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早春の館山をまるっと体験!台湾人ファミリーの館山周遊タクシー旅体験 byJOYタク
東京から車で80分のロケーションにある千葉県房総半島の南端にほど近い館山市。新宿や東京駅から高速バスで2時間なのであっという間に移動でき、日帰り旅行も楽しめます。 このエリアでは早春からお花が咲き始め、1月から観光シーズンがやってくるのです。 寒くてお出かけ気分にならないあなたも、ぜひ館山を訪れて一足早い周遊観光を楽しんでみませんか?
貸切タクシー6時間
早春の千葉県・館山をぐるっと周遊体験へ
今回のゲストは、前日の館山若潮マラソンに台湾・高雄市から参加された蔡さんファミリーです。
高雄市の運動発展局にお勤めで、昨年11月には高雄マラソンに友好協定を結んでいる館山市から参加した森市長をはじめとする訪台団をお世話していただきました。今回はその逆に、館山の見どころを楽しんでいただこうと館山周遊観光タクシーを体験して頂くことになりました。
さあ、蔡さんファミリーと一緒に、早春の館山をぐるっと巡る旅に出かけましょう!
まずはホテルから周遊観光が10時にスタート。タクシーでの旅はご希望の場所から出発できるのが最大の利点ですね。今回使われた車両はユニバーサルデザインタクシーで、誰にでも乗り降りしやすいのがポイントだそうです。
館山のいちごは皇室に献上されているそうですよ。
小高い丘の上に館山城が見えてきます。
タクシーで15分ほどすると、鏡ヶ浦に突き出た長い桟橋が現れます。そのたもとには、色鮮やかなイラストが描かれた建物がありますね。
今回の旅では房総フラワーラインを20分ほどタクシーで南下して、伊豆諸島を見ながらの昼食を摂ることにしましょう。
この房総地域でもっとも格式の高い神社として有名な安房神社までは、タクシーで15分ほどです。
館山いちご狩りセンターで30分間の食べ放題
まずは、この季節の風物詩「いちご狩り」を楽しみましょう。館山のいちごは皇室に献上されているそうですから美味しいこと間違いありませんよ。章姫(あきひめ)と紅ほっぺの2品種の食べ比べを楽しんでください。
真っ赤に熟したものほど甘いと言われています。誰が一番甘いいちごを見つけられるかな。上手に探して好きなだけ甘酸っぱい春の味覚を頬張ってください。持ち帰りはできないので、その場で食べれる量だけを採るように注意してくださいね。変わった形や大きないちごにお子さんも大喜び!
みなさんお腹いっぱいになりましたか?
街のシンボル、館山城と城山公園で電動カート体験!
館山湾を望む小高い丘の上には、かつては戦国時代にこの地を治めていた里見氏の居城があったそうで、現在は1982年に建設された模擬天守閣が街のシンボルとなっており、遠方からもその姿を見ることができます。
そしてお城を取り囲むように広がる城山公園は市民の憩いの場として人気のスポット。
四季の花々を楽しめる公園に待ち受けるのは頂上までの階段コースか、500mほどの急坂コース。ちなみに坂道の下にはレンタルの杖が用意されているほど。
安心してください。今回のタクシーはトランクに電動カート「JOYカート」が積まれた特別な観光プラン「JOYタク」。ゲストの皆さんには交代で電動カートを操縦してもらい頂上を目指します。
ここで使用されているのは、株式会社NOAAの人気製品「JOYカート」。実は台湾で製造されていて、扱いやすい折りたたみ式なんですよ。電動車いすの型式で認定されているので、歩行者と同じ歩道を走行することができる電動モビリティとして注目されているんです。
特に坂道と電動モビリティの相性は抜群。モーターが力強く前進してくれるので、息を切らすことなくスイスイ、ラクラクと上っていけます。休憩の必要もありませんね〜。長い坂道を嫌がるお子様も多いのですが、電動カートのおかげであっという間に登りきります。
さあ、頂上が近づいてきました。移動も楽しいモビリティ観光はいかがだったでしょうか?
さて、展望広場からは館山市街を見渡すことができるこの景色。眼下に広がる館山湾は波があまり立たないので「鏡ヶ浦」とも呼ばれているんです。この日はまさに鏡のよう。青空と白い雪に覆われた富士山を見ることができました。海の先に夕陽が沈むことから、館山はロマンチックな「恋人の聖地」として認定されているんですよ。
ハートと一緒に絶景を記念撮影!
人気の観光拠点、"渚の駅"たてやまと館山夕日桟橋
まずは、みなとオアシス”渚の駅”たてやまへ。こちらの敷地には物産店「たてやま海のマルシェ」やレストラン「館山なぎさ食堂」、ミニ水族館「海辺の広場」などがあり、2階展望デッキからは着港した船や鏡ヶ浦の様子、海に沈む太陽や夕焼けの様子などをのんびり楽しむことができます。
まずはミニ水族館「海辺の広場」でお魚の勉強を。スペースは大きくはありませんが、館山湾に生息する様々なお魚を楽しむことができるんですよ。
こらこら、誰ですか?「美味しそう」って言ってるのは(笑)
ここではタイミングが合えばエサやりの様子を観察することもできるんです。この日も特別に乾燥エビの餌やり体験を楽しみました。魚たちが群がってくる様子が楽しかったですね。さらにこの水槽、実は人工的に潮位の干満を再現しているすごい水槽なんですよ。
お次は、物産店「たてやま海のマルシェ」をのぞいてみましょう。地元の採れたて野菜をはじめ、グルメにも人気のスイーツなどのお買い物を楽しむことができますよ。お酒やおつまみを買って、ホテルで楽しむのも良いですね。
さて、せっかくここに来たので日本一長い桟橋と言われる「館山夕日桟橋」をお散歩しておきましょう。夕方には夕日を見に市民が集まる愛されスポットで、桟橋の途中にはウミホタルの求愛行動時の青い発光をモチーフとしたキャラクター像「ブルーフレイム」が人気です。「恋人の聖地」一番のフォトスポットなので、桟橋を歩いて見に来てくださいね。
この桟橋でも電動カートでモビリティ体験しちゃいましょう。「JOYタク」だからこそ楽しめる特別な体験と言えますね。潮風を受けながら時速6kmで走行する新感覚。あっという間に「ブルーフレイム」まで到着です。
ブルーフレイムに触れながら記念撮影!
さあ、お腹も空いてきたところで昼食レストランに向かいましょう。
採れたての海鮮料理、漁港食堂だいぼ
さて、房総フラワーラインから海側に延びた道を進むと良い感じの食堂があります。
その日に地元で採れたての魚を楽しむことができる食堂として大人気のお店「だいぼ」です。そもそもこの海を見渡せるロケーションです。味覚と絶景を同時に楽しめるんですね。この日は天気に恵まれていたので、テラス席で海を感じながらのランチタイムでした。
季節が良ければテラスで浜焼きBBQを楽しむのも最高ですね〜。お子様ランチの用意もありますよ。
ここでは海鮮丼や刺身定食、かき揚げ丼が人気ですが、どれにするか迷ってしまいます。
それではいただきまーす!
食べてる時は皆さん幸せそうですね〜。蔡さんファミリーの味覚にも合うのでしょうか。
館山といえばやはり魚。どの季節に観光に来ても、美味しい海鮮料理に巡り会えますよ。
お店の前には芝生の広場があるので、早く食べ終わった子どもたちは電動カートで遊んでいますね。年齢制限はありませんが、保護者が側についていてあげてくださいね。
眼前の岩場の先に広がる太平洋と天気によっては伊豆大島や三宅島、富士山も見える場所なのです。
菜の花が咲き揃う房総フラワーラインをドライブ
食事の前から走っていた道の様子がだんだんと変わってきました。あたりから電柱と電線が消えて、道路も見通し良くなってきました。一直線に延びる道路を走るのって気持ちがいいですよね。
フラワーラインの名の通り、両サイドに菜の花が咲き揃う最高のドライブ日和です。
バイク乗りやサイクリストにも大人気の道路で、前日の館山若潮マラソンでは多くのランナーたちがここを走りましたが、花を見る余裕のある人はどれくらいいたのでしょうか。
格式高い安房神社を参拝
最後に訪れたのは、由緒正しく格式の高いことで有名な「安房神社」です。日本の全ての産業を創造した神「天太玉命」が祀られています。商売繁盛や事業繁栄だけでなく必勝祈願としてもご利益があるそうです。
こちらの神社の参道は、春になると見事な桜並木として人気だそうです。鳥居の前で大きく深呼吸してから一礼して境内に入りましょう。まずは手水で手と口を清めます。身も心も清めた状態で、清々しい気持ちでお参りしましょう。
こちらでは特別に宮司さんからお話を聞くことができました。神社の起源や外国人には馴染みのない神道の話でも、特別な場所のありがたみは伝わってきます。特にご利益については知っておきたいですよね。
それではご利益を理解したところでお参りしましょう。お参りする時は二礼二拍手一礼という作法があります。皆さんどんなお願い事をしたのでしょうか。
台風の災害でも御神木はびくともしなかったとか。パワーを感じる空間ですね。
帰る前にお守り購入はいかがですか。おみくじで一年の運勢を占ってみるのも良いですね。
タクシーでお泊りのホテルまで
6時間ほどかけて貸切タクシーでの盛り沢山な周遊観光でしたが、館山の印象はいかがだったでしょうか?1月下旬とは思えない陽光とお花や南国の木々など暖かな景観を楽しみました。
東京からほど近いリゾート地・館山はすでに観光シーズンが始まっています。東京から足をのばせば日帰り旅行もできるので、新鮮な海鮮と絶景を求めて観光しに来てください。絶対に損はさせませんよ。
現地での移動は優しいタクシードライバーにお任せ。あらかじめ行きたい場所を伝えておくと効率よく周遊できるので、事前に相談・予約することをおすすめします。ぜひお友達やご家族と館山を訪れてみてください。
貸切観光タクシーのご相談はこちらまで。
鏡浦自動車館山営業所:0470-27-5311(8:30〜16:00)
企画:鏡浦自動車、BUD International
協力:館山市、館山市観光協会、館山市インバウンド推進協議会
運行事業者:鏡浦自動車、南房タクシー、昼夜タクシー、白浜タクシー
このモデルコースで紹介したスポット
旅行・観光業向けの広告サービスを30年間提供しているバドインターナショナルが、EVモビリティの観光活