宮島訪問税開始・フェリー運賃改定 2023年10月1日より
宮島では、2023年10月1日から「宮島訪問税」の徴収が始まります。持続可能な観光地域づくりのために創設され、公衆トイレや休憩スペースの維持管理、文化財の保存などに充てられるとのことです。 宮島訪問税は1回入島するごとに100円。フェリー代に上乗せし徴収されます。ICカードをご利用の場合は、乗船時にフェリー代と宮島訪問税が自動で引き落とされます。「ジャパン・レール・パス」をご利用の場合は、フェリー乗り場の券売機または窓口にて訪問税を別途お支払いいただくこととなります。
徴収開始日
令和5年10月1日
納税対象者
船舶により宮島に訪問(入域)する方が対象となります。
ただし宮島町の住民および通勤、通学する者は対象外となります。
税額
納税義務者は、次のアとイのどちらかを選ぶことができます。
ア.訪問者が宮島を訪問(入域)するごとに1人1回 100円
イ.1年分を一時に納付する場合は、訪問者1人1年ごとに 500円
徴収方法
ア.訪問者が宮島を訪問(入域)するごとに1人1回 100円の場合
旅客船舶(フェリーや貸し切り船など)を利用して宮島を訪問(入域)する場合は、運賃などに税を上乗せして船舶運航事業者が徴収します。【特別徴収】個人船で桟橋を利用して宮島を訪問(入域)する場合は、桟橋の使用料とともに桟橋管理者などが税を徴収します。【特別徴収】個人船で自然海岸から宮島を訪問(入域)する場合は、訪問した日から起算して10日以内に市役所、宮島支所または大野支所で税を納付します。【申告納付】
イ.1年分を一時に納付する場合は、訪問者1人1年ごとに 500円の場合
初回の訪問(入域)予定日の前月10日までに、市役所、宮島支所または大野支所で税を納付します。【申告納付】
「訪問税」のように入域者から税を徴収する制度は前例が少なく、日本人にとってもまだまだ馴染みのない制度であると言えます。しかしながら、宮島訪問税の導入により観光客の受入環境が整備され、宮島を訪れてくださった皆様により快適な時間を過ごしていただけることを願っています。
フェリー運賃の改定
また、宮島口・宮島間を運航するJR西日本宮島フェリー・宮島松大汽船より、同じく10月から運賃を値上げするとの発表がありました。現在は大人片道180円のところ、20円の値上げをするとのことです。宮島訪問税と合わせると、往復の運賃は500円ということになります。またこれに伴い、自動車航送運賃の値上げも予定されています。今回の値上げは燃料費の高騰によるもので、消費税による改定を除くとおよそ40年ぶりの改定ということです。詳細は以下をご確認ください。
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