【倉敷美観地区】創業100年以上の老舗「丸五」が作る足袋シューズがすごい!
岡山・倉敷美観地区の「MARUGO KURASHIKI」で、創業100年以上の老舗メーカー「丸五」が作る足袋シューズを体験。足指が自然に開く二股構造で、歩くことが楽しくなる健康シューズの魅力をご紹介します。
「座りすぎは新しい喫煙である」——そんな言葉が世界的に注目される今、日常の中で自分の足でしっかり歩くことの大切さが改めて見直されています。白壁と柳並木が美しい倉敷美観地区にある「MARUGO KURASHIKI」は、歩くことの気持ちよさと足の健康を同時に叶えてくれる、岡山発の足袋シューズ専門店。足元から暮らしを豊かにするそのこだわりを紹介。
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目次
- 「丸五」とは—大正時代から続く、岡山の地下足袋メーカー
- 足袋シューズってどんな靴?—その構造と健康へのメリット
- 人気No.1はこれ!「たびりら」—岡山デニムを使った一足
- スニーカーに見えて、実は足袋!「TABIN(タビン)」—2025年度グッドデザイン賞受賞
- バレエシューズ型でおしゃれに足を育てる「coppelia lily(コッペリア リリー)」
- 子どもの足の成長にも—キッズ用足袋シューズ
- セットで使いたい「足袋型靴下(TABI SOCKS)」
- タイツやストッキングでも試着できる?—試着前に知っておきたいこと
- 実際に試着してみました!
- 店長・小林さんからのメッセージ
- まとめ—倉敷観光のついでに、一生モノの「歩く習慣」を
「丸五」とは—大正時代から続く、岡山の地下足袋メーカー

丸五は、1919年(大正8年)に岡山県で創立された老舗の地下足袋メーカーです。「地下足袋(じかたび)」とは、足袋の形をした作業用の履物で、日本では農業や建設現場など屋外の仕事で古くから親しまれてきたものです。丸五はその製造で長年培ってきた「縫い付け式」の伝統技術を活かしながら、現代の日常生活にも似合うカジュアルでおしゃれな足袋シューズを展開しています。
築100年以上の建物がおしゃれなショップに—歴史的な外観とモダンな店内

「MARUGO KURASHIKI」があるのは、倉敷美観地区内の複合商業施設「倉敷SOLA」の一角。店舗として使われているこの建物は、築100年以上の明治時代の元・個人医院をリノベーションしたものです。倉敷美観地区は景観保護の条例があるため外観は当時のまま残されていますが、一歩店内に入ると雰囲気は一変します。歴史を感じさせる黒い外壁と、リノベーションで取り入れられた白木の内装が見事なコントラストを生み出しており、新旧が融合した空間はそれだけで訪れる価値があります。店内には3〜4ヶ月待ちという希少な本革モデルのサンプルも展示されており、実物を見て、試着できるのも実店舗ならではの楽しみです。
足袋シューズってどんな靴?—その構造と健康へのメリット

足袋シューズの最大の特徴は、つま先が親指とそれ以外の4本指に分かれる「二股構造」にあります。この形により、靴を履いたままでも足の指が自然に開き、地面をしっかりとつかむような感覚で歩くことができます。足裏には3つのアーチ(土踏まずなどの曲線構造)が備わっており、歩行時の衝撃を吸収する天然のクッションとして機能します。足袋シューズはこのアーチ本来の力を引き出しやすく、足全体で歩くという自然な動きをサポートしてくれます。
「つま先が広い靴」とどう違うの?—ベアフットシューズとの比較

近年、足に優しい靴として「ベアフットシューズ(裸足感覚で歩けるよう設計された靴)」も注目されています。つま先部分が広く設計されていて足指が動かしやすいのが特徴ですが、指が分かれているわけではないため、靴の中で意識して指を開く必要があります。一方、足袋シューズは構造そのものが二股に分かれているため、意識しなくても自然に足指が開いた状態をキープできます。特に、普段から靴の中で指が密着した状態に慣れている方にとって、足袋シューズはより取り入れやすい選択肢といえます。
人気No.1はこれ!「たびりら」—岡山デニムを使った一足

「MARUGO KURASHIKI」でもっとも人気の高いのが、スリッポンタイプ(紐やファスナーなしで、すぽっと履けるタイプ)の「たびりら」です。中でも注目なのが、岡山県井原市の名門デニムメーカーの生地を使用したモデル。この生地は海外の有名高級ブランドにも供給されていることで知られており、岡山らしいお土産としても大変人気があります。ソールが柔らかく素足でも心地よく、綿素材なので自宅で手洗いできるのも嬉しいポイントです。
スニーカーに見えて、実は足袋!「TABIN(タビン)」—2025年度グッドデザイン賞受賞

「TABIN」は、外見はごく普通のおしゃれなスニーカーですが、内側が足袋構造になっているという画期的なシューズです。足袋専用に設計された木型(靴の形を作るための型)から作られており、履いた瞬間からしっかりと指が開く本格的な作りです。「グッドデザイン賞」は日本を代表するデザイン賞のひとつで、2025年度にこの「TABIN」が選ばれました。日常使いはもちろんビジネスシーンにも馴染むデザインで、クラウドファンディングでは目標の1,700%を達成するほどの大きな反響を呼んでいます。
バレエシューズ型でおしゃれに足を育てる「coppelia lily(コッペリア リリー)」

女性や海外からの旅行者にも特に人気なのが、バレエシューズ(フラットなソールと丸みのあるつま先が特徴の靴)スタイルの「coppelia lily」です。海外のインフルエンサーがSNSで紹介したことで爆発的な人気となり、国産生地を使用したその品質の高さも高く評価されています。普段のコーディネートに自然に溶け込みながら、足の健康もしっかりサポートしてくれる一足です。
子どもの足の成長にも—キッズ用足袋シューズ

成長期の子どもの足は肉厚で柔軟性が高く、足指を使って地面を蹴り出す感覚を育てることがとても大切です。足指は使わないでいると次第に動きが悪くなってしまうため、幼いうちから自然に足指を広げて歩く習慣をつけることが理想的とされています。キッズ用の足袋シューズは、そうした「足を育てる」という観点からも優れており、お子様連れのご家族にもぜひ手に取っていただきたいアイテムです。
セットで使いたい「足袋型靴下(TABI SOCKS)」

店内では、足袋シューズに合わせた「足袋型靴下(TABI SOCKS)」も種類豊富に揃っています。足袋型靴下とは、親指だけが独立して分かれている靴下のことで、五本指ソックスよりも脱ぎ履きがしやすいのが特徴です。デザインも可愛らしく、手軽なお土産としても人気。店内では試着用の貸し出しソックスとしても活用されているため、足袋シューズが初めての方も安心して試着できます。
タイツやストッキングでも試着できる?—試着前に知っておきたいこと

「今日はタイツを履いてきてしまった…」という方もご心配なく。店長の小林さんによると、タイツは生地を伸ばして指の間に入れれば、そのまま試着が可能とのこと。普通の靴下の場合は、無料の貸し出し用靴下が用意されているので、サッと履き替えてフィッティングを楽しめます。どんな服装で来店しても、気軽に試着できる環境が整っているのが嬉しいですね。
実際に試着してみました!

今回は2種類を試着させていただきました。デニム生地の「たびりら」を履いた瞬間、普段靴の中で縮こまっていた足指がふわっと解放される感覚があり、地面をダイレクトに感じる気持ちよさに思わず感動。もう一方の「SPORTS JOG Ⅲ」は、しっかりとしたクッション性が魅力で、足指の自由さはそのままに長時間の観光やウォーキングにも安心して使えそうな頼もしさがありました。薄底で足本来の力を鍛えるタイプか、クッション性重視で快適に歩けるタイプか——自分の好みや目的に合わせて選んでみてください。
店長・小林さんからのメッセージ

「足にお悩みがある方でも履きやすい靴が揃っていますので、観光のついでにぜひ気軽に立ち寄ってみてください」と小林店長。スポーツ用・日常用といった用途にこだわらず、好きなデザインや感触で自由に選んでほしいとのことでした。
まとめ—倉敷観光のついでに、一生モノの「歩く習慣」を

丸五の足袋シューズは、靴の機能に頼るのではなく、人間が本来持っている「足の力」を自然に引き出してくれる靴です。歩くことの楽しさや心地よさを改めて実感させてくれる、そんな特別な一足に出会える場所が「MARUGO KURASHIKI」です。倉敷美観地区を訪れた際は、ぜひ立ち寄って、あなたのお気に入りを見つけてみてください。

【MARUGO KURASHIKI(マルゴ クラシキ)】
所在地:岡山県倉敷市中央1-4-13 倉敷SOLA内
営業時間:10:00〜18:00
定休日:年末年始のみ
駐車場:周辺の有料パーキングを利用
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間地点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!