成田空港近くの桜の名所5選!成田山公園や佐倉城址公園など
成田空港周辺で花見を楽しめる穴場スポットを厳選。成田市・佐倉市の混雑を避けてゆっくり過ごせるおすすめ公園5選をご紹介します。アクセス情報や見どころを分かりやすく解説します。
成田と佐倉の穴場桜スポット
成田空港の近くにある千葉県の成田市と佐倉市には、見事な桜の名所があります。地元の人々に愛されている一方で、観光客が大勢押し寄せることもまれで、静かに花見を楽しむのに最適です。
成田・佐倉の桜の開花時期は通常3月下旬から4月上旬で、東京とほぼ同じです。
成田空港を利用する際は、到着時や出発直前に立ち寄り、市街地の喧騒から離れて花を楽しむことをぜひ検討してみてください。
1. 成田市さくらの山公園:桜と飛行機

Photo by Pixta
成田市・桜の山公園は、成田空港のA滑走路の北側に位置し、マロウドインターナショナルホテル成田からほど近い場所にあります。
見頃の時期には、約500本の桜が丘一面をやわらかなピンクの花びらで覆い、色とりどりの景観が広がります。足元には鮮やかな黄色の菜の花が咲き誇り、上の桜との対比が一層鮮やかで息をのむような光景を作り出します。

Photo by Pixta
成田市さくらの山公園は、桜の合間を縫うように離着陸する飛行機をドラマチックに撮影したいカメラマンにとって最適なスポットです。
地域の味を楽しみたいなら、公園内の「そらの駅 さくら館」を訪れてみてください。新鮮な果物や野菜、地元の名産品のほかにおやつや飲み物も購入できるので、少し休みたい時にぴったりです。
この公園は成田周辺で最も人気のある桜スポット。お花見を楽しむ地元の人々に配慮しながら、ぜひ桜を楽しんでください。
桜の山公園への行き方
成田空港からのアクセス
- 成田空港第2ターミナル(1F)から、京成バス 千葉東線(桜の山線またはそらまる線)に、バス乗り場2番から乗車します。
- 「桜の山」バス停で下車(公園は目の前です)。
所要時間:約15分
運賃:大人210円、子ども110円
京成成田駅からのアクセス
京成成田駅東口に出たら、APAホテル内のローソン前にある停留所から、成田市コミュニティバス(堤浦ルート)が出発します。「桜の山」バス停で下車(公園は徒歩数歩です)。
所要時間:約15分
運賃:大人200円、子ども100円
成田市さくらの山公園
所在地:Google Map
公式HP:https://www.visitchiba.jp/spot/sakura-no-yama-park/
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2. 成田山公園:新勝寺の建物と桜

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940年頃に創建された成田山新勝寺は、東日本を代表する仏教の聖地のひとつです。商業繁盛や交通安全を祈願するため、年間で1,000万人以上の参拝者を集めます。
信仰の場としての重要性に加え、敷地に広がる成田山公園の雄大な自然景観でも知られています。「生きとし生けるものへの敬い」という仏教の理念に基づいて整備された広大な緑地です。
季節ごとに公園は見事な自然の表情を見せ、春の梅や桜、藤、そして鮮やかな秋の紅葉といった景観が楽しめます。桜の見頃は例年3月下旬から4月中旬です。

成田山公園内の平和の塔 Photo by Pixta
成田山公園の見どころには、平和の塔に隣接する西洋式庭園、光明堂近くにある雄飛の滝、そして龍智池に浮かぶ浮御堂があります。浮御堂から手を打つと、鯉が挨拶するように寄ってくると言われています。
成田山公園への行き方
成田山新勝寺へは、JR成田駅から徒歩約15分で簡単に行くことができます。桜の季節に訪れたら、公園をぜひ散策してみてください。
成田山公園
所在地:Google Map
成田山新勝寺公式HP:https://www.naritasan.or.jp/
3. 房総のむら:歴史的な町並み

Photo by Pixta
房総のむらは、歴史が息づく野外博物館です。従来の展示館とは異なり、来訪者は房総地域の伝統的な暮らしや技術を、武家屋敷や商家、農家などを忠実に再現した建物を通して体感することができます。
この博物館は、見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触るという五感すべてを刺激するように設計されており、体験型のアクティビティに参加することで、地域の長い歴史と文化への理解を深めることができます。
主な見どころには、江戸時代以降の家屋を精密に復元した建物、考古資料の展示、工芸実演や民俗芸能の披露などがあります。

Photo by Pixta
房総のむらは年間を通してさまざまな体験型イベントが開かれる、活気ある文化の拠点です。
大きな見どころのひとつは、3月20日から25日にかけて開催される桜まつりです。期間中は季節の味覚を楽しみながら園内を散策できます。通りに並ぶ伝統的な建物が美しい背景を作り、地域でも屈指の風景写真スポットのひとつとなっています。
主要な祭りの時期以外でも、季節ごとの実演や趣向を凝らした特別展示が随時行われ、常に新たな魅力が生まれています。初めての方も再訪の方も、いつ訪れても新しく興味深い発見が待っています。
房総のむらへの行き方
房総のむらは栄町にあり、成田国際空港や成田山新勝寺からアクセスしやすい場所にあります。
JR成田駅からは、西口を出て、4番乗り場から千葉交通バス竜角寺台車庫行き約20分 「竜角寺台2丁目」下車。バス停からは徒歩約7分で到着します。
最寄り駅のJR安食駅からは、バスまたはタクシーで約10分の距離です。
房総のむら(屋外博物館)
所在地:Google Map
公式HP:https://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
4. 宗吾霊堂:庭園のある静かな寺域

Cherry blossoms near the hall's Niomon Gate. Photo by Pixta
宗吾霊堂東勝寺は、成田市にある真言宗の寺院です。ここは、幕府に直訴して村人に課せられた重税の軽減を訴えたため処刑された江戸時代の郷長・佐倉宗吾(木内惣五郎)を祀っています。
現在では、厄除けの名所として知られるとともに自然愛好家にも親しまれており、特に6月には本堂周辺で7,000株以上のあじさいが咲き誇ることで有名です。

Photo by Pixta
宗吾霊堂では、桜は3月下旬から4月中旬にかけて楽しめます。最も見事な景観は、仁王門へ続く参道沿いに見られます。
本堂の裏手にも桜が植えられており、静かな境内を柔らかな春色で満たします。
宗吾霊堂への行き方
宗吾霊堂へは、京成電鉄の宗吾参道駅から徒歩約15分です。
宗吾霊堂
所在地:Google Map
公式HP:https://www.nrtk.jp/enjoy/attraction/sougoreidou.html
5. 佐倉城址公園:史跡の堀と桜

Photo by Pixta
佐倉城址公園は、佐倉城の歴史的な遺構の中に整備された公園です。ここでは本丸跡をはじめ、空堀・外土塁、南・西の水堀など保存された曲輪や防御施設を見て回ることができます。
さらに詳しく知りたい方は、敷地東端にある佐倉城址公園センターで、城の模型や古写真、発掘資料などの展示を見てみるのも良いでしょう。
園内は四季折々の美しさにあふれており、早春の桜で特に知られるほか、ボタンやハナショウブ、カエデなどが彩りを添え、家族連れのピクニックスポットとして一年を通じて人気があります。敷地内の茶室では静かにくつろぐこともできますよ。

Photo by Pixta
公園は国立歴史民俗博物館に隣接しており、日本の古代から現代に至る歩みを紹介する一級の施設です。日本文化をより深く理解したい方にとって必見のスポットです。公園と博物館を合わせれば、東京からの日帰りの春のおでかけに最適です。
佐倉城址公園への行き方
京成佐倉駅から
徒歩:約20分
バス:南口から千葉グリーンバス(田町車庫行き)に乗り、「国立博物館入口」バス停で下車。ここから公園までは徒歩約5分です。
JR佐倉駅から
徒歩:約25分
バス:北口から千葉グリーンバス(田町車庫行き)に乗車し、「みやこじまち」バス停で下車(植物園方面へ徒歩約10分)または「国立博物館入口」バス停で下車(徒歩約5分)。
佐倉城址公園
所在地:Google Map
公式HP:https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/koenryokuchika/3/13/4609.html
成田空港周辺で桜を楽しむ
本記事で紹介したスポットは、成田空港に到着後すぐに混雑を避けて静かに桜を楽しみたい旅行者に最適です。
また、フライト前にゆったりとくつろいで過ごしたい方にとっても、落ち着ける癒やしの場となるでしょう。
思わず写真や映像に収めるたくなる見事な景色を、旅の始まりでも終わりでも、ぜひ見に訪れてみてはいかがでしょうか。
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Main image by Pixta
2016年よりMATCHA編集者。 能楽をはじめとする日本の舞台芸術に魅せられて2012年に来日。同年から生け花(池坊)と茶道(表千家)を習っています。 勤務時間外は短編小説や劇評を書いていて、作品を総合文学ウェブメディア「文学金魚」でお読みいただけます。