岡山・倉敷で絶対食べたい!ぶっかけうどん発祥の店「ふるいち」完全ガイド
岡山・倉敷を訪れたら「ふるいち」のぶっかけうどんをぜひ食べてみてください。地元では「まるぶ」の愛称で親しまれ、創業1948年から愛され続けるソウルフード。その魅力とおすすめ店舗をご紹介します。
-
目次
- 倉敷生まれのソウルフード「ぶっかけうどん」とは?
- 岡山県民が「まるぶ」と呼ぶ理由
- おいしさの秘密は素材と食べ方にあり
- 温・冷どちらにする?ふるいち流の楽しみ方
- 1. ぶっかけふるいち 仲店|倉敷の街なかで味わう老舗の味
- 2. ぶっかけ庵 ふるいち|美観地区そばで楽しむ、和の上質空間
- 3. JR岡山駅 新幹線上りホーム店|旅の締めくくりに新幹線でぶっかけを
- 自宅でも楽しめる!ふるいち公式オンラインショップ
- 岡山・倉敷を訪れたら「まるぶ」を忘れずに
倉敷生まれのソウルフード「ぶっかけうどん」とは?

「ぶっかけうどん」という食べ方の発祥の地として知られているのが、岡山県倉敷市の「ふるいち」です。
1948年創業のふるいちでぶっかけうどんが生まれたのは、1960年代のこと。創業者の子どもが、麻雀(マージャン/中国発祥のテーブルゲームで、日本でも広く親しまれています)の合間に食事をする大人たちのために、「食べやすいように」と工夫したことがきっかけでした。ざるうどん(水で締めた麺をざるに盛ったもの)を丼に入れ、だしのたれをかけ、具材をのせたシンプルなひと皿。「これはうまい、店でも出そう」と改良を重ねながらメニュー化され、現在の形が完成しました。

全国各地のご当地うどんが競い合う「うどん天下一決定戦(2016・2017年)」では2年連続で優勝し、"日本一のうどん"として認められた実績もあります。
岡山県民が「まるぶ」と呼ぶ理由
岡山県民にとって、ふるいちのぶっかけうどんは「まるぶ」という愛称で親しまれています。これはお店のロゴマークに丸い「ぶ」の文字が使われていることに由来しており、地元では「まるぶ食べに行こう」というフレーズが日常会話にも登場するほど、生活に深く根付いた存在です。県内には10店舗以上を展開しており、地元の人の日常のランチから、観光客の食事まで幅広く利用されています。
おいしさの秘密は素材と食べ方にあり

ふるいちのぶっかけうどんがおいしい理由は、厳選された素材にあります。
だしのたれには、利尻昆布(北海道産の高品質な昆布)、枕崎・山川産の鰹節(カツオを加工した日本の伝統的なだし素材)、大分県産の乾燥椎茸など、日本各地の国産素材をふんだんに使用。さらに麺には瀬戸内海の塩を練り込んだ自家製麺が使われており、このたれと麺の組み合わせが絶妙なハーモニーを生み出しています。
温・冷どちらにする?ふるいち流の楽しみ方

お店の看板にも「おいしい食べ方」が紹介されているほど、食べ方にもこだわりがあります。まず選ぶのは「温かいぶっかけ」か「冷たいぶっかけ」か。その日の気分や季節に合わせて選ぶのが楽しみのひとつです。
冷たいぶっかけは、麺を冷水でしっかり締めることでコシが増し、ツルッとした喉越しが特徴。添えられたわさびがたれのアクセントになり、さわやかな風味を加えます。一方、温かいぶっかけは、もちもちとした食感で麺にたれがよく染み込みます。おろし生姜(すりおろした生姜)の爽やかな香りが食欲をさらに引き立ててくれます。
温・冷どちらの場合も、トッピングされているうずらの卵(小型の鶏卵に似た卵)を崩しながら、海苔(焼いた海藻)・ネギ・天かす(揚げ衣のかけら)などの具材とたれを麺全体に豪快に混ぜ合わせて食べるのがポイントです。麺の食感、たれの甘辛さ、薬味の風味が一体となった味わいをぜひ体験してみてください。
観光におすすめ!立ち寄りやすい3店舗を厳選紹介
岡山県内に10数店舗あるふるいちの中から、観光の際に特に立ち寄りやすい3店舗をご紹介します。
1. ぶっかけふるいち 仲店|倉敷の街なかで味わう老舗の味

