【大阪府・池田市】「ことはじめ」のまちで、あなたがなにかを始めるヒント3つ
池田市は、五月山と猪名川に囲まれた自然豊かなまち。食文化に影響を与えた発明家や、沿線から新しい暮らし方を生み出した人物と縁があるまちでもあります。そんな「ことはじめ」の物語に出会える3つの場所をご紹介します。
「何かを始めたいと思っているけれど、アイデアが浮かばない」「始めたいことはあるのに、なかなか勇気が出ない」そんな方に、ぜひ訪れてほしいまちがあります。
大阪府北部に位置する池田市。五月山のふもとに広がり、猪名川が流れる自然豊かなまちで、古くから街道の要所として発展してきました。
実はここ池田は、世界食となったインスタントラーメンを発明した安藤百福、鉄道の沿線上にニュータウンをつくり、現代のライフスタイルを生み出した小林一三とも縁のあるまち。池田には、さまざまなものごとの「ことはじめ」の物語が、いくつも残っています。
これから、このまちで、あなたが何かを始めるヒントとなる3つの場所をご紹介します。池田で生まれた挑戦の物語に触れながらまちを歩けば、あなたの中にも、「ことはじめ」のアイデアが芽生えるかもしれません。
ヒント①「安藤百福のことはじめ」カップヌードルミュージアム大阪池田

ヒント①「安藤百福のことはじめ」カップヌードルミュージアム大阪池田
お湯を注げば、わずか3分で出来上がる。手軽なおいしさで、私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいるインスタントラーメン。実はその発祥の地がここ、池田市です。
日清食品の創業者・安藤百福は、池田市の自宅裏庭に建てた小さな小屋で、ありふれた道具を使いながら研究を重ね、世界で初めてのインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出しました。

「カップヌードルミュージアム 大阪池田」では、インスタントラーメン誕生のエピソードを紹介する展示や、約800種類のパッケージが並ぶ「インスタントラーメン・トンネル」などを通して、その発展の歴史をさまざまな角度から知ることができます。
今や、日本だけでなく世界中で愛されるインスタントラーメン。その始まりは、たった一人のアイデアと行動力でした。戦後の闇市で、一杯のラーメンを求めて行列に並ぶ人々の姿を見たことが、開発のきっかけだったといわれています。
「食糧難の時代に、飢えで困る人をなくしたい」──そんな思いが、その背景にあったのかもしれません。展示をたどりながら、安藤百福の発想力や観察力に触れてみましょう。


「マイカップヌードルファクトリー」では、世界にひとつだけのオリジナル「カップヌードル」づくりにも挑戦できます。ラーメンを前にしたとき、あなたの中にはどんなアイデアが浮かぶでしょうか。
ヒント②「旅芸人のことはじめ」池田呉服座

池田駅から北へ伸びるサカエマチ商店街を抜け、旧能勢街道沿いにたたずむのが、大衆演劇場「池田呉服座(ごふくざ)」です。江戸時代には歌舞伎をはじめ、落語、講談、漫才など、さまざまな演芸が催され、昭和末期まで多くの人を楽しませてきた芝居小屋でした。現在は江戸時代に建てられた建築様式を一部再現し、大衆演劇を楽しめる劇場になっています。

池田には、能勢街道や巡礼街道、そして京都から九州までを結ぶ西国街道が走っています。西国街道は、京都と九州をつなぐ長い道。その行き交う人々の中には、九州からやってきた旅芸人の姿もありました。
大阪は今も昔も、芸の本場。芸人として名を上げるには、「大阪でウケなければならない」。大阪の芸事の中心地だった難波や道頓堀へ向かう途中にあった池田呉服座は、地方芸人のいわば腕試しの場だったのかもしれません。
多くの芸人たちの始まりを見届けてきた池田呉服座。ここで芸の「ことはじめ」を感じてみましょう。
ヒント③「エンターテインメントのことはじめ」小林一三記念館

阪急電鉄の創業者・小林一三は、鉄道の沿線にまちをつくり、新しい暮らしのかたちを提案しました。その最初のニュータウンが、現在の池田駅西側に広がる「室町住宅」です。小林一三はまちをつくっただけでなく、自らの住まいも池田に構えました。
現在その場所は、小林一三の歩みを紹介する「小林一三記念館」、蒐集品を展示する「逸翁美術館」、そして阪急電鉄の資料や宝塚歌劇、歌舞伎を中心とした演劇資料を閲覧できる「池田文庫」として受け継がれています。
小林一三は、鉄道会社を興し、住宅地を開発した実業家であると同時に、数々のエンターテインメントを生み出した人物でもありました。宝塚歌劇団や、のちにプロ野球へとつながる球団の設立も、彼の功績のひとつです。

