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いま流行のシェアサイクル!「Charichari(チャリチャリ)」の魅力を地元・名古屋在住のトラベルライターがご紹介
エリア内に複数配置された自転車の貸出・返却拠点(シェアサイクルポート)にて、自転車を自由に貸出・返却できる交通手段「シェアサイクル」。日常使いの足として、観光の移動手段として、いま都市部を中心に話題となっているサービスです。 そこで今回は地元・名古屋を中心に、トラベルライターとして活動する土庄雄平が「Charichari(チャリチャリ)」の魅力をご紹介!結論から先にお伝えすれば、利便性が高く、効率よくもゆったりと観光を楽しめるシェアサイクルサービスです。
魅力①ストレスフリーで気軽に利用できる
第一の魅力は、なんといっても手軽さでしょう。レンタサイクルでは貸出時に書類を書いたり、受け渡しに時間がかかることもしばしば。しかし「Charichari(チャリチャリ)」であれば、アプリをダウンロード→支払い方法を登録→ポートで自転車のQRコードを読み取るだけ。対面の手続きは必要ありません。
またアプリで自転車があるポートもタイムリーに見られるほか、名駅や栄を中心としてポートの数も多く、シェアサイクルのサービスなので、空いているポートであればどこでも返却できます。徒歩で行けないことはないものの、少し遠い場所にサクッと自転車で移動できる利便性の高さは素晴らしいです。
魅力②地下鉄にも匹敵!? 分単位の設定と快適さ
二つ目の魅力は、何度も乗り降りする場合における料金の安さです。「Charichari(チャリチャリ)」にはベーシックと電動アシストの2つのタイプの自転車があります。料金が分単位で設定されているのがポイントです。
ベーシック=6円/1分
電動アシスト=15円/分
町の中にいろいろなスポットが集まっている名古屋では、1時間や3時間など長時間借りられなければ困るということは、ほとんどありません。細かい時間で何度も借りられる方がメリットが大きいのです。
ここでチャリチャリの料金設定が生きてきます。以下を見てください。
こちらは平日に走った一例ですが、名古屋駅〜円頓寺商店街〜名古屋城周辺〜文化のみち〜徳川園〜名古屋駅で合計732円(初回、割引チケット適用)でした!なんと地下鉄1日乗車券よりもお得です。
乗っている時間に比して少し割高なのでは?という意見もあるかもしれませんが、チャリチャリでは自転車のメンテナンスも非常に大事にしています(お金をかけています。笑)。いつ利用しても気持ちよく走行できるのも魅力なのです。
魅力③ポートに自転車を止めてゆったり観光へ
今お伝えしたように、分単位の料金設定となっているチャリチャリ。個人的には名古屋を観光する上で非常におすすめできると思っています。なぜなら名古屋では一つのエリアの中に複数の見所スポットが集中しているため。
30分自転車を借りるほどではないものの、10分ほど借りられれば助かる、といったシーンで特に重宝します。ポートからポートへ直行したり、ポートをいくつかつなぎながら移動したり、自由度が高いのも特徴です。
またポートとポートを移動し、乗った分だけ都度精算する方式なので、ゆったりと観光を楽しむことが可能です。「何時までに返却しなければ」「あそこに止めた自転車は大丈夫かな?」といった心配がなくなります。スポットでの時間に集中できるのも大きなメリットです。
さらに、地下鉄といった他の交通機関と併用するという使い方も可能。名古屋から栄にシェアサイクルで出て、帰りは地下鉄で帰ってくるなど、柔軟なプランを組めるのも◎。チャリチャリは、まさに痒いところに手が届くシェアサイクルサービスだと感じました。
<魅力④公共交通機関が少ない。文化のみち・熱田エリアに展開
チャリチャリの大きな特徴として、名古屋市内の中でも強いエリアがある点です。中でも特筆すべきエリアが、名古屋市熱田区と、西区から東区(円頓寺商店街〜文化のみち〜徳川園)です。
いずれも公共交通機関が少なく、駅から徒歩15〜30分という見所も多いエリア。しかしチャリチャリを活用すれば、効率よく巡ることができます。また、いずれのエリアも、名古屋を再発見できるスポットが多く存在するのもポイントです。
以下、簡単に各エリアの見所やスポットの一例をご紹介します。
【西区】円頓寺商店街 松露堂
円頓寺商店街にある老舗和菓子屋さん。粒の大きな粒あんを使い、手焼きで作られる「金鯱きんつば」が名物です。
【西区】名古屋城外周
徒歩でめぐると意外と遠いですが、自転車であればスイスイ観光できます。自転車×名古屋城で記念写真を撮影してみては?
