ディズニーの待ち時間、何してる？カップル20組に聞いてみた
デートの定番、東京ディズニーリゾート。でも、アトラクションによっては待ち時間が長く、ケンカになってしまうカップルもいると聞きます。みなさん何をして過ごしているのでしょうか？ 東京ディズニーシーで実際にカップル20組に聞いてみると、意外な結果が！
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ディズニーの待ち時間でケンカ？
ドキドキのアトラクション、心踊るショー、わいわい食べるフード……東京ディズニーリゾートをカップルで訪れれば、楽しさも一層高まります。
でも気になるのが、アトラクションやショーの待ち時間。中にはアトラクションに乗るため、3時間半並んだという人も。最初は仲よく話していたけど、次第に沈黙が多くなり、ついにはケンカに……！
そんなことにならないよう、ディズニーを訪れたカップルに、待ち時間をどう過ごしているのかを聞いてみました。
今回話を聞いたのは、東京ディズニーシーに来ていた10〜30代の日本人カップル20組。調査結果を、ランキング形式でご紹介します！
1位はやっぱり……！
※許可を得て撮影しています(以下同)
1位は、やはりおしゃべり！ 世間話から仕事のグチまで、2人の話題は尽きることがありません。
久しぶりにデートしたカップルはお互いの近況報告など、既に同棲・結婚しているカップルは「今日の夜ご飯どうする？」といった現実的な話題を話すことが多いようでした。
2位：その日の計画を立てる
待ち時間は、その日の予定を立てるチャンス！
マップを使うカップルもいましたが、一番多かったのが、アプリを使ったスケジューリング。アトラクションの待ち時間を検索できるアプリや、ショーの座席指定券の抽選ができるディズニー公式アプリ(※1)を使って計画を立てていました。
2ヶ月に1度ディズニーに来ているという夫婦は、「いつも朝7時に集合して計画を立てます」と言うから驚きです。「待ち時間がもったいないのでファストパスを使って時間を短縮し、空いた時間をグリーティング(キャラクターとの触れ合い)やショーに行く時間にします」。なんとも効率的！
「どこに行きたいかで意見が分かれた」というカップルもいたので、予定決めでケンカにならないよう、お互いの意見を尊重して計画を立てましょう！
※1……2018年夏、待ち時間やショーの抽選、パークチケットの事前購入などができるディズニー公式アプリがリリース予定です。
3位：写真を撮る
インスタグラムなどのアプリを使ってセルフィーを撮るカップルが大多数ですが、望遠レンズを使ってショーを撮影するディズニー上級者も。
「どこでショーを見ればよい写真が撮れるか、考えています。待ち時間は撮影した写真を整理することが多いですね」(20代のディズニー好きカップル)
お互いディズニー好きのカップルになると、もはや「パートナーよりディズニー」。ショーやキャラクターの写真を、いかにうまく撮るかがデートのメインになるようです。
3位：人間観察
写真撮影と同数の票を集めたのが、「人間観察」。言葉の通り、並んでいるときに、見える人やものについて話し合うカップルが多いようです。
「『あのぬいぐるみ珍しいね』と彼女が指を差してドキッとしましたが、『買って！』と言われなかったのでよかったです」(30代カップルの彼氏)
彼女の人間観察に、彼氏は常にドキドキしているかもしれません……。
5位：ゲームをする
話題がそろそろなくなりかけたときに助かるのがゲーム。ここでは、日本人がよく遊ぶ簡単なゲームを紹介しましょう。
親指ゲーム
こちらのカップル(写真)がやっているのは、親指を使ったゲーム。「いっせーのー！」という掛け声に合わせてお互いに親指を上げ、合計本数を1人が言い当てるというもの。数字を当てたら片手を下ろし、先に両手を下ろせた方が勝ちです。
日本ではポピュラーな遊びで、地域によってさまざまな掛け声の言い方があります。
しりとり
これも日本人なら知らない人はいないゲームです。1人がある単語を言い、次の人は、前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を言います。そうして単語のリレーを続けていき、最後の文字が「ん」になる単語を言ってしまった人が負け。
例えば、「りんご(RI-N-GO)」→「ゴリラ(GO-RI-RA)」→「ラッパ(RA-PPA)」→「パン(PA-N)」。この場合、「パン」を言ってしまった人が負けです。
オリジナルゲーム
中には、2人でオリジナルのゲームを考案したカップルもいました。
人当てゲーム
「彼氏が周囲を見渡し、何を見ているかいくつかヒントを出して、私がそれを当てる遊びです」(大学生のカップル)。「人間観察」を応用したようなゲームですね。
モノマネ大会
お互いに自信のあるモノマネをし合うカップルも。ミッキーマウスのモノマネが得意という彼女さんが、「ハァーイ、僕ミッキーだよ！ ハハッ！」と私の前で全力でマネしてくれました。
6位：お互い別のことをする
お互い別のことをするマイペースなカップルも。
「僕は映画を観て、彼女は漫画を読んでいました」(社会人と学生のカップル)
「待つことは分かっているので、お互い別のことをマイペースに楽しもうと話しました」(大阪から来た20代カップル)
お互いずっとスマホをいじる……というのはちょっと寂しいかもしれませんが、「別々のことを楽しみたい」と意見が一致していれば、有効活用できる時間になるかもしれませんね。
7位：沈黙
「半分以上沈黙の時間でした」と笑う、付き合って間もないカップルも。
「沈黙ばかりでケンカになりませんか？」と彼氏さんに聞くと、
「でも、お互い沈黙は気にならないんです」。
彼は彼女といる時間を大切にして、スマホも極力使わないようにしているそう。よい彼氏さんです！
ランキングまとめ
今回のランキングをまとめると、以下の通り。
1位 おしゃべり 12票
2位 その日の計画を立てる 7票
3位 写真を撮る 6票
3位 人間観察 6票
5位 ゲームをする 5票
6位 お互い別のことをする 3票
7位 沈黙 2票
他には、「YouTuberになりたくて、彼女と一緒にいろんなYouTubeを観て研究した」(介護職のカップル)、「時間がもったいないから、交代でグリーティングに行った」(ディズニー好きカップル)など、時間の使い方はさまざま。
結局、待ち時間はあっという間
「待つことが予想されたので、待ち時間に何をするか前日に2人で話し合いました」という、初めてディズニーに来たカップルに出会いました。
「実際、今日はどうでしたか？」と聞いてみると、
「いやぁ、ポップコーンを食べて話してたら、時間があっという間に経ってしまいました」(彼氏さん)
他にも、こんな声が続々。
「待ち時間が3時間あったはずなのに、気づいたらあと20分になっていた」(20代カップル)
「ケンカは全然しなかったよね」(社会人カップル)
ケンカをしているカップルが多いのでは？ と思って始めた今回の取材。しかし、なんとほとんどすべてのカップルが「ケンカはしなかった」という答えに！ 1人で取材しているとどんどん寂しい気持ちになってきました。
長いように見えるディズニーの待ち時間は、2人の仲を深めるチャンス。楽しく遊ぶもよし、別々に好きなことをするもよし。それぞれのカップルのやり方で、待ち時間を楽しみましょう！
東京ディズニーリゾート
〒279-0031 千葉県浦安市舞浜１−１
世界有数の入園者数を誇るテーマパーク「東京ディズニーランド」。世界に例のない海をテーマにしたディズニーパーク「東京ディズニーシー」。パーク内には幅広い世代が楽しめる様々なアトラクションがあり、魅力的なレストランやディズニーらしいフードも揃っています。
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取材協力：株式会社オリエンタルランド、カップルの皆さん
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