【次回開催決定!/レポート 】“Let’s Eat Tokyo Food”
東京産の農水産物を使った試食イベント「Let’s Eat Tokyo Food」を築地で開催。寿司や天ぷらを通じて、島しょ部や多摩地域など東京食材の多様な魅力を外国人来訪者に体感してもらう機会となりました。2月26日・27日、次回開催決定
2025年12月4日・5日の2日間、東京・築地にて、外国人来訪者を対象に、東京の農林水産物を紹介する試食イベント「Let’s Eat Tokyo Food」が開催されました。
東京は、全国各地から食材が集まる大都市というイメージが強い一方で、都内の一部の区部や多摩地域では、現在もさまざまな農産物が生産されています。
また、伊豆諸島や小笠原諸島をはじめとする島しょ地域では水産業が盛んに行われており、東京の海で獲れた多種多様な魚や、それらを活かした伝統的な加工品が生み出されています。
本イベントは、こうした東京の農水産物の魅力をPRすることを目的に、食を通して体感できる機会として実施されました。当日は、島しょ部の海産物から山間部で育ったワサビまで、すべて東京産の食材を使用し、プロの調理師による寿司や天ぷらが提供されました。
提供されたメニューは、日本料理の定番である天ぷらと寿司。いずれも使用された魚と野菜はすべて東京産です。
寿司は、東京湾で水揚げされたマグロとハマダイを使った握り2貫が提供され、天ぷらには、小笠原諸島で獲れた柔らかなソデイカ、三宅島産の香り高い明日葉、肉厚の都内産しいたけなどが使われました。
調理を担当したのは、東京都日本調理技能士会調理師会の料理人たちです。会場はオープンキッチン形式となっており、参加者は魚をさばき、寿司を握り、天ぷらを揚げる様子を間近で見ながら、料理が完成していく過程を体感することができました。



また、各テーブルには、都内各地で生産された調味料が用意されました。小笠原諸島の海水から作られた塩や、八丈島産の明日葉を粉末にした明日葉塩、東京産の柚子、奥多摩の清流で育ったワサビなどが並び、来場者はそれぞれの好みに合わせて味を調えながら、東京産食材の多様な風味を楽しんでいました。

来場者の反応
参加者からは、「新鮮で素晴らしい料理だった」「とてもおいしく、ユニークな内容だった」「今まで食べた中でも最高の握りだった」など、寿司や天ぷらの味や品質を評価する声が多く寄せられました。
また、「明日葉を初めて試した」「新しい食材や味を知ることができた」といった感想もあり、東京都産食材の魅力を知り、「とうきょう特産食材使用店」の紹介などを通じて、東京産食材を味わう機会につながる取組となりました。
築地で東京産の食材を味わい、その魅力を知るひととき。
「Let’s Eat Tokyo Food」は、東京の食を身近に感じられるイベントとなりました。多くの来場者の記憶に残る機会であったようです。

2026年2月26日・27日、次回開催
12月開催の好評を受け、「Let’s Eat Tokyo Food」は2026年2月にも開催されることが決定しました。次回は、2月26日・27日の2日間、東京駅エリアの MY Shokudo Hall & Kitchen を会場に実施されます。
参加は無料で、開催時間などの詳細については、決まり次第、本記事にてあらためてお知らせいたします。
東京食材の魅力を体感できる機会として、次回開催にもぜひご注目ください。皆さまのご来場をお待ちしています。
MY Shokudo Hall & Kitchen
公式サイト:mhk-tokyotorch.jp
所在地:東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH 3F
東京の味わいを体験しよう! 東京産の食材を使ったできたての無料寿司&天ぷらをお楽しみいただけます。