【西区】文化のみち橦木館
昭和レトロな洋館や、リアルジブリと呼ばれる台所、現代でも生き続ける近代建築を鑑賞できます。SHUMOKU CAFEも入っており、映えるパンケーキセットが名物です。
【熱田区】宮の渡し公園
旧東海道で唯一海上ルートだった、渡し船の発着所があった場所です。常夜灯もあり、名古屋の街道史の風情に浸れます。
唯一のデメリットもメリットに?借りられないことで生まれる余白
チャリチャリでは自転車を予約できないため、返却したスポットから再び乗り始められるか分からないというデメリットもあります。しかし、捉え方によっては、このデメリットはメリットにも変わるのです。
なぜなら自転車を借りれなければ、周囲のポートを探して向かうのではないでしょうか?この散策の時間が、意外なスポットやお店の発見につながることも。機械的にめぐる観光に"面白さをプラス"してくれるのも、実はチャリチャリの魅力ではないかと思います。
営業まわりなどビジネス利用の移動にもおすすめ!
ライター代わりまして、名古屋地区でSaaSサービスの営業をしているコジロウです。
私は、自社のサービスのご紹介ために名古屋市内のお客様先をまわる仕事が多くありますが、意外と公共交通機関ではサッとたどり着けないお客様先も多く、チャリチャリを利用して顧客訪問をすることがあります。
レンタサイクルを活用する以前は、公共交通機関でなるべく近くまで行ってから、タクシーを利用していました。
タクシーも便利ですが、事前に予約したり、呼んで待ってから伺ったり、タクシーが少なそうな時間帯の訪問だと捕まらないことを想定して早めに移動したり、捕まらなかったら歩いたり走っていったりしていました。
チャリチャリを合わせて使うようになってからは、アプリで駅近くのポートを事前にチェックして、あとは到着した時間に合わせて柔軟に自転車を借りて移動する形となり、商談後の帰りもタクシーを呼んでもらったり待つという時間がなく、自転車でそのまま戻れる良さがあります。
もちろん雨天荒天のリスクはありますので、タクシーの利用も手段の1つに持ち続けつつ、面倒な予約や貸出手続きなどがなく、スマートフォンひとつでサッと借りられるチャリチャリは一つの選択肢として気に入っています。
ヘルメットを持ち歩く必要があるので、バックパックに取り付けられるようにしましたが、荷物が増えるという点は考慮しておくべきポイントではありますね。ペットボトルホルダーを転用してカバンに取り付けています。
チャリチャリには自転車の保険も含まれているので、自社の担当部門にて保険の内容も事前にチェックしてもらい、必要性が認められる場合の業務上の移動手段に使って良いと判断されています。
名古屋での足にとして重宝する「Charichari(チャリチャリ)」
いかがでしたでしょうか。今回はトラベルライター視点で、「Charichari(チャリチャリ)」の魅力やおすすめスポットをご紹介しながら、最後には営業活動でチャリチャリを愛用するコジロウさんにも、メリットをご紹介いただきました。
「目的地まで徒歩で行けないくないものの、少し遠くて大変」「徒歩10分〜30分の場所を複数めぐる」そんな際に、チャリチャリは最高の相棒になってくれます。思った以上にハードルは低いので、ぜひアプリをダウンロードしてチャリチャリを使ってみてはいかがでしょうか?
取材:文章・写真:土庄雄平、コジロウ
「Charichari(チャリチャリ)」は、スマートフォンアプリで専用の赤い自転車の鍵をあけ、かんたんにご利用いただけるシェアサイクルサービスです。ベーシックは1分7円、電動アシスト自転車は1分17円でご利用いただけ、いつでもどこでも、乗りたいときにすぐ利用できる体験の提供を目指しています。 福岡では2018年2月にサービスを開始し、現在までに約3,000台の自転車と630ヵ所以上の駐輪ポートを展開し、累計1,600万回以上のご利用をいただくまでに成長いたしました。また、2020年からは名古屋市及び東京エリアでのサービスを展開し、2022年4月より熊本市での展開を開始しています。 1分単位の料金設定や、手軽に使えるアプリ仕様から各エリアにて「ちょっとそこまで」の日常的な移動を中心にご利用頂いております。