります。また、スポーツ用ゴーグルとは違い、風や雪の侵入を防ぐ機能はないため、あくまで緊急時の代用品として考えると良いでしょう。
安全・応急処置用品|いざというときに備え
怪我や体調不良に備えておきたいアイテムは、コンビニでも購入できます。すぐ使える状態で持っておくと安心です。
絆創膏・鎮痛剤(頭痛薬など)
転倒による擦り傷やブーツの靴擦れに備えて、絆創膏は必ず持っておきたいアイテムです。複数サイズがあると、傷の大きさにあわせて使えます。
また、気温差や標高の変化で体調を崩すこともあるため、頭痛薬や風邪薬を準備しておくと心強いです。普段から服用している薬がある場合は、忘れずに持参しましょう。筋肉痛や高山病対策として鎮痛剤を用意しておくのも役立ちます。
ティッシュ・ウェットティッシュ
ティッシュは、鼻をかむときや食事の前後の手拭きなど、多くの場面で使える万能アイテムです。
ポケットティッシュなら、ウェアのポケットに入れてすぐに取り出せます。必要なタイミングが多いため、複数個持っておくと便利です。
消毒液(ミニボトル)
消毒液は、怪我の際に素早く清潔に保てるだけでなく、食事前の手指消毒にも使えます。衛生面を気にする方にとって必須のアイテムです。
コンビニでは、携帯しやすい消毒液を選ぶとよいでしょう。
便利グッズ・小物|スキー旅行をもっと快適に
スキーやスノボで必須ではなくても、あると快適さが大きく向上するアイテムもコンビニで手軽に揃えられます。
モバイル関連グッズ(モバイルバッテリー・充電ケーブル)
写真撮影や連絡手段としてスマホを使う場面は多く、寒さによってバッテリーが早く消耗することもあります。
軽量タイプのモバイルバッテリーがあれば、電源切れを防げます。充電ケーブルとセットで準備しておくと安心です。
衣類・持ち物(タオル・着替え・小銭入れ)
スキーやスノボをしていると、汗や転倒で濡れてしまうことがあります。濡れたまま帰らないよう、Tシャツや下着などの着替えを用意しておくと快適です。コンビニでも簡易的なものなら購入できます。
タオルは汗拭きや手拭きだけでなく、濡れたゴーグルやグローブを拭く際にも役立ちます。小銭入れはロッカーや自動販売機の利用時に便利で、防水性のあるタイプなら濡れる心配がありません。
その他(パスケース・ジップロックなど)
ジップロックはスマホや小物を濡れから守るのに役立ちます。コンビニでもさまざまなサイズが販売されているため、持ち物に合う大きさを選ぶと使いやすくなります。また、濡れた手袋やフェイスマスクを一時的に入れておく用途にも便利で、数枚持っておくと安心です。
リフト券を入れるパスケースを用意しておけば、紙のリフト券が濡れて破れてしまう心配を減らせます。なお、多くのスキーウェアにはリフト券用のポケットが付いているため、必ずしもパスケースが必要になるわけではありません。予備として用意しておくと安心です。
コンビニで購入できないもの

スキーやスノボに必要な必須アイテムやメンテナンス用品の多くは、コンビニでは販売されていません。現地でレンタルできるものがほとんどで、一部は専門店での購入が必要です。
必須アイテム|現地レンタルを活用
スキーやスノボを楽しむための基本的な道具は、スキー場でレンタルするのが一般的です。
スキー板・スノーボード
スキー板やスノーボードは滑走に欠かせないアイテムですが、コンビニでは購入できません。現地のレンタルショップを利用する方法が一般的です。
レンタルを利用すれば、自分で道具を運ぶ必要がなく、移動が楽になります。事前予約で割引が適用される場合もあり、当日の手続きがスムーズになることもあります。
スキーウェア・ブーツ
スキーやスノボには、防水性・防寒性に優れた専用のウェアやブーツが必要です。これらもコンビニでは販売されていないため、現地レンタルを利用するのが便利です。
ウェアやブーツはサイズが重要なため、レンタル時に試着して選ぶと快適に滑れます。特にブーツはフィット感が滑りやすさに直結するため、スタッフと相談しながら選ぶと安心です。
ゴーグル・スキーグローブ・ヘルメット
ゴーグルは風や雪から目を守り、視界を確保するために欠かせません。スキーグローブは防水性と防寒性に優れており、転倒時の怪我防止にも役立ちます。ヘルメットは頭部を守るために大切なアイテムで、初心者は着用しておくと安心です。
これらはレンタルできるスキー場が多いものの、肌に直接触れるアイテムのため、レンタルではなく購入を選ぶ人もいます。事前にスキー場の公式サイトでレンタル可否を確認しておくと確実です。
メンテナンス系の持ち物|現地の売店またはレンタル
スキーやスノボの道具をメンテナンスするアイテムも、コンビニでは購入できません。必要に応じて、現地の売店や専門店で揃えましょう。
ゴーグル曇り止め・ワックス・防水スプレー
ゴーグルの曇り止めは視界を保つために役立ちます。ワックスは板の滑りを良くし、防水スプレーはウェアの撥水性維持に使うアイテムです。
これらはスキー場の売店で購入できます。防水スプレーは事前に自宅で処理しておくのが理想ですが、忘れた場合は現地で買うことも可能です。
エッジ調整用具
エッジの研磨や調整には専門的な工具が必要で、一般的には専門店に依頼します。
初心者の場合は、現地レンタルを利用すれば整備された板を使えるため、自分でメンテナンス用具を用意する必要はありません。
持ち物いらずでも楽しめる!オリオンツアーのスキープラン

持ち物の心配をせずにスキーやスノボを楽しみたい方には、オリオンツアーの日帰りバスツアーがおすすめです。目的地は群馬県の「たんばらスキーパーク」で、約5時間たっぷり滑る時間があります。
ツアー料金には、リフト券・レンタル用具・ウェア利用券がセットになっているため、道具を持っていない初心者でも安心して参加できます。レンタル品の種類も豊富で、好みにあわせて選べる点も魅力です。
さらに、英語・中国語ガイドが同行するため、初めて日本のスキー場を訪れる方でも言語の不安なく楽しめます。個人旅行のように重い荷物を持ち運ぶ必要もなく、スキーやスノボに集中できるのも大きなメリットです。
持ち物リストとコンビニ活用でスキーを満喫!ツアーならさらに便利

本記事では、スキー・スノボに必要な持ち物リストと、コンビニで買えるもの・買えないものを紹介しました。
日本のコンビニは24時間営業で、急な忘れ物にも対応しやすいのが特徴です。ただし価格はやや高く、店舗によって在庫が異なるため、できる限り事前に準備しておくと安心です。スキー板やウェアなどの必須アイテムはコンビニでは購入できないため、現地のレンタルを活用しましょう。
快適にスキーやスノボを楽しむために、今回の持ち物リストを参考に準備してみてください。ツアーを利用すれば、さらに手軽にスキー旅行を満喫できます。
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