【大阪・広島近郊】鳥取・大山開山1300年祭で伝統文化を体験!
大阪や京都、広島から特急で約3時間、東京から飛行機で1時間強でアクセスできる鳥取県米子市。その近郊にある大山は、2018年に開山1300年を迎えます。本記事では、伝統文化を楽しめるイベントやグルメ、周辺観光スポット、アクセス情報をお伝えします。
大阪や広島の近く!鳥取・大山の“開山1300年祭”に行こう
画像提供:鳥取県
大阪や京都、広島から新幹線と特急で約3時間の距離にある鳥取県の米子市。その近くにそびえる大山(だいせん)は、富士山に似た美しい姿から、古来より「神坐す(います)山」と呼ばれ、地元住民の信仰の対象となってきました。
この大山で2018年、“大山開山1300年祭”が開催されます。
本記事では、注目のイベントやグルメ、周辺の観光スポットをお伝えします。イベント会場へのアクセスも紹介しているので、ぜひチェックを!
目次:
1.日本の伝統文化に触れられる大山開山1300年祭とは?
2.“大山開山1300年祭”の会場と鳥取・大山へのアクセス方法
3.祭り前後に楽しめる大山周辺の鳥取グルメ情報
4祭りに加え温泉も楽しめる大山周辺のホテルに泊まろう
5.祭りを見た後に行こう!鳥取各地のオススメ観光スポット
日本の伝統文化に触れられる大山開山1300年祭とは?
大山の中心にある大山寺は、718年の創設以来、自然を崇拝する仏教の一派である修験道や、神道の信仰の拠点として栄えました。
19世紀後半に一時、廃絶の危機を迎えたものの、現在は、豊かな自然に囲まれた信仰と癒しの中心地として、再び多くの人々の心のよりどころとなっています。
この大山寺の創設1300年を記念し、大山開山1300年祭では、5~11月にかけて神道・仏教の儀式や音楽コンサート、星空観賞ツアーなど、多くのイベントが開催されます。
ここでは、日本と鳥取の伝統文化を感じられる注目イベントを2つ、ご紹介しましょう。
大山開山1300年祭のオススメイベント①
鳥取の古い歴史を体感できる「たいまつ行列」
画像提供:大山観光局
2018年6月2日と9月30日の夜、1,000~2,000人規模の人が、たいまつを手に大山寺と大神山神社奥宮の間の参道を練り歩きます。
画像提供:大山観光局
かつて活火山だった大山は古代、火の神のいる山として崇められてきました。登山者の安全を祈る儀式である「たいまつ行列」からは、こうした古の歴史を彷彿させる大山の荘厳な雰囲気を味わえるでしょう。
たいまつ行列
開催日時:2018年6月2日 19:30~/9月30日 19:30~(予定)
会場 :大山町大山40-1 博労座(ばくろうざ)特設会場 ※大山寺付近
公式HP :http://tourismdaisen.com/feature/natsuyama/ (日本語)
※16:00~21:00頃にかけて、ステージイベントや「大山グルメフェスタ」も開催予定。
※「たいまつ行列」に参加したい人向けに18時まで会場近くでたいまつの引き換えを実施。ただし、たいまつがなくなり次第終了。
大山開山1300年祭のオススメイベント②
これぞ鳥取伝統の美!「大山の大献灯」(和傘灯り)
画像提供:大山観光局
知っていましたか? 鳥取県は、実は和傘の名産地なんです。2018年8月と9月、大神山神社奥宮の参道に100本の和傘がライトアップされます。
画像提供:大山観光局
設置される和傘は、どれも大山周辺の四季の風景をイメージして鳥取の職人が作ったもの。それぞれの和傘に込められた情景を思い描きながら見ると、幻想的な雰囲気をより深く味わえるでしょう。
この「大山の大献灯」は開演1時間前から行列ができるほど人気なので、早めに行くのがオススメ。
大山の大献灯
開催日時:8月10~13日/8月24~26日/9月22~24日 19:30~21:30
会場 :鳥取県西伯郡大山町大山1 大神山神社奥宮周辺
公式HP :http://tourismdaisen.com/feature/14/ (日本語)
※中学生以上は入場料300円が必要。入場チケットは開催日当日の17:00から販売。
※「大山の大献灯」の期間は、周辺の飲食店で特別グルメが提供される予定。
「たいまつ行列」「大山の大献灯」以外のイベントや、2019年以降の大山のイベントに関しては、鳥取県の公式Facebookや大山観光局の公式HPもチェックを!
