北海道の秋を楽しむ!スーパーで購入できる秋ならではの食材ガイド
北海道で秋のグルメを楽しみたい方へ。魚や農産物など、北海道ならではの秋の食材をスーパーで探してみました。北海道にお越しの際は、現地で食べるのもよし、食材をお土産で買って帰るもよし。ということで今回は代表的な食材を5つ、ご紹介いたします。
1:秋さけ
北海道の秋の味覚の代表格といえば、そう、鮭!
北海道で産まれ海で育った鮭が、北海道の川に還るのが9月〜11月。この時期に獲れる鮭は、まさに北海道の秋の味覚の代表。秋の味=秋味(あきあじ)とも呼ばれます。
秋鮭の代表的な調理法・食べ方として有名なのが、鮭のちゃんちゃん焼き。生鮭といっしょに、玉ねぎやキャベツやじゃがいもなど、様々な野菜を蒸し焼きにする味噌味のちゃんちゃん焼きは、お楽しみのメニュー。
もちろん北海道の居酒屋や郷土料理店などで食べることができます。
なお生さけの相場は時期にも差がありますが、だいたい100g200円前後でしょう。
2:いくら(筋子)
さて、秋さけとともに店頭にならぶ秋の味覚といえば、鮭から取れる卵の「筋子」。そして、筋子からいくらを作るのが秋の北海道の家庭のスタンダード。
生筋子を買って帰り、ほぐして醤油やお酒で味付け。秋の家庭の味、いくらの醤油漬けの完成です。
なお、いくらの作り方はYouTubeなどで多数公開されてますのが、気をつけて欲しいのが「アニサキス」。アニサキスは長さ2com前後の細長く白っぽい寄生虫。冷凍品は心配不要なのですが、生の筋子にはアニサキスが付着していることが往々にしてありますので、筋子をほぐすときに注意深く見るようにしましょう。
なおいくらはここ数年単価が上昇傾向。100gあたり800〜1000円前後が一般的な価格です。それでも完成済みのいくらを買うより、かなりお得です。
3:さんま
鮭と並ぶ代表的な海の幸として人気なのが、さんま。ひがし北海道の根室や釧路が主な産地ですが、こちらも最近は不漁が続き、高価な魚になりつつあります。
さんまはやっぱりそのまま焼いて食べるのが一番!またシーズンの鮮度の良いさんまは、お刺身や寿司ネタで食べることもできます。
さんまの相場ですが、以前は1匹100円かそれ以下で売られていましたが、ここ数年は不漁で1匹200円以上することも。写真にあるように1匹150円(税別)程度ならまあ合格点と言えるでしょう。できるだけ大ぶりの脂の乗ったさんまを選びましょう。
4:玉ねぎ
秋を代表する北海道の農産物というと、じゃがいもやかぼちゃ、長いもなど多々ありますが、その中でも推したいのが「玉ねぎ」です。北海道は全国の玉ねぎの約60%を生産する、一大たまねぎ産地。その中でも道東の北見市が、日本で一番の生産量を誇ります。また最近では札幌近郊ので取れる「札幌黄」などの高品質のブランド玉ねぎも注目を集めています。
例年9月上旬ごろになると、一面のたまねぎ畑に掘り出されたたまねぎが転がる、そんな秋ならではの風景を北見などの産地で見ることができます。
たまねぎの美味しい食べ方としては、先にあげた「鮭のちゃんちゃん焼き」や、北海道ならではのグルメ「ジンギスカン」にも欠かせません。
なお近年のたまねぎの相場は、秋であれば1個40円〜50円前後になります。
5:お米
最後にご紹介するのは、食卓に欠かせない「お米」!ブランド米の一大産地として知られる北海道は、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「おぼろづき」など美味しいお米がいっぱい。北海道では本州よりも少し遅い、9月頃から新米が出回り始めます。
この時期に北海道内に点在する「道の駅」などを除くと、お米農家さんが販売する、とれたて&精米したてのお米が並びますので、ぜひ買ってみるのもおすすめですよ。
以上、北海道の代表的な秋の味覚を5つ、ご紹介させていただきました。もちろんこれ以外にも、10月がシーズンの天然「ししゃも」や、鍋にするとおいしい「かじか」や冬にかけてシーズンを迎える「真たら」や、じゃがいも、にんじん、ゆり根など秋が旬の食材があります。
ぜひ北海道で秋の味覚を味わってみてくださいね!
画像撮影:コープさっぽろルーシー店(札幌市白石区)
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WEBサイト 生活協同組合コープさっぽろ
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