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【2024最新】茨城の観光スポット&グルメ27選!定番から穴場スポットまで
茨城県は、山、海、花畑など、豊かな自然と触れ合える溢れる東京近郊の観光地です。本記事では、幻想的なネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」などの有名スポットをはじめ、穴場スポットや茨城の名物グルメなど、茨城の魅力をご紹介!茨城までのアクセスも併せてお届けします。
ライター
台湾台北市出身。京都府北部の舞鶴市でインバウンドに携わりながら、ブロガーとして日本の観光情報を発信してきました。MATCHAには2019年10月に参加。
趣味は旅、電車を見ること、オシャレなスイーツ・カフェ巡り、御朱印集め、ミュージカル観劇、写真撮影など。幅広過ぎて、自分でも不思議に思っています。
茨城はどこにある?
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茨城県は東京都の北に位置し、千葉県、埼玉県、栃木県、福島県と接しています。人口は約284万人、面積は全国11位、県庁所在地は水戸市です。
目次
・茨城県の観光スポット
・茨城県のグルメ、お土産
・茨城の偉人
・茨城県の交通(飛行機、JR、レンタカー)
茨城県の観光スポット
茨城県にはたくさんの観光スポットがあります。ここでは、皆さんがよく知っている定番スポットから穴場スポットまで、詳しくご紹介します!
1.国営ひたち海浜公園
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茨城県の定番観光スポットの1つが「国営ひたち海浜公園」です。
太平洋沿いのひたちなか市に位置し、JR勝田駅からバスの場合は、東口2番乗り場で乗車して海浜公園西口まで約15分、もしくは海浜公園南口まで約20分でアクセスできます。
4月下旬のネモフィラや、9月下旬のコキアは「絶景」と形容される景色で有名ですが、春夏秋冬どの季節に訪れても花が咲いており、四季折々の自然景色を楽しむことができます。
2.偕楽園
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茨城県の県庁所在地である水戸市にある「偕楽園」は、日本三名園に数えられる日本庭園です。水戸駅からは、バスで20分ほどでアクセスすることができます。
庭園が最も美しくなるのは、梅の花が見頃を迎える2月ごろ。桜が有名な日本でも、偕楽園の美しい梅の花は見逃せません。
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3.水戸城
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水戸駅の北にある「水戸城」は、当時軍を率いていた徳川将軍家に次ぐ地位を持っていた水戸徳川家が暮らしていた城です。この水戸城は、専門家などによって選定される「日本100名城」の1つにも数えられています。
現在は、水戸城で最も格式が高い門の「大手門」と、防御などのために建てられた「角櫓(すみやぐら)」、国の特別史跡にもなっている「弘道館」を見学することができます。
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4.大洗磯前神社
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海や湖の中に立つ鳥居は日本にたくさんありますが、これほど神秘的な鳥居は「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」にしかありません。
日の出スポットとしても有名で、太陽が水平線から鳥居の真上に昇る壮観な光景を写真に収めるために、多くの人々が訪れます。
水戸駅から大洗磯前神社までは、バスもしくは車で15〜20分ほどです。
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5.酒列磯前神社
ここは、ひたちなか市の磯崎漁港近くの小高い丘の上にある「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」です。
酒列磯前神社と大洗磯前神社は2社で1つの兄弟神社であり、古くから深い関係があります。
さらに、参道の椿は茨城県指定の天然記念物にもなっており、花が見頃を迎える3月ごろには、異空間に入り込んだような美しい景色が広がります。
住所:茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2
公式HP:https://sakatura.org/
6.笠間稲荷神社
「笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)」は日本三大稲荷神社の1つで、商売の成功(商売繁盛)や、穀物が豊かに実る(五穀豊穣)ことを祈願するために毎年300万人以上の参拝客が訪れます。
特に10月中旬から11月下旬に開催される「菊まつり」の時期には、年明けの初詣シーズンと並ぶほどの多くの参拝客が訪れます。
住所:茨城県笠間市笠間1
公式HP:http://www.kasama.or.jp/
7.ほしいも神社
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ひたちなか市の「ほしいも神社」は、ずらりと並ぶ金色の鳥居が見どころの神社です。
「ほしいも神社」という名前には、茨城名物の「干し芋(ほしいも)」と、「欲しいもの」という2つの意味が込められているのもユニークなポイント。参拝客の「欲しいものはなんでも手に入りますように」という思いが込められたこちらの神社へ、ぜひお参りに訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町 172-2
公式HP:https://horide-hachiman.com/
8.鹿島神宮
歴史的にも名高い「鹿島神宮(かしまじんぐう)」は、古くから千葉県の香取神宮と対をなし、本殿・拝殿・楼門・社殿など7棟が国の重要文化財に指定されている神社です。
鹿島神宮は全国に約600社ある鹿島神社の総本宮で、奈良の春日大社の鹿は、ここから送られた神鹿の使いの子孫であると言われています。
9.筑波山
茨城県の「筑波山」は関東の名山の一つであり、日本各地の山の中から選出された「日本百名山」にも数えられています。
