鳥取県西部(米子市周辺)観光ガイド。観光名所、グルメ、アクセス情報がわかる!
米子市を中心とする鳥取県西部には、富士山と並び称賛されるほど美しい大山、生マグロなどの水揚げ量日本一を誇る境港、妖怪マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』にちなんだ水木しげるロードなどの観光スポットが。美しい自然、海産物などのグルメ、マンガと日本文化の魅力が凝集したエリアです。
鳥取県西部エリアってどんなところ?
米子市を中心とする鳥取県西部は、山と海、両方の魅力にあふれています。
米子市の南東には東の富士山、西の大山と言われて富士山と比較されるほど美しい大山(だいせん)があります。ここは鳥取屈指の高原リゾートとして知られ、さまざまなアウトドアレジャーを楽しむことができます。
また米子市から西に行くと、ベニズワイガニと生マグロの水揚げ量が日本一の境港市があります。ここは、妖怪マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の”妖怪ワールド”が広がっており、マンガやアニメ、日本の妖怪に興味がある人にぜひ訪ねてほしい場所です。
鳥取県西部は、「神話の国」として人気の観光スポットが多い島根県と隣接しており、併せて観光するのに最適です。
鳥取県西部エリアまでの行き方
鳥取県西部の移動の拠点となるのは、米子市です。
香港、韓国からは米子鬼太郎空港へ直通の航空便が飛んでいます。それ以外の国からは、東京の成田空港や羽田空港、大阪の関西国際空港などを経由して行くことができます。
東京や大阪、福岡、広島から米子市に行くには、飛行機と電車、バスの3つの行き方があります。
東京からのアクセス
東京からは米子市周辺へのアクセスは、飛行機が便利です。
飛行機の場合は、東京・羽田空港から、鳥取県西部にある米子鬼太郎空港を目指しましょう。所要時間は約1時間20分です。米子鬼太郎空港から、米子駅まではバスで約25分。境港駅までは約25分です。
ANAの乗り継ぎ割引を使えば、羽田空港から片道10,800円で飛行機が利用できます。
新幹線を使う場合は、新幹線で岡山まで行き、「特急スーパーやくも」に乗り変えて米子駅へ。所要時間は6時間30分程、料金は20,000円前後です。このほか、東京から直通の寝台特急「サンライズ出雲」でアクセスすることもできます。
大阪からのアクセス
大阪から米子市へは、新幹線で岡山まで行き、「特急スーパーやくも」に乗り換えて3時間~3時間30分、料金は10,000円程です。
福岡からのアクセス
福岡から米子市まで行く場合は、新幹線で岡山まで行き、「特急スーパーやくも」に乗り換えて4時間~4時間30分。料金は16,000円程です。
広島からのアクセス
広島から米子市まで行く場合は、新幹線で岡山まで行き、「特急スーパーやくも」に乗り換えて3時間程度。料金は10,000円程です。
安く行きたい方はバスがオススメ
安く行きたい場合は、バスが便利です。
大阪からは米子までは高速バスで約3時間30分、料金は4,800円です。
福岡から米子までは高速バスで約7時間30分、料金は8,700円です。
また、広島から米子までは高速バスで約3時間20分ですが、販売窓口で外国国籍のパスポートを提示すると、通常料金の半額である1,950円となる割引を、2018年3月末まで実施中です。
鳥取県西部エリアの交通
米子市内の交通
米子市内を移動するなら、1回150円で乗れる市内循環バス「だんだんバス」が便利です。
米子市郊外の交通
近隣の観光スポットへは、米子駅から出ているバスを利用するとよいでしょう。
4月末~6月初旬、8月、10月などの時期には、米子駅から皆生温泉、大山をつなぐ循環バス「大山るーぷバス」が運行します。こちらは1日乗り放題乗車券が1,000円で購入でき、便利です。
鳥取県西部のおすすめ観光スポット5選
大山
画像提供: ©鳥取県
日本屈指の高原リゾートとして知られる大山。春から夏はピクニックやサイクリング、秋は紅葉、冬はスキーと、季節に合わせた楽しみ方ができます。
米子駅からバスで50分ほどでアクセスできますが、もっと自由に楽しみたい方はレンタカーを借りるのもオススメ。絶景スポットから山の景観を眺めることができます。
また大山周辺には8世紀に建てられた仏教の修行場である大山寺や、高原で採れる新線な食材を楽しめるカフェなどがあるので、あわせて巡ってみては?
