死(し)ぬまでに　一(いち)度(ど)は　行(い)きたい！　日本(にほん)の世界(せかい)遺産(いさん)　ー文化(ぶんか)遺産(いさん)・東日本(ひがしにほん)ー

世界(せかい)遺産(いさん)は、人間(にんげん)にとって、文化(ぶんか)、歴史(れきし)など、どの国(くに)の　人(ひと)にも　価値(かち)が　あるものです。　海外(かいがい)旅行(りょこう)では、その国(くに)の　世界(せかい)遺産(いさん)を　見(み)たいですね。2015年(ねん)　12月(じゅうにがつ)までで、　日本(にほん)の　世界(せかい)遺産(いさん)の　数(かず)は　19です。今回(こんかい)は　日本(にほん)の　文化(ぶんか)遺産(いさん)で　東側(ひがしがわ)の　４カ所(しょ)を　紹介(しょうかい)します。　日本旅行(にほんりょこう)で　オススメの　場所(ばしょ)です。

参考記事(さんこうきじ): 死(し)ぬまでに　一(いち)度(ど)は行(い)きたい！　日本(にほん)の世界(せかい)遺産(いさん)－自然(しぜん)遺産(いさん)－

1. 富士山(ふじさん)(静岡(しずおか)・山梨(やまなし)県(けん))

これを見(み)ておけば全(すべ)てわかる！富士山(ふじさん)（吉田(よしだ)ルート）の登山(とざん)体験(たいけん)記(き)より

富士山(ふじさん)は、　日本(にほん)の　象徴(しょうちょう)（シンボル(symbol)）と　言(い)えます。「富士山(ふじさん)　-信仰(しんこう)の　対象(たいしょう)と　芸術(げいじゅつ)の　源泉(げんせん)」で、世界(せかい)遺産(いさん)に　なりました。　「信仰(しんこう)の　対象(たいしょう)と　芸術(げいじゅつ)の　源泉(げんせん)」とは、昔(むかし)から　宗教(しゅうきょう)の　ように　日本人(にほんじん)は　富士山(ふじさん)に　祈(いの)っていた、　そして、　色々(いろいろ)な　芸術(げいじゅつ)の　モチーフ(motif)と　なっている　ということです。　富士山(ふじさん)は　昔(むかし)から、　 浮世絵(うきよえ)などの　美術(びじゅつ)品(ひん)や　日(にち)用品(ようひん)（日常(にちじょう)で　使(つか)うもの）の　モチーフに　なっています。ですから、　日本(にほん)文化(ぶんか)と　深(ふか)い　つながりが　あります。 江戸時代(えどじだい)（1600年(ねん)頃(ころ)から　1868年(ねん)頃(ごろ)までの　日本(にほん)の　時代(じだい)）に　葛飾(かつしか)北斎(ほくさい)が、　『富嶽三十六景（ふがくさんじゅうろっけい）』を　描(えが)きました。　これは、　日本(にほん)の　色々(いろいろ)な　場所(ばしょ)から　富士山(ふじさん)を　見(み)て　描(えが)いています。　この浮世絵(うきよえ)（日本(にほん)の　版画(はんが)の　一種(いっしゅ)）は　国内(こくない)だけでなく　ゴッホ(Gogh)などの　海外(かいがい)作家(さっか)にも　大(おお)きな　影響(えいきょう)を　与(あた)えました。

東京(とうきょう)から　富士山(ふじさん)まで、　高速(こうそく)バス(bus)で　3時間(じかん)くらいで　行(い)くことが　できます。また、　電車(でんしゃ)で　富士山(ふじやま)の　近(ちか)くの　河口湖(かわぐちこ)駅(えき)まで　行(い)くことが　できます。　電車(でんしゃ)だと　2時間(じかん)30分(ふん)くらいです。　富士(ふじ)登山(とざん)は、夏(なつ)しか　できません。　7月(しちがつ)１日(ついたち)くらいから　9月(くがつ)の　中頃(なかごろ)までで　期間(きかん)が　決(き)まっています。　富士(ふじ)登山(とざん)は、　簡単(かんたん)では　ありません。　色々(いろいろ)　準備(じゅんび)を　しなければ　なりません。　服装(ふくそう)、持(も)ち物(もの)、　注意(ちゅうい)点(てん)は、　下記(かき)の　記事(きじ)を　見(み)てください（やさしい日本語(にほんご)では　ありません）。
参考記事: これを見(み)ておけば全(すべ)てわかる！富士山(ふじさん)（吉田(よしだ)ルート）の登山(とざん)体験(たいけん)記(き)

2. 日光(にっこう)の社寺(しゃじ)(栃木(とちぎ)県(けん))

世界(せかい)遺産(いさん)に登録(とうろく)されている、日光(にっこう)東照宮(とうしょうぐう)の見(み)どころを紹介(しょうかい)!
より

1999 年(ねん)、　 日光(にっこう)の　社寺(しゃじ)（神社(じんじゃ)や　お寺(てら)）として　栃木(とちぎ)県(けん)・日光(にっこう)市(し)の　神社(じんじゃ)や　寺(てら)が　全(すべ)て　世界(せかい)遺産(いさん)に　なりました。いくつかの　神社(じんじゃ)や　お寺(てら)の　中(ちゅう)で、　特(とく)に　 日光(にっこう)東照宮(とうしょうぐう)が　観光(かんこう)客(きゃく)に　人気(にんき)です。　東照宮(とうしょうぐう)の　境内(けいだい)には　全部(ぜんぶ)で　55棟(むね)の　建物(たてもの)があります。　その中(なか)に　国宝(こくほう)8棟(むね)、　重要(じゅうよう)文化財(ぶんかざい)34棟(むね)も　ありますから、　見(み)どころが　いっぱいです。

上(うえ)の　写真(しゃしん)は、　唐門(からもん)です。　門(もん)の　全体(ぜんたい)が　胡粉(ごふん)(ごふん：白色(はくしょく)のもので、貝(かい)がらを　焼(や)いて　作(つく)った)で　白(しろ)く　塗(ぬ)ってあります。　門(もん)には　どこも　豪華(ごうか)な　装飾(そうしょく)が　あって、とても　細(ほそ)くて、　華(はな)やかで　びっくりします。

世界(せかい)遺産(いさん)に登録(とうろく)されている、日光(にっこう)東照宮(とうしょうぐう)の見(み)どころを紹介(しょうかい)!より

こちらは　 五重(ごじゅう)の塔(とう)です。　この塔(とう)も　飾(かざ)りが　たくさん　あります。鮮(あざ)やかな赤色(あかいろ)で　立派(りっぱ)な　建物(たてもの)が　素晴(すば)らしいです。
東京(とうきょう)から　日光(にっこう)までの　行(い)き方(かた)は、　下(した)の　記事(きじ)を　見(み)てください　（やさしい日本語(にほんご)では　ありません）。
参考記事: 知っておきたい! 浅草から日光への行き方 知(し)っておきたい! 浅草(あさくさ)から日光(にっこう)への行(い)き方(かた)

3. 平泉(ひらいずみ)(岩手(いわて)県(けん))

平泉(ひらいずみ)は　 東北(とうほく)地方(ちほう)の　岩手(いわて)県(けん)の　南西(なんせい)部(ぶ)に　あります。

平泉(ひらいずみ)には　寺(てら)や　遺跡(いせき)が　たくさん　残(のこ)っています。　その中(なか)で　特(とく)に　重要(じゅうよう)な　5カ所(しょ)が　2011年(ねん)に　主(おも)に、　仏教(ぶっきょう)の　遺跡(いせき)や　建物(たてもの)が　世界(せかい)遺産(いさん)に　なりました。

世界(せかい)遺産(いさん)は　5つの寺(てら)と　遺跡(いせき)です。　その中(なか)でも、　一番(いちばん)　有名(ゆうめい)なのが　上(うえ)の　写真(しゃしん)の　 中尊寺(ちゅうそんじ)です。　中尊寺(ちゅうそんじ)の　歴史(れきし)は　とても　古(ふる)いです。　西暦(せいれき)850年(ねん)に　建(た)てられて、　そのあとの　12世紀(せいき)の　初(はじ)め頃(ごろ)、　大(おお)きな　堂塔(どうとう)(お寺(てら)の　建物(たてもの)の　名前(なまえ))が　作(つく)られました。

中尊寺(ちゅうそんじ)には　堂塔(どうとう)が　いくつも　ありますが、　 金色堂(こんじきどう)が　一番(いちばん)　目立(めだ)ちます。　堂(どう)の全体(ぜんたい)と　仏像(ぶつぞう)に、　金箔(きんぱく)（金(かね)を　薄(うす)い　紙(かみ)のように　したもの）や　螺鈿(らでん)細工(ざいく)(飾(かざ)りの　１種類(しゅるい)で、貝(かい)の　光(ひか)っている　部分(ぶぶん)を　使(つか)っている)を　たくさん　使(つか)っています。　ですから、とても　豪華(ごうか)な　感(かん)じです。

東京(とうきょう)から　平泉(ひらいずみ)まで、　新幹線(しんかんせん)と　電車(でんしゃ)で　行(い)くと　いいでしょう。　東京(とうきょう)駅(えき)から　岩手(いわて)県(けん)の　一(いち)ノ関(せき)まで　東北新幹線(とうほくしんかんせん)で　行(い)きます。　一(いち)ノ関(せき)駅(えき)から　平泉(ひらいずみ)駅(えき)までは、　普(ふ)通(どおり)の　電車(でんしゃ)で　行(い)きます。　東京(とうきょう)から　平泉(ひらいずみ)まで　2時間(じかん)30分(ふん)から3時間(じかん)くらい　かかります。

4.白川郷(しらかわごう)(岐阜(ぎふ))

合掌(がっしょう)造(づく)りの茅葺(かやぶ)き屋根(やね)が見(み)られる、世界(せかい)遺産(いさん)・白川郷(しらかわごう)より

白川郷(しらかわごう)には、　合掌(がっしょう)造(づく)りの　古(ふる)い　家(いえ)が　いくつも　残(のこ)っています。　屋根(やね)が　ススキなどの　草(くさ)で　作(つく)ってあって、　これは　茅(かや)葺()屋根(やね)　と言(い)います。この屋根(やね)の　形(かたち)が　合掌(がっしょう)(手(て)と　手(て)を　合(あ)わせる)の　ように　見(み)えるので、　合掌(がっしょう)造(づく)りと　言(い)います。

白川郷(しらかわごう)は　日本(にほん)でも　とても　雪(ゆき)が　多(おお)い　地域(ちいき)です。　冬(ふゆ)には　合掌(がっしょう)造(づく)りの　屋根(やね)に　雪(ゆき)が　降(ふ)り積(つ)もります。　雪(ゆき)の　中(ちゅう)の　合掌(がっしょう)造(づく)りの　家(いえ)が　とても　幻想(げんそう)的(てき)で　違(ちが)う　世界(せかい)の　ようです。

東京(とうきょう)から　白川郷(しらかわごう)まで、　高速(こうそく)バスで　行(い)くと　いいです。　東京(とうきょう)から　約(やく)5時間(じかん)から　6時間(じかん)くらい　かかります。
参考記事(さんこうきじ): 合掌(がっしょう)造(づく)りの茅葺(かやぶ)き屋根(やね)が見(み)られる、世界(せかい)遺産(いさん)・白川郷(しらかわごう)

おわりに

今回(こんかい)の　世界(せかい)遺産(いさん)は、　どれも　長(なが)い　歴史(れきし)が　あります。　ですから、　日本(にほん)の　文化(ぶんか)や　土地(とち)の　雰囲気(ふんいき)を　感(かん)じることが　できます。　貴重(きちょう)な　文化(ぶんか)遺産(いさん)で　日本(にほん)でしか　見(み)ることが　できません。ぜひ　ご自分(じぶん)の　目(め)で　確(たし)かめてください。