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みんなで一緒にお風呂に入れる?訪日旅行客が日本の銭湯を初体験!
訪日旅行者が、日本の銭湯を初体験!公衆浴場に慣れていない人でも、果たして銭湯を楽しめるのか!エンブレムホステル西新井の企画した銭湯ツアーに同行してみました。
日本と言えば温泉! でもわざわざ温泉地に行かなくても、東京都内で素敵な入浴体験ができるんですよ。
それが住宅地の中で古くから利用されてきた銭湯。日本の公衆浴場です。
数は少なくなりましたが、現在でも大きな湯船でお風呂に入りたい方は、地域の銭湯を利用します。
東京都足立区はとりわけ銭湯が多い区域で、区内で40軒も営業しています。昭和初期まで歴史がさかのぼる老舗の銭湯、現代的なデザインの銭湯など様々な銭湯を足立区だけで楽しむことができます。
今回は、エンブレムホステル西新井の企画で、海外旅行者と一緒に足立区で最も長い歴史を誇る「松の湯」を訪れました。
西新井で初めて銭湯を利用した訪日旅行者はどのような体験をしたのでしょうか?
「松の湯」の創業は1936年!
「松の湯」は1936年に営業を始めた銭湯です。現在の建物になったのは約60年前。
使い込まれた味のある雰囲気。地元の人に愛用され続けてきたことがわかります。昔ながらの銭湯の風景は、「松の湯」の大きな見どころです。
敷地内に小さな庭園もあり、浴後はしばらく緑を眺めながらゆっくりできます。
西新井で初めての銭湯体験
今回の銭湯ツアーに参加した方は、カナダ、アメリカ、ドイツやシンガポールから来た旅行者です。
「松の湯」へ向かう途中、「銭湯はどんなイメージですか?」と質問してみたのですが、みなさんは何も答えられませんでした。共同浴場に馴染みがない国からいらっしゃったため、そもそも銭湯のイメージがないようです。
「お湯に浸かってリラックスができる」「疲れがとれる」と聞き、好奇心からツアーへの参加を決めたのだとか。
2016年よりMATCHA編集者。 能楽をはじめとする日本の舞台芸術に魅せられて2012年に来日。同年から生け花(池坊)と茶道(表千家)を習っています。 勤務時間外は短編小説や劇評を書いていて、作品を総合文学ウェブメディア「文学金魚」でお読みいただけます。