なお、長袖・長ズボンで歩きやすい靴を履き、虫よけスプレーを持っていくと、より快適に楽しめるでしょう。
大山開山1300年祭の会場と鳥取・大山へのアクセス方法
画像提供:鳥取県
大山の最寄都市、米子には、新幹線や特急で大阪や京都、広島から約3時間で来ることができます。東京や福岡からも飛行機や新幹線、特急で簡単にアクセスできます。
詳しくは記事「鳥取へ早く安く行くには~東京、大阪、福岡、広島からのアクセス」をご覧ください。
大山開山1300年祭会場へのアクセス方法
「たいまつ行列」会場の博労座、「大山の大献灯」会場の大神山神社奥宮へは、JR米子駅前バスターミナルから日本交通バス「大山方面行き」に乗って約50分、「大山るーぷバス」に乗って約30分、タクシーでは約30分です。
「大山るーぷバス」の詳細は、鳥取県の公式HPやMATCHA記事をご覧ください。JR米子駅構内の観光案内所でも確認できますよ。
「たいまつ行列」や「大山の大献灯」の終了時間は21時前後です。このうち、「大山の大献灯」開催期間中は、20:30と21:30に出る「大山るーぷバス」臨時便で米子市内まで戻ることができますよ。
ただ、「たいまつ行列」の期間中に関しては、バスの臨時便はないため、レンタカーを使うか、タクシーを呼びましょう。大山周辺のタクシーについては米子市観光協会のHPも参照ください。
祭り前後に楽しめる大山周辺の鳥取グルメ情報
豊かな自然に囲まれた鳥取は、和牛や海鮮料理などグルメの宝庫。
画像提供:コモレビト
「たいまつ行列」や「大山の大献灯」などのイベント会場から徒歩で行ける範囲内にも、おいしいグルメが味わえる食事処が多くあります。たとえば、美しい夕日が楽しめるカフェ「コモレビト」。
画像提供:コモレビト
ハーブを混ぜた飼料を使って肉の臭みを少なくした大山の名産「大山ハーブどり」をはじめ、地元産食材を使った料理が楽しめます。
コモレビト
住所:鳥取県西伯郡大山町大山45-5
公式HP:https://www.komorebito.com/en/(日英)
画像提供:久米桜麦酒株式会社
大山のイベント会場からバスで行ける範囲内には、ビアホフ「ガンバリウス」もあります。
画像提供:久米桜麦酒株式会社
「ガンバリウス」で飲める地ビール「大山Gビールヴァイツェン」は、「ワールド・ビア・アワード2011」で世界一に選ばれた傑作ビール。大山に来たら、ぜひご賞味あれ。
ガンバリウス
住所:鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740‐30
公式HP:http://g-beer.jp/gambarius/(日本語のみ)
祭りに加え温泉も楽しめる大山周辺のホテルに泊まろう
大山のイベント会場の近くには、大山ビューハイツ、ホテル大山しろがね、大山ホワイトパレスなどのホテルがあります。
ただ、イベント当日は多くの観光客が来るため、予約が取りづらいかもしれません。その場合は、Booking.comや楽天トラベルで米子市周辺を含めて探してみましょう。
画像提供:皆生温泉旅館組合
温泉が好きな人にオススメしたいのは、大山からバスで50分ほどの距離にある人気の温泉地、皆生温泉。
画像提供:皆生温泉旅館組合
温泉に加えて、美しいビーチでの海水浴も楽しめます。皆生温泉のホテルについては、皆生温泉旅館組合のHPも御覧ください。
祭りを見た後に行こう!鳥取各地のオススメ観光スポット
大山には、鳥取生まれの世界的写真家、植田正治氏の写真美術館をはじめ、多くの見どころがあります。記事「鳥取・大山のオススメ周遊コース!絶景、グルメ、寺、美術館を満喫」もぜひご覧ください。
とっとり花回廊(上)と鳥取砂丘(左下)の画像提供:鳥取県
大山から少し足を伸ばすと、鳥取県西部には日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」や、マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』ゆかりの水木しげるロードもあります。
鳥取県東部には、大山と並ぶ鳥取県最大の人気観光スポット「鳥取砂丘」があります。
鳥取中部では、国宝「三佛寺投入堂」をまつった三徳山や、マンガ『名探偵コナン』ゆかりの「青山剛昌ふるさと館」も楽しめますよ!
これらのスポットの詳細は、MATCHAの鳥取県特集をご覧ください。
鳥取県についてもっと詳しく知りたい方は、鳥取県公式HP(http://www.tottori-tour.jp/en/)もぜひチェックを!
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