富士山と比較されることも多い美しい山で、「西の富士、東の筑波」と称されています。山頂までゆっくりと登ることもできますし、ロープウェイで登ることも可能です。
筑波山周辺のおすすめホテル
10.牛久大仏
「牛久大仏(うしくだいぶつ)」は、日本最大級の青銅の仏像です。
仏像内は見学することができ、フロアごとに異なる空間が広がっています。5階の展望台からは関東平野を眺めることができ、天気の良い日には富士山やスカイツリー®︎まで見渡すことができますよ。境内には動物園やお土産ショップもあります。
こちらのスポットへは、車でのアクセスが便利です。
11.竜神大吊橋
刺激的なアクティビティが好きなら、常陸太田市にある「竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし)」を忘れてはいけません。
橋の長さは446メートル、高さは100メートルあり、日本のバンジージャンプの聖地となっています。
橋がある竜神峡は、茨城の紅葉の名所としても有名。訪れる際は、車がオススメです。
12.那珂湊おさかな市場
茨城の沖合は、魚にとっての栄養分が豊富な黒潮と親潮の境目にあります。そのため、茨城は豊富な水産物に恵まれています。
東京からもアクセスしやすい那珂湊漁港のすぐそばにある「那珂湊おさかな市場」は、観光客も新鮮な魚介グルメを楽しむことができるスポットです。海鮮レストランや鮮魚が揃う問屋もあり、休日には多くの人で賑わっています。
13.袋田の滝
「袋田の滝」は日本三名瀑の1つに数えられる有名な滝です。
春夏秋冬それぞれ異なる景色が楽しめますが、1番のオススメシーズンは「冬」。滝全体が凍って真っ白な氷になる、珍しい「氷瀑」を見ることができます。また、紅葉の景色が楽しめる「秋」のシーズンもオススメです。
袋田の滝周辺のおすすめホテル
14.つくば霞ヶ浦りんりんロード
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、つくば市、土浦市、霞ヶ浦市、桜川市、潮来市など、いくつかの都市を走る約180キロのサイクリングコースです。
初心者から上級者までサイクリングを楽しむことができますよ。
区間:JR土浦駅〜JR岩瀬駅および霞ヶ浦湖岸一周
公式HP:https://www.ringringroad.com/
15.水郷潮来あやめ園
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「水郷潮来あやめ園(すいごういたこあやめえん)」は、約500種、100万株ものあやめ(菖蒲花)の花が咲くことで有名なスポットです。
花が見頃を迎える5月末〜6月末には、イベント「水郷潮来あやめまつり」が開催され、ライトアップやパフォーマンスなどを楽しむことができます。
併せて開催される「嫁入り舟」は、一般人も参加できるイベント。白無垢衣装をまとった花嫁が船に乗って花婿のもとへ嫁ぐ儀式で、海外からの応募も受け付けています。
16.御岩神社
「御岩神社(おいわじんじゃ)」は、300年以上の歴史を持つ神社です。
神社がある御岩山は古くから霊山と言われ、日本最古の書物である『常陸国風土記』にも記載されています。
現在の茨城の一部を治めていた水戸藩の藩主も、歴代にわたって参拝していたと言われています。
住所:茨城県日立市入四間町752
公式HP:https://www.oiwajinja.jp/
17.茨城県立歴史館
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「茨城県立歴史館」横のイチョウ並木は、例年11月に美しい紅葉が見られる穴場の紅葉スポットです。
歴史館自体の見どころも多く、水戸徳川家の宝物をはじめ、茨城県の古代から近代までの歴史的な展示品を見学することができます。入場料は160円なので、リーズナブルに観光したい方にもぴったりです。
茨城県立歴史館周辺のおすすめホテル
18.雨引観音
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桜川市にある「雨引山楽法寺(雨引観音)」は、紫陽花の名所として知られるスポットです。例年6月には境内の約3000株の紫陽花が花を咲かせ、7月には池いっぱいに紫陽花が浮かぶ「水中花」を楽しむことができます。
また、例年3月〜4月の桜の時期には、幻想的な空間が広がる夜のライトアップなども楽しめます。
19.花貫渓谷
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茨城北部にある「花貫渓谷(はなぬきけいこく)」は、日本のドラマ作品『ひよっこ』で注目が集まったスポットです。特に紅葉の時期の汐見滝吊り橋が有名で、秋の美しさを満喫できます。
電車の最寄り駅は「高萩駅」ですが、花貫渓谷までの公共交通機関がないため、車で行くことをオススメします。
20.日立駅
「日立駅」は、茨城県出身で世界的に活躍する建築家・妹島和世氏がデザインを手がけた駅です。
この駅では、天気が良ければ、太平洋の水平線から昇る絶景の日の出を見ることができます。神々しい景色とともに太陽のエネルギーを存分に感じることができるはずです。
日立駅周辺のおすすめホテル
21.大杉神社
「大杉神社」は茨城県稲敷市にある神社です。日本で唯一の「夢むすび大明神」、つまり「夢を叶えてくれる神社」と言われています。
健康祈願や交通安全などをお願いする一般的な神社とは異なり、大杉神社は夢を叶えてくれる神様を祀っています。
22.土浦花火競技大会
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土浦市で毎年開催されている「土浦花火競技大会」は日本三大花火大会の1つです。
1925年から始まった花火大会で、毎年日本各地の花火職人が集まり、自慢の作品を競い合います。豪快に打ち上がる花火を一目見ようと、全国から多くの人々が集まります。
会場:学園大橋 Google Map
公式HP:https://www.tsuchiura-hanabi.jp/
23.筑波宇宙センター(JAXA)
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つくば市内にある「筑波宇宙センター(JAXA)」は、日本の宇宙研究機関です。
観光客に向けて開放されているエリアは見学予約をすることができ、JAXAに関する情報をはじめ、宇宙科学や実際に使われている器具など、さまざまな展示品を見学することができます。
【公式】宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター(広報部運営)周辺のおすすめホテル
茨城県のグルメ、お土産
茨城県にある美味しいグルメやお土産をご紹介します!
