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可愛い鳥たちとふれあおう!原宿「フクロウのお庭」
原宿の真ん中にある、フクロウをはじめとした猛禽類とふれあえる店「フクロウのお庭」を紹介。アクセスや鳥たちの特徴、ふれあい方、体験できることなどをガイドします。総勢20羽の可愛らしい鳥たちとのふれあいはきっと楽しい思い出になりますよ!
原宿・可愛い鳥たちに出会える「フクロウのお庭」
KAWAIIの聖地として海外からも注目を集める東京・原宿。さまざまなショップが立ち並び、クールジャパンを現在進行形で作り出している町です。
そんな原宿の真ん中にある、フクロウをはじめとした猛禽類とふれあえるお店「フクロウのお庭」を紹介します。
「フクロウのお庭」へのアクセス
「フクロウのお庭」は、原宿を走る明治通り沿いの路地にあります。原宿駅からは徒歩5分、明治神宮前駅から徒歩2分とアクセスも抜群です。
近くにはショッピングセンター「ラフォーレ原宿」やレストラン「カワイイモンスターカフェ」といった若者に人気のスポットも。
ビルの2Fが「フクロウのお庭」。階段を上ると、ガラス張りの室内からフクロウたちの姿が見えます。
「フクロウのお庭」のシステム・鳥たちとのふれあい方
お店の入口をくぐったら正面に受付があるので、まずはチケットを購入します。
スタンダードプランは60分1,500円。店にいる鳥たちとのふれあい、撮影、腕乗せ(回数無制限)がプランに含まれています。餌やり体験や鷹匠体験(後述)など、オプションで体験したいメニューがあれば、一緒にチケットを購入しましょう。
店では鳥たちを"バードスタッフ"と呼んでいます。可愛い鳥たちの姿が見えているので、すぐにでもフロアでフクロウたちと遊びたくなります。でも、ちょっと我慢して、スタッフからフクロウ・タカとの遊び方の説明を受けましょう。
注意事項は、フクロウたちとお客さんがお互いに気持ちよく安全に過ごすためにも必読です。日本語、英語、中国語の3ヶ国語が用意されています。
注意事項を確認したら、いよいよフロアへ入場! フクロウを触る前には手の消毒も忘れずに。
店内はイングリッシュガーデンをイメージした造りになっています。
総勢20羽!「フクロウのお庭」の鳥たち
フロアでは、さまざまな種類のフクロウたち約20羽がお出迎え。ぬいぐるみのように可愛らしい子ばかりです。
思わずテンションが上がりますが、タカやフクロウはとても臆病で警戒心の強い生き物。大きな声や音を出したり、ビックリさせたりしないように気をつけて。
触る前には手を見せたり、声を掛けたりして「これから触るよ」とアピールしてくださいね。
そっとタッチしましょう。フワフワの羽の感触に驚かされます。フクロウのかわいらしさに胸がキュンとなること間違いなしです。
フクロウごとに「体を触られるのは苦手だから顔をなでてほしい」とか、「小さなお子さんは苦手」などの注意書きが書かれています。触ることができないバードスタッフもいます。
アラスカなどの北半球の針葉樹林帯に生息するカラフトフクロウ(Great grey owl)は、ふわふわな羽根につつまれた人気者。でも、残念ながら触ることはできません。
バードスタッフには名前や生息地、誕生日、触れ合いや腕のせができるかどうか、餌やり体験の時間帯などが書かれたカードが貼り出されています。お気に入りの子を見つけたら、まずは触れるかどうかをチェックしましょう。
店内には2羽のメンフクロウ(Barn owl)もいます。日本と寒帯を除く世界中の草原に生息するフクロウです。
店内での写真撮影は、フクロウたちの目を守るためにフラッシュはNG。携帯もカメラも、フラッシュを切るのをお忘れなく。
フクロウ以外の鳥も
モモアカノスリ(Harris’s hawk)やアカオノスリ(Red tailed hawk)など、フクロウ以外の鳥たちもスタッフとしてお店に出ています。
カラスもスタッフとして活躍中です。店のカラスは、ヒナのうちに人間に保護され、育てられたため人間にとても慣れています。タッチも腕のせもOKなので、カラスのイメージが大きく変わりそうです。
フクロウのお庭には、怪我をして人間に保護された鳥もいます。野生復帰できないと判断され飼育の許可を得た鳥たちが、鳥獣保護員をしている店長に終生飼育を委託され、バードスタッフとしてお店に出ているのです。
「フクロウのお庭」で体験できること・オプション
フクロウの腕のせ
プランに含まれているフクロウの腕のせは、専用の手袋をはめてから。腕のせしたいフクロウが決まったら、スタッフに声をかけて腕に乗せてもらいましょう。
オプション①餌やり体験
10:00と18:00の回には、フクロウに餌をあげる餌やり体験もできます(1羽/500円、おためしプランをのぞく)。フクロウたちが目の前で幸せそうにお肉をペロリと食べる姿は必見です。
オプション②鷹匠体験
タカやハヤブサとのふれあいや撮影は、なかなかできない貴重な体験です。フクロウやタカ、ハヤブサを自分の腕に呼ぶ鷹匠体験(500円/2フライト)はフクロウのお庭最大の特長。
遠くの止まり木から、まばたきするくらいの一瞬で飛んできてくれます。音もなく飛んでくる姿は迫力満点!
上の写真のように手に留まってくれますよ。
鷹匠体験は2回フライトしてくれるので、写真と動画など撮影方法を変えてみるとよいでしょう。
鳥たちを守るための「フクロウのお庭」の工夫
店では鳥たちを守るためにさまざまな工夫を行っています。
安全対策のためのヒモ
「フクロウのお庭」のバードスタッフたちは、みんなヒモで繋がれています。これにはきちんとわけがあります。猛禽類はもともと、空腹で狩りをするとき以外は木の枝に止まってじっとしている、省エネタイプの動物です。
それでも、乱暴な触られ方をされたときや、驚いたときにいきなり飛んでしまい、壁や窓ガラス、人に衝突して、鳥も人も怪我をする可能性があります。
そういった事故を未然に防ぐため、安全対策でヒモで繋いでいるのです。あのヒモは鳥にとっても人にとっても命綱のような役割をしているとのことです。
明るすぎない照明
人に育てられたフクロウは人の生活リズムに順応し、人間と一緒に昼間に行動し、夜は眠るという子もいます。もちろん日中は寝ている子もいますが、多くのフクロウたちは人間のように長時間まとまった睡眠をとらず、寝ては起きてを繰り返しています。
こうしたフクロウたちへ配慮して、店内の照明も明るすぎない暖色のライトを使用しています。
鳥たちの休憩時間も
「フクロウのお庭」ではフクロウたちの体調管理のため、1時間に1度、15分間の休憩時間を設けています。休み時間はフクロウたちに触ることはできません。写真撮影はOKなので、可愛らしいフクロウたちを眺めたり撮影したりして楽しみましょう。
「フクロウのお庭」のおみやげ
レジ横では、バードスタッフから抜け落ちた羽根で作ったアクセサリーなども販売されています。フクロウの羽根のピアスなんて、とてもお洒落ですよね。
訪問は汚れてもいい恰好で
鳥類は体の構造上トイレを我慢することができないため、トイレのしつけができません。そのためバードスタッフを手に乗せているときや、触れ合っているときにフンをすることがあります。
お店に訪問するときは、汚れても対応できる服装で行きましょう。
原宿の町の真ん中でタカやフクロウなどの猛禽類と触れ合えるフクロウのお庭。鳥たちは魅力的で、ずっと見ていても全然飽きません。
原宿でショッピングや観光を楽しんだ後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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In cooperation with フクロウのお庭
福島県出身、都内在住。フリーライター。神社仏閣や不思議な伝承が残っている土地を歩くのが好き。