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日本の ことば事典 「お神輿(みこし)」
日本の お祭(まつ)りに行(い)くと よく見(み)かける「お神輿(みこし)」。この お神輿(みこし)について 説明(せつめい)します。
Photo by Pixta
日本の お祭りに 行くと、写真のような ものを 見ることが 多いと 思います。これは「お神輿(みこし)」というもので、昔から 人々は、この中に 神様が 乗っていると 考えています。
日本の 神様は、もともと 神社の 中に います。お神輿は、神様が 神社から 外に 出るための 道具です。ですから、お神輿の 形は、神社の 建物の 形と よく 似ています。
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お神輿は、前と 後ろに 細い 棒が 4本 出ています。これは、人々が お神輿を 持つための 棒です。お神輿の 輿(こし)というのは、昔の 人々が 使っていた 乗り物のことです。この 乗り物は 人が 運びます。動かすために、たくさんの 人の 力が 必要ですから、普通は 偉い 人が 使っていました。お神輿は、この「輿」の 形を 残したものです。
お祭りでは、参加者(その 土地の 人々)が、このような お神輿を 持って、街の 中を 歩いて 回ります。お神輿の 持ち方、出す声や 言葉は、お祭りや 場所によって 違います。
お祭りで お神輿を 見かけたら、お神輿の 邪魔にならないように 見てみてくださいね。
MATCHAで編集やってます植松です。87世代。