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竹田城跡で雲海ご来光。カッパのガジロウ、朝来市に行く
福崎町のカッパの「ガジロウ」が福崎駅以北の播但線に乗車し、観光地を巡るという冒険的な企画が実現。 11月14日、ガジロウがご来光登山として天空の城として名高い竹田城跡(朝来市和田山町竹田古城山)を訪れました。
竹田城跡へ
14日、日の出の時間は6時30分。まだ暗い竹田城への道を登ります。
竹田城跡の雲海シーズンは9月下旬から11月下旬にかけてで11月初旬が一番発生しやすくなります。
この日は絶好のコンディション。
雲海からのご来光を臨む
竹田城で雲海からのご来光を迎え、その美しさに感慨深げな表情を見せるガジロウ。
公式によれば、ガジロウが思い出したのは「落武者と間違われて追いかけられた日々」や「保身のために尻子玉抜きまくった記憶」だったとかそうでなかったとか。
突然のカッパの襲来は回りの観光客にも注目を浴び、写真を撮る姿が見受けられました。
この企画は、播但線のPR、利用促進、そして地域の観光地PRを図る目的で開催されており、播但線の新たな魅力としてSNS等で広く発信され、利用客の増加に期待が寄せられています。
福崎町は、かつて「播州」や「播磨の国」と呼ばれた兵庫県南西部に位置し、昔は東西と南北を結ぶ街道が交わる交通の要所として栄えました。昭和31年(1956年)5月3日に、田原村、八千種村、旧福崎町が合併し、現在の形となりました。 今でも、南北にはJR播但線や播但連絡道路、国道312号線が通り、東西には中国自動車道と県道三木宍粟線が走り、交通の重要な拠点であることに変わりはありません。 さらに、福崎町は緑豊かな山々に囲まれ、町の中央を市川が流れる自然豊かな田園都市であり、歴史と文化の遺産にも恵まれた地域です。