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日本でタクシーに乗るには?手配、乗車、支払い方法から便利なアプリまで紹介
タクシーはほかの交通手段と比べるとかなり高め。しかし駅からホテルなどそこまで長い距離ではないけど、荷物が多くて移動するのが大変なときや、時間が無くて急いで移動したいときなどにはとても便利です。ここではタクシーの乗り方、手配に便利なアプリを紹介していきます。
「日本のおもてなし」を実感するタクシー
初めて日本のタクシーに乗った方は、驚くかもしれません。白いグローブをはめた礼儀正しい運転手、清潔な車内、自動で開くドア。料金体系も決まっており、ぼったくられることもありません。
料金は地域によりますが、ほかの交通手段と比べるとかなり高めです。しかし、駅からホテルなど荷物が多くて移動するのが大変なときや、急いで移動したいときなどに利用すると便利です。
ここではタクシーの手配の仕方、乗車から支払い方法、手配に便利なアプリを紹介していきます。
タクシーの乗り方
1.タクシーを探そう
タクシーはホテルや駅の周辺に停車しています。もしくは道路脇で手を高く挙げていると停車してくれます。
屋根の上のライトが点灯している時は空車。点灯していない時は乗車中です。点灯しているタクシーを探しましょう。
2.タクシーへ乗りこもう
後部座席のドアは自動で開閉します。
大きな荷物がある場合は、トランクを開けてもらいましょう。
3.行き先を伝えよう
日本人のタクシー運転手は礼儀正しいですが、英語が話せる人は少ないです。行き先を伝える際はガイドブックを見せたり、あらかじめ日本語で書いておくと便利かもしれません。また、安全のため、シートベルトを締めるようにしましょう。
4.途中停車したいときは?
途中でコンビニエンスストアに寄りたいときや、トイレに行きたいときは運転手に言いましょう。最寄りの場所で駐車してくれます。ただし、停車中も料金は発生するので気を付けてください。
5.お金を払おう
メーターで計算された料金を払いましょう。日本には改造メーターなどはないので安心です。また、運転手へのチップは不要です。
東京都心(東京都23区、武蔵野市、三鷹市)では初乗り(1キロメートル)420円で、 237メートルごとに 80円ずつ加算されます。初乗り料金は後部座席のドアや車内に記載してあるので、乗る前に確かめてみてください。
また、深夜・早朝(22:00~翌5:00)は料金が2割増になります。
ほとんどのタクシーでクレジットカード、電子マネーでの支払いも可能ですが、使えないこともあります。こちらも後部座席の窓にカード使用有無についてシールが貼ってあることがあるので、事前に確認しておきましょう。
6.支払いが終わったら下車
下車の際は忘れ物のないよう気をつけてください。ちなみに領収書を受け取っておくと、領収書にタクシーの会社名、電話番号が記載されているので、もし忘れ物をしたときでも問い合わせができます。
降りるときは感謝の気持ちを込めて、運転手へ「ありがとう」と日本語で伝えてみるのもいいかもしれません。
日本でもアプリを使ったタクシー手配が可能!
もしタクシーが近くにいなかった場合、タクシー会社へ電話して迎えに来てもらうことができます。しかし日本語対応がメインのため、訪日観光客にとって手配は難しいかもしれません。
そんなときに役立つのが、アプリを使ったタクシー手配です。スマートフォン上でタクシーを手配できます。
快適な移動ーUberを利用する場合
Uberとは、スマートフォンにダウンロードして使う配車アプリ。サービス範囲内にいるUber登録済みのドライバーを来てほしい場所に呼び、目的地まで送ってもらうことができます。
支払いはクレジットカードのみで行い、現金でのやりとりをせずに利用が可能。Uberは2022年現在、東京都内で利用することができます。
値段は選ぶ車種によって異なりますが、1キロメートルごと309~329円です。開始料金や時間によって合計価格が異なるので、事前に公式HPで見積もりを取っておきましょう。
配車される車はどれも高級車のため、快適な移動をしたい人にオススメです。
便利な移動ーLINE TAXIを利用する場合
LINE TAXIとは、主にアジアで多く使われている、メッセンジャーアプリ「LINE」のプラットフォーム上で提供されるタクシー手配(配車)サービスです。
LINEのアプリ上でタクシー手配ができるので、手軽にタクシー手配ができます。配車に要する待ち時間も示されるため、計画的なタクシー待ちが可能です。
料金は通常のタクシー料金に加え、各タクシー会社で定めている迎車料がかかります。支払いはLINE Payでのみ行われ、乗車後の現金による支払いはありません。日本では多くの地域で提供されているサービスなので、ぜひお試しください。
用途に合わせた交通手段で快適な旅を!
東京以外の地域では公共交通機関があまり充実しておらず、レンタカーやタクシーの利用が必須となる場合もあります。
快適な旅ができるよう、さまざまな手段を比較してみてください。
※本記事は2014年2月11日に公開した記事を2022年にリライトしたものです。
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