学生時代には小説家を志していた小林一三。しかしその夢を手放し、銀行勤めを経て事業家の道へと進みます。それでも物語を描く力は失われず、宝塚歌劇団の創設当初には自ら脚本を手がけ、女性だけが出演する新しい舞台文化を形にしました。
また野球への関心から運動場を整備し、全国高等学校野球選手権大会の前身となる大会を開催するなど、スポーツの分野にも新たな流れをつくりました。池田は、そんな小林一三が構想を現実へと変えていった場所です。このまちを歩くことで、アイデアを形にするためのヒントに出会えるかもしれません。
ことはじめの決意、その意図を糸で結んでみませんか?
カップヌードルを発明した安藤百福。多くの旅芸人が芸の始まりの場所に選んだ池田呉服座。そして、人々の暮らしを豊かにするエンターテインメントを生み出した小林一三。池田には、さまざまな「始まりの物語」が息づいています。
それらの物語に触れたとき、あなたは何を「ことはじめ」したいと思いましたか。その想いをしたためるツールが、「ito」です。絵馬のように決意を書き、糸を結ぶ。「ito」は、そんな密かな願いを叶えるためのツールです。
このツールは、「カップヌードルミュージアム大阪池田」「池田呉服座」「池田城跡公園」「池田市観光案内所*」でそれぞれ手に入れることができます。
「カップヌードルミュージアム大阪池田」は、幾度もの逆境を越え、大逆転を目指した安藤百福をイメージした黄色のito。「池田呉服座」は、芸に人生を賭けた旅芸人の情熱の炎を表す赤色のito。「池田城跡公園」は、池田の川と街並みを思わせる青色のito。※池田市観光案内所では全色販売しています。

それぞれの場所でお気に入りの「ito」を手に入れたら、始めてみたいことや、胸に秘めた決意を書いてみましょう。そして最後に、池田城跡公園にある「よりどころ」でitoを結んでみてください。もしかしたら、その願いが叶うかもしれません。お守りのようにカバンや財布にしのばせて、時折読み返すのもいいかもしれませんね。


実は池田には、ここで紹介した以外にも、たくさんの「ことはじめ」の物語があります。オーディオガイド「ON THE TRIP」では、まちを歩きながら、そうした物語に出会うことができます。
音声ガイドを聞き、寄り道をしながら物語の糸をたどり、やがて辿り着く池田城であなた自身の「ことはじめ」の決意を結んで帰りましょう。
ことはじめのよりどころ「ito」
黄色に宿るのは希望の光を照らす安藤百福の物語。いろんな逆境からの大逆転を目指す意図に。
販売場所:カップヌードルミュージアム大阪池田、池田市観光案内所
赤色に宿るのは情熱の炎を灯す旅芸人の物語。さまざまな芸ごとの夢を叶える意図に。
販売場所:池田呉服座、池田市観光案内所
青色に宿るのは池田の川と街並みの物語。目先のことではなく遠い未来を見据えた意図に。
販売場所:池田城跡公園、池田市観光案内所
販売価格:黄色・青色:800円、赤色:舞踊絵巻 観劇チケット付き 2000円

オーディオガイド「ON THE TRIP」
「あらゆる旅先を博物館化する」をテーマに、神社やお寺などの文化財、絶景や温泉地、芸術祭、さらには禅や寿司などのカルチャーまで、様々な旅先で気になったことをその場で深めるトラベルガイドアプリです。
オーディオガイドの使い方は簡単。ダウンロードしたON THE TRIPアプリを立ち上げて、スポットガイドを選択します。その場で自分が気になったスポットを選んで再生すると、音声とテキスト、写真付きで目の前の景色についての歴史や背景などを教えてくれます。
※ガイドの再生は、GPS対応の自動再生タイプと手動再生する2つのタイプがあります。
アプリを立ち上げたら、「池田まち歩き」を検索。ダウンロード後、すぐにガイドを楽しむことができますが、旅のプランを練るためにも事前のダウンロードがおすすめです。イヤフォンも忘れずに準備しましょう。
01→02→03と順番にスポットを訪れながら池田の物語をお楽しみください。
大阪府内では東大阪市の「東大阪三社めぐり」や堺市の「堺まち歩き」も展開中です。ぜひご利用ください。
東大阪三社めぐり:https://matcha-jp.com/jp/26775
堺まち歩き:https://matcha-jp.com/jp/26778
【池田まち歩きー「ことはじめ」の聖地であなたは何をはじめる?】
https://on-the-trip.net/spots/713/purchase
【ことはじめの聖地】音声ガイド・池田まち歩きで見つける、はじまりの物語
https://osaka-info.jp/special/audio-guide/ikedashi-history/
ON THE TRIPは、お寺や神社、美術館などの文化財や街に息づく物語を、地図上にマッピングされたスポットを巡りながら楽しむオーディオガイドアプリです。 一つ一つのガイドはまるで映画や小説のような心動かす作品となり、ガイドを聴くことで旅先への理解が深まり、旅の体験がふくらむ。 オーディオガイドアプリを活用することで見えてくる、ガイドブックには載っていない日本の魅力と、オーディオガイドだからこそ味わえる新しい旅の仕方をご紹介していきます。