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時間とお金を有効に使える!旅に便利な「夜行バス」の予約方法
訪日観光客が、口を揃えて言うのが「交通費が高い!」ということ。少しでも旅費を抑えたい人は、夜行バスがお得です!夜行バスは、長時間乗ることを考慮して、乗る人が疲れにくいようにさまざまな工夫がされています。
訪日観光客が、口を揃えて言うのが「交通費が高い!」ということ。
でも、夜行バスを使えば、交通費が抑えられて、効率的に移動できて、しかも宿泊費が浮いちゃうんです!
夜行バスとは
夜行バスとは、名前の通り夜間に走行し、おもに長距離の運行をしているバスのことを指します。夕方から夜にかけて出発し、目的地に着くのは翌朝です。
夜行バスのさまざまな種類
夜行バスは長時間乗ることを考慮して、乗る人が疲れにくいようにさまざまな工夫がされています。
スタンダードな4列シートタイプ。
こちらは3列シートタイプ。4列シートに比べてゆったりです。
また、トイレが付いていたり、バスによっては携帯電話の充電用にコンセントがある、寝る時用にブランケットが用意されているなど、いろいろな設備があります。
夜行バスの値段
バス会社にもよりますが、夜行バスの値段は座席のグレードや種類・乗る日によって値段が大きく変わります。
平日は安く、週末や祝日・また夏休みやゴールデンウィークなどの連休中は値段が高くなります。また、3列シートタイプは4列シートに比べ値段が高くなる場合がほとんどです。
たとえば、東京-大阪間の夜行バスの料金相場は4,000円前後(平日の場合)。新幹線の約3分の1の料金で移動することができます。
もちろん新幹線より時間はかかりますが、夜寝る時間を移動にあてることになるので、時間のロスはあまり感じないでしょう。しかも移動費兼宿泊費と思えば、格安ですよね。
夜行バスのチケットの買い方
チケットの買い方は大きく分けて2つ。窓口で購入するのと、インターネットサイトでの購入です。
窓口で購入する場合、場所は限られてしまいますが、わからないことを直接聞けるという安心感があります。
JR東京駅、JR新宿駅などに有人の大きな窓口があります。上の写真は、JR新宿駅にあるバスタ新宿です。
■きっぷに関するご案内-JRバス関東株式会社-(日本語のみ)
夜行バスを運行している会社はたくさんあるので、さまざまなサイトで比較することがお得に夜行バスに乗る秘訣。ネット予約なら、ルート検索も比較も簡単です。
では、実際にチケットを探し、予約するまでの流れを詳しく説明していきます。
①どこからどこまで乗るのか(例:東京から大阪に行きたい場合)
どの夜行バス検索サイトにも共通することですが、トップページにバスを探す為の検索欄があります。
旅程(片道だけのチケットを購入するのか往復チケットを購入するか)、出発・到着地、出発日、座席利用人数を入力します。
②検索結果から乗るバスを選択する
基本的に夜行バスは一日に何便も出ているので、自分に合った出発・到着時間、料金などを考えて選択しましょう。
乗りたいバスを決めたら、「選択する」ボタンを押します。
③乗車区間・乗車人数を選択する
ほとんどの夜行バスは乗車地と降車地が複数あるので、自分の都合と目的地に合わせて選択します。
一度乗車地と降車地を決めると後からの変更が出来なくなってしまうので注意しましょう。
つぎに、乗車人数を性別ごとに選択します。これは、女性が男性の隣の席にならないようにするための配慮です。
④プランとシートタイプを選択する
早期予約で安くなるプランや学生割引などさまざまなプランがあります。
予定や都合を考えて、自分にあったプランを選択しましょう。
⑤予約確定
すべての条件に間違いがないことを確認したら、「予約へ進む」ボタンを押しましょう。このボタンを押した時点で予約が完了し、変更ができなくなりますので、最終確認を忘れずに。
支払いは、クレジットカード支払いかコンビニ支払いのどちらかになる場合がほとんどです。クレジットカードを持っている場合はカード支払いの方が便利でしょう。バス会社が指定した日までに代金を支払うようにしてください。
海外言語対応の日本の夜行バスのサイト
■WILLER EXPRESS
■VIP LINER
夜行バスの利点・注意点
夜行バスの利点
・値段が安い
・宿泊費が浮く
・時間を有効に使える
注意点
・夜行バスを利用する場合、長時間の移動になり、尚且つ横になれないので、身体が疲れてしまうのは否めない。
・電車や飛行機に比べてバス乗り場がわかりにくい場所にあり、バス会社やルートによって乗る場所も違う。余裕を持って早めにバス乗り場に向かうこと。
夜行バスは安くて便利な交通手段。ぜひ利用してみて下さい!
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