鳥取で『名探偵コナン』に会える!マンガとアニメの世界に浸ろう
世界25カ国・地域で愛されているマンガ『名探偵コナン』。その作者、青山剛昌氏の出身地である鳥取県倉吉市近くの北栄町には「青山剛昌ふるさと館」や「コナンの家 米花商店街」など、『名探偵コナン』の世界を堪能できるスポットが多くあります。
小学1年生の男の子が、さまざまな発明品を使って、次々と難事件を解決していく―。
推理マンガ『名探偵コナン』は、日本で1994年に連載が開始され、1996年にはアニメ放送も始まりました。思わずうなるようなトリックや、主人公の江戸川コナンをはじめとするユニークな登場人物、「黒ずくめの組織」と呼ばれる謎の組織とのスリリングな攻防などが、さまざまな世代の人気を呼んでいます。
20年以上を経た現在も、マンガの連載とアニメ放送は継続中。さらに、マンガは世界25カ国・地域で翻訳・販売、アニメは40カ国で放映され、ファンは世界中に広がっています。
あちこちで『名探偵コナン』の登場人物と会える鳥取県の北栄町
画像提供:©青山剛昌/小学館
『名探偵コナン』の作者であるマンガ家・青山剛昌氏は、鳥取県の生まれ。彼の出身地である倉吉市近くの北栄町(ほくえいちょう)は、現在、「名探偵コナンに会えるまち」と呼ばれています。
北栄町の玄関口となるJR由良駅(コナン駅)では『名探偵コナン』の登場人物が描かれた「コナン列車」が運行しています。また、町のあちこちには『名探偵コナン』の登場人物をかたどったオブジェが立っているなど、まるで『名探偵コナン』の世界に迷い込んだような気持ちになるのです。
JR由良駅には、JR倉吉駅から電車で10分、JR鳥取駅とJR米子駅からも約1時間で行けますよ。
「青山剛昌ふるさと館」で『名探偵コナン』の世界を満喫!
世界各国から『名探偵コナン』ファンが訪問する人気スポット「青山剛昌ふるさと館」
画像提供:©青山剛昌/小学館
「名探偵コナンに会えるまち」北栄町の中でも特に人気の観光スポットが、JR由良駅(コナン駅)から徒歩20分の距離にある「青山剛昌ふるさと館」です。ここには『名探偵コナン』の世界を堪能できる楽しい仕掛けが盛りだくさん。
英語、韓国語、繁体字に対応しており、訪日観光客も安心して楽しめるため、2007年の設立後、世界各国からたくさんの訪日観光客が訪れています。
「青山剛昌ふるさと館」公式サイト:http://www.gamf.jp/
『名探偵コナン』の原画も見られる
画像提供:©青山剛昌/小学館
1963年に生まれた青山剛昌氏は、子どものときから「探偵マンガを描く」という夢を持っていました。青山剛昌氏の通っていた小学校の先生が、その夢を熱心に応援してくれたことから、彼はマンガ制作にまい進し、大学卒業後にプロのマンガ家としてデビュー。
高校生の怪盗が活躍する『まじっく快斗(かいと)』、少年侍(さむらい)の冒険を描く『YAIBA』などのマンガ作品を発表した後、デビュー8年後に『名探偵コナン』の連載を始めます。
「青山剛昌ふるさと館」では、このような『名探偵コナン』が生まれるまでの経緯や、『名探偵コナン』の原画を見ることができます。
画像提供:©青山剛昌/小学館
青山剛昌氏は、普段はなんと3~4時間しか眠らずに働き、『名探偵コナン』を連載しているということ。「青山剛昌ふるさと館」には、青山剛昌氏の仕事机を再現したコーナーもあり、青山氏の熱い思いが伝わってくるようです。
『名探偵コナン』に出てくる阿笠博士の発明品を使ってみよう
「青山剛昌ふるさと館」の最大の魅力は、『名探偵コナン』の登場人物である阿笠(あがさ)博士が開発したさまざまな発明品を直接体験できること。
画像提供:©青山剛昌/小学館
これは、コナンが犯人を追跡するときに使う「ターボエンジン付スケートボード」。ひとたび乗ると、犯人を追跡する名探偵の気分が味わえます。
画像提供:©青山剛昌/小学館
こちらは、コナンが大人に成りすまして推理を行う際に使う「蝶ネクタイ型変声機」。『名探偵コナン』の世界のように、自分の声を違う声に変えることができます。
このほか、マンガの中で登場したトリックを体験できるコーナーも設けられています。
すべてはここから始まった!『名探偵コナン』第1話をプロジェクションマッピングで見よう
画像提供:©青山剛昌/小学館
展示の最後を飾るのが、『名探偵コナン』のマンガ第1話目を再現したプロジェクションマッピング。「黒ずくめの組織」との戦いが始まるきっかけとなったストーリーを、大迫力の画面で堪能しましょう。
『名探偵コナン』は、2017年11月現在、21本の映画が制作されています。「青山剛昌ふるさと館」では、これまでの映画のポスターの一覧なども見られます。
期間限定の展示もあるため、訪日旅行客にも多くのリピーターがいるそうです。
おみやげも充実!ラクダに乗るコナンのぬいぐるみも買える
画像提供:©青山剛昌/小学館
「青山剛昌ふるさと館」には、おみやげ店も併設されています。特に人気なのは、『名探偵コナン』の登場人物が描かれたマグネット。帰国後、友人や家族に贈るのにもぴったりですね。
画像提供:©青山剛昌/小学館
鳥取県のシンボルである鳥取砂丘でラクダに乗るコナンが描かれたTシャツや、ラクダに乗るコナンのぬいぐるみもあります。コナンの姿がとてもキュートですね。
おみやげ店は、クレジットカード対応も進んでいるので、訪日旅行客も安心してショッピングができますよ
休憩&おみやげスポット「コナンの家 米花商店街」に立ち寄ろう
画像提供:©青山剛昌/小学館
「青山剛昌ふるさと館」からJR由良駅に向かって10分ほど歩くと、「コナンの家 米花(べいか)商店街」もあります。
こちらには、『名探偵コナン』に登場する喫茶店を再現した「喫茶ポアロ」、焼きたてパンとコーヒーが楽しめる「コナンの家 パン工房」、地元産の果物を使って作られたジェラートを味わえる「CONAN GELATO」、おみやげ店「コナン百貨店」が入っています。
画像提供:©青山剛昌/小学館
「コナン百貨店」には、「青山剛昌ふるさと館」のおみやげ店にはないオリジナルグッズもたくさんあります。特に人気なのが、コナンやその他の登場人物が大きく描かれたTシャツ。そのほか、コナンの抱きまくらなどもありますよ。
「コナンの家 米花商店街」のそばには由良川が流れています。春は河川敷で桜が一斉に咲き誇るので、「コナンの家 米花商店街」でお茶をしながら花見をするのも素敵ですよ。
もっと詳しい情報が知りたい方は鳥取県公式HP(https://www.tottori-tour.jp/en/)へ!また、MATCHAの鳥取県特集もぜひご覧ください。
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