大山町観光案内所
住所:鳥取県西伯郡大山町大山
公式HP:http://www.daisen.gr.jp/(日英のみ)
植田正治写真美術館
画像提供: ©鳥取県
大山のふもとには、境港市生まれで国際的に著名な写真家・植田正治氏の写真美術館があります。ここでは作品の展示のほか、人工池の水面に映る「逆さ大山」を眺めることもできます。館内には多くの写真スポットがあり、写真好きにはたまらない場所です。
植田正治写真美術館
住所:鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
公式HP:http://www.japro.com/ueda/
とっとり花回廊
画像提供: ©鳥取県
とっとり花回廊は、大山の雄大な景観を背景に、年間400品種、200万本の花を楽しめる日本最大級のフラワーパーク。季節ごとに見ごろの花が異なるので、何度訪れても飽きません。米子駅から約25分で行ける無料シャトルバスも運行しています。
とっとり花回廊
住所:鳥取県西伯郡南部町鶴田110
公式HP:http://www.tottorihanakairou.or.jp/(日英のみ)
皆生温泉
画像提供: ©鳥取県
皆生(かいけ)温泉は、米子市と境港市を結ぶ弓ヶ浜沿いにある鳥取屈指の温泉リゾート。大山と美保湾に囲まれ、「日本の夕日朝日100選」にも選ばれた美しい景観の中、ゆったりとくつろぐことができます。
皆生温泉
住所:鳥取県米子市皆生温泉周辺
公式HP:http://www.kaike-onsen.com/new/JP/
水木しげるロード、水木しげる記念館
画像提供: ©Mizuki Productions
日本を代表するマンガ家の一人で妖怪研究家でもある水木しげる氏は、1922年に生まれ、境港市で育ちました。幼少時に近所のおばあさんから聞いた妖怪話を基に描いた『ゲゲゲの鬼太郎』は、これまで何度もアニメ化され、日本に妖怪ブームを巻き起こしました。
JR境港駅の近辺には、彼のマンガ・アニメに登場する妖怪たちのブロンズ像が170体以上も並ぶ水木しげるロードなどがあり、妖怪にちなんだおみやげもたくさん売られています。
また、水木しげる記念館では『ゲゲゲの鬼太郎』を始めとする水木しげる氏のルーツや作品、原画などを楽しむことができます。
米子市から境港市へは、JR境線で約45分。JR境線には、『ゲゲゲの鬼太郎』の登場人物のイラストが描かれた「妖怪列車」が走っているので、こちらも見逃せません。
水木しげるロード、水木しげる記念館
住所:鳥取県境港市本町5
公式HP:http://www.sakaiminato.net/
鳥取県西部の「食」
画像提供: ©鳥取県
鳥取県西部に来たら、必ず味わってほしいのが海鮮グルメです。
境港市には、水揚げされた魚がその日のうちに食べられる境港水産物直売センター、買った魚をその場で調理してくれる境港さかなセンター、お土産となる海産物の加工品もたくさん並ぶ大漁市場なかうらという3つの魚市場があります。
これらの中、あるいは近辺には、おいしい海鮮丼や回転ずしのお店がたくさんあります。
住所(境港水産物直売センター):鳥取県境港市昭和町9‐5
住所(境港さかなセンター):鳥取県境港市竹内団地259-2
住所(大漁市場なかうら):鳥取県境港市竹内団地209
終わりに
山と海の魅力を兼ね備え、“妖怪ワールド”まで堪能できる鳥取県西部は、日本の魅力が凝縮されているといっても過言ではありません。米子・境港間を電車が通るなど、交通の便も良い鳥取県西部に、ぜひ遊びに来てください!
もっと詳しい情報が知りたい方は鳥取県公式HP(https://www.tottori-tour.jp/en/)へ!また、MATCHAの鳥取県特集もぜひご覧ください。