24.常陸牛
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茨城県が指定した畜産業者だけが生産できる「常陸牛(ひたちぎゅう)」は、すべてA4ランク以上の高級ブランド牛肉です。
県内には常陸牛料理を提供しているレストランもあるので、茨城県に訪れた際には全国的に有名な和牛をぜひ味わってみてください。
25.さつまいもスイーツ
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茨城県は、甘みが強くまるでスイーツのような味わいが楽しめる「さつまいも」の一大産地であることから、さつまいもで作るスイーツが名物の1つになっています。
なかでも昔から愛され続けてきたのが、さつまいもを干して作る「干し芋」。それ以外にも、さつまいもパイ、さつまいもクリームクリーム、さつまいも羊羹など、さつまいもをアレンジして作られたスイーツはたくさんあります。
26.あんこう鍋
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深海魚のあんこうを使った「あんこう鍋」は茨城の名物の1つです。
あんこうは食べられる部位が多く、コラーゲンが豊富なため美肌効果があると近年注目されています。お値段は少々お高めですが、茨城県に来たらぜひ味わってみてください!
27.常陸秋そば
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常陸太田市でとれるそばから作る「常陸秋そば」は、茨城県のご当地そばです。
常陸秋そばの旬は秋で、紅葉を見ながら美味しいそばをいただくのは、茨城の秋ならではの楽しみです。
茨城の偉人
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茨城や水戸の偉人として有名なのが、後世に作られたテレビドラマ作品『水戸黄門』にも登場する徳川光圀(とくがわ みつくに)です。
徳川光圀は、徳川家康の孫にあたり、水戸藩の二代目の領主として活躍した人物です。儒学を広め、日本の歴史書『大日本史』を作り上げたとして、日本の歴史に名を残しました。
ドラマの中では諸国を回って悪者を退治していますが、記録を振り返ってみると、関東地方から出たことはないのだとか。
茨城県の交通(飛行機、電車、レンタカー)
茨城県では、目的地によって交通手段が異なります。日本国外から直接茨城県へアクセスしたい場合は、茨城空港まで飛行機で行く方法もありますが、東京からアクセスする場合は、レンタカーなどの車や電車を利用するのが便利です。
茨城空港
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台湾、ベトナム、ミャンマーなどのアジア圏の国からアクセスする場合は、飛行機で茨城空港まで国際線直行便を利用するのが良いでしょう。
なお、国内線の場合は、新千歳空港、神戸空港、福岡空港、那覇空港から茨城空港までの直行便が出ています。
住所:茨城県小美玉市与沢1601-55
公式HP:https://www.ibaraki-airport.net/
JR常磐線
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東京都内から茨城の「土浦」「水戸」「日立」方面へ行く場合、常磐線特急「ひたち」を利用するのがオススメです。
JR東京駅またはJR上野駅から乗車した場合、土浦駅へは約40分、水戸駅へは約1時間、日立駅へは約1時間30分でアクセスできます。
なお、JRの特急電車を利用する場合は、JR東日本が販売している訪日観光客向けのお得なフリーパス「JR TOKYO Wide Pass」をぜひ活用しましょう!
つくばエクスプレス
茨城の「筑波」方面へのアクセスなら、秋葉原駅、浅草駅、北千住駅から乗車できる「 つくばエクスプレス」が便利です。
秋葉原駅からの場合、最短約45分でつくば駅までアクセスすることができます。
レンタカー
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台湾台北市出身。京都府北部の舞鶴市でインバウンドに携わりながら、ブロガーとして日本の観光情報を発信してきました。MATCHAには2019年10月に参加。
趣味は旅、電車を見ること、オシャレなスイーツ・カフェ巡り、御朱印集め、ミュージカル観劇、写真撮影など。幅広過ぎて、自分でも不思議に思っています。