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豊田御城印プロジェクトを外国人の視点で紹介⑥
豊田市のお城とその周辺の観光地を「豊田御城印プロジェクト」とともに、フランス人の豊田市職員が紹介します。
こんにちは!豊田市役所、国際まちづくり推進課のアンジーです。今回は「豊田御城印プロジェクト」の最後の2つのお城、上野城と寺部城を紹介します。
上野城(上野上村城跡)は15世紀に築かれたと言われています。これまでに紹介してきたお城のように高い所に位置していないため、誰でも気軽に訪れることができます。上野城跡に到着すると、鳥居にお出迎えされます。その鳥居の先へ進むと周りを林に囲まれた空間が広がり、歴史を感じます。上野城の御城印は、上郷区民会館、またはT-FACEB館2階インフォメーションで購入できます。
寺部城も15世紀に築城されました。寺部城の敷地には母屋、書院、茶席、土蔵があったそうです。現在、記念碑の周りの「寺部城址の森」では、イロハモミジ、シラカシ、ムクノキなどの木々を楽しみながら散歩できます。寺部城の御城印は、T-FACEB館2階インフォメーションで購入できます。
鞍ヶ池公園では、動物園、植物園、キャンプ場などの施設があり、様々なアクティビティを楽しむことできます。私は、鞍ヶ池公園に隣接するトヨタ鞍ケ池記念館を訪れました。そこで、トヨタ自動車のルーツである織機や、トヨタ自動車の最初の生産型乗用車などを見ることができました。世界中で知られているトヨタ自動車がどのように発展したかを知ることができる展示が興味深いです。
昼ご飯は、鞍ヶ池公園内のレストランでいただきました。私は豆野菜カレーとビーフカレーの2 種盛カレーを食べました。どちらも美味しかったです。また、レストランのテラスからは鞍ヶ池公園を見下ろせ、美しい景色でした。
最後に、豊田市自然観察の森を訪れました。広大な敷地のため、全てを見学することはできませんでしたが、湿地の周りを歩きました。また、敷地内に建つネイチャーセンターの2階には展示コーナーがあり、森の植物や生き物について学べます。このように自然が豊富な森を散歩したり、生き物について勉強したりすることが子どもにも大人にも楽しいと思います。
この記事で「豊田御城印プロジェクト」の12のお城全てを紹介しました。これまでお城を訪れたり、御城印を集めたりすることがとても楽しい経験でした!皆さんも、ぜひ豊田市のお城と周辺の観光地をあわせて訪問してください!
鞍ヶ池公園 https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/37/
トヨタ鞍ヶ池記念館 https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/74/
豊田市自然観察の森 https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/1740/
私たち「ツーリズムとよた」は、豊田市のものづくり産業や自然環境などの多様な資源を活かしながら地域の観光産業の発展に寄与し、市の公式観光サイトの運営など情報発信を通じて観光まちづくりを推進する団体です。 東海地区で人気の紅葉スポット「香嵐渓」をはじめ、市外から多くの人が来場する東海地区最大規模の「豊田おいでんまつり花火大会」、全国有数の現代美術を展示する「豊田市美術館」。 “クルマのまち”として知られる豊田市ですが、多様な観光資源と魅力的な観光スポットを持ち、一年を通して何度も訪れてほしい魅力あるまちです。 豊田市を観光地としても将来にわたり選ばれるまちとなるよう、私たちは、とよたの魅力を”伝え”、観光資源を”磨き上げ”、観光で地域の発展に”貢献”できるよう活動しています。