原宿にあるジェンダーフレンドリーな美容室「Hairsalon BREEN Tokyo」
この多様性が受け入れられる時代でも、まだ「二分法」で区別される物事は少なくありません。そのひとつが「ヘアスタイル」です。原宿の美容室「BREEN」は、ジェンダーの枠を超えたスタイルを得意とし、LGBTQ+の人々が「100%自分らしい」魅力を引き出すことを大切にしています。
「Hairsalon BREEN Tokyo」:ありのままの自分らしさを引き出す場所
入学、卒業、就職といった人生の重要な節目には、ヘアスタイルが大きな意味を持ちます。それは、今の自分や、なりたい自分を表現する大切な要素です。
原宿にあるヘアサロン「BREEN」は、流行を追うだけでなく、お客さん一人ひとりの心の中に隠された「ありのままの自分」を引き出すことを大切にしています。
「ありのままの自分らしさを引き出す、BREENの想い

BREENが目指すのは、お客さんが店を出たときに感じる自信が、SNSの「いいね」からではなく、自分本来の魅力から生まれること。それが真の自信につながると考えています。

この想いに深く共感したのが、スタイリストのKAHOさんです。このチームに加わったことをきっかけに、自身のセクシュアリティをオープンにしたKAHOさんは、LGBTQ+の人々が美容室で抱える悩みに気づきました。
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LGBTQ+への細やかな配慮

Picture courtesy of Hairsalon BREEN Tokyo
自分のセクシュアリティが原因で、なりたいヘアスタイルを美容師に伝えられないという悩みを抱えている人は少なくありません。しかし、KAHOさん自身の経験から生まれた繊細な感性は、BREENのすべてのスタイリストに影響を与えています。
BREENでは、性別の枠にとらわれず、お客さんの「可愛さ」と「格好良さ」を両立させたスタイルを見つけ出すことを大切にしています。
性別を問わないアイテムの提案

2420日圓
KAHOさんにおすすめのジェンダーレスな商品について尋ねると、「LGBTQ+の中でも、特にトランスジェンダーの方は『ジェンダーレス』という言葉に違和感を覚えることがある」と教えてくれました。「中性」というカテゴリーよりも、「男性」や「女性」といった性別の分類をより意識しているからだそうです。
そこでKAHOさんがおすすめしてくれたのが、BREENのオリジナルヘアバーム。香りが穏やかで、ベタつかず、多くの人の髪質に合う商品です。
初めての方でも安心のカウンセリング

初めて来店する際、無理に自分のセクシュアリティを伝える必要はありません。BREENでは、性別に関する項目がないオリジナルのカウンセリングシートを用意しており、安心して要望を伝えられます。

また、海外からのお客さんも多いため、簡単な英語でコミュニケーションが取れるスタッフが在籍しており、英語のカウンセリングシートも用意されています。
ジェンダーフレンドリーな設備

最近は、美容室の雑誌も紙媒体からタブレットに移行しています。これによって、お客さんは好きな雑誌を自由に選ぶことができ、「男性だから男性誌を読まされる」といったことがなくなりました。

Picture courtesy of Hairsalon BREEN Tokyo
また、トイレも性別で区別しないユニバーサルデザインを採用。この親切で分かりやすい表示は、LGBTQ+の人々への配慮であり、最も基本的なリスペクトです。
ヘアスタイルから生まれる自信

KAHOさんは、印象に残っているお客さんのエピソードを話してくれました。メキシコから来たというお客さんが、KAHOさんのインスタグラムをきっかけに、長かった髪をバッサリと切り、自分らしく生きることを決意したそうです。
その経験から、BREENでは、髪を短くするなどでイメージチェンジをしたお客さんのために、ピアスなどのアクセサリーを店内で販売するようになりました。高価すぎない価格設定で、お客さんが新しい自分に自信を持ってお店を出られるようにという思いが込められています。
最後に

BREENは、まるで心の悩みを解決してくれる場所のようです。誰にも話せなかった悩みを抱えてきた人々が、髪を切りに行くプロセスを通して少しずつ自分と向き合い、新しい自分へと踏み出していく。
「BREEN」でヘアスタイルを変えることは、新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれるでしょう。
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In cooperation with Hairsalon BREEN Tokyo
7年間台湾を離れ、東京へとうっかりやって来た。最初は慣れなかったが、徐々にこの瞬く間に変化する大都市に惹かれ、同時に伝統文化を残す姿に気持ちを寄せるようになった。子供の世話をしながらも、自分の時間を作り、駅から徒歩15分程度の場所で、人口密度が約30%のところで一息つくのが好きだ。食べ物にこだわりはあるが、美味しいものを探すことに熱心で、料理を愛し、人に食べさせることも愛している。自分はポテトチップス協会のメンバーだと自称している。
Contact :annielin99@gmail.com