1969年にオープンした「仲店」は、ふるいちの中でも特に歴史ある店舗のひとつです。JR倉敷駅に着いたら、駅前の歩道橋を渡りながら正面に見えるレンガ造りのビルと、屋上に掲げられた巨大な「ぶっかけうどん」の看板を目印にしてください。そのビルを横目に60メートルほど歩くと、左手に仲店が見えてきます。

商店街の中に位置するこの店舗は、地元のお客さんと観光客で常に賑わっています。冷たいぶっかけうどんと天ぷらを合わせて注文すれば、揚げたてサクサクの天ぷらをたれに浸しながら食べる至福の時間が楽しめます。スーツ姿の地元の人と観光客が肩を並べてうどんをすする光景は、ふるいちが倉敷の日常に深く根付いていることを物語っています。

【ぶっかけふるいち 仲店】
所在地:岡山県倉敷市阿知2-3-23
TEL:086-422-2389
営業時間:9:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日:不定休
駐車場:なし
2. ぶっかけ庵 ふるいち|美観地区そばで楽しむ、和の上質空間

2店舗目は、倉敷美観地区(江戸時代の白壁の蔵が並ぶ歴史的な観光エリア)のすぐそばに位置する「ぶっかけ庵 ふるいち」です。落ち着いた和の雰囲気の店内では、岡山県の伝統工芸品である備前焼(びぜんやき/釉薬を使わない素朴な風合いが特徴の陶器)の器でうどんが提供されます。


この店舗限定のオリジナルメニューも魅力で、岡山県を代表する魚「鰆(さわら)」の天ぷらが付いたセットは特におすすめです。ふっくらとした鰆の身と香ばしい衣の組み合わせが絶品で、白玉(もちもちとした餅米の団子)とあんこ(甘く煮た小豆のペースト)のデザートも付いてくる贅沢なセットです。

店内にはお土産コーナーもあり、うどんやたれはもちろん、オリジナルデザインの文房具なども購入できます。
【ぶっかけ庵 ふるいち】
所在地:岡山県倉敷市中央2-1-16
TEL:086-435-3900
営業時間:11:00〜19:00
定休日:なし(臨時休業あり)
駐車場:なし
3. JR岡山駅 新幹線上りホーム店|旅の締めくくりに新幹線でぶっかけを

最後にご紹介するのは、JR岡山駅の新幹線上りホーム(23・24番のりば)にある店舗です。立ち食いスペースとテーブル席を備えており、移動の合間にさっと食事ができる便利な立地です。


さらに嬉しいのが、新幹線車内への持ち込み(テイクアウト)にも対応している点。注文時に「たれをあらかじめかけるか、後からかけるか」を選べるので、車内でじっくり味わいたい場合は最初からかけておくのがおすすめです。時間が経つほどにたれが麺に染み込み、もちもち・プルプルとした独特の食感が楽しめます。岡山・倉敷の旅の締めくくりに、ぜひ味わってみてください。
【ぶっかけふるいち JR岡山駅新幹線上りホーム店】
所在地:JR岡山駅新幹線上りホーム(23・24番のりば 自由席寄り)
TEL:086-212-0050
営業時間:9:00~19:00
定休日:無休
駐車場:なし
自宅でも楽しめる!ふるいち公式オンラインショップ

「倉敷で食べたあの味をもう一度」「大切な人にも届けたい」という方には、ふるいちの公式オンラインショップがおすすめです。モンドセレクション(国際的な品質評価機関)で最高金賞を受賞した定番の「お土産セット(半生麺)」をはじめ、お店の味をそのまま再現できる「凍らし麺(冷凍)」や、親子でうどん作りを楽しめる「手づくりキット」など、充実したラインナップが揃っています。

スマートフォンやパソコンから簡単に注文でき、旅の思い出とともに倉敷の味を自宅にお届けすることができます。
岡山・倉敷を訪れたら「まるぶ」を忘れずに

時代を超えて地元の人々に愛され続けてきた、ふるいちのぶっかけうどん。今回ご紹介したのはほんの一部の店舗ですが、岡山県内には10店舗以上が点在しています。岡山・倉敷を旅する際は、ぜひ「まるぶ」の味を体験してみてください。一口食べれば、なぜこれほど長く愛されてきたのかが、きっとわかるはずです。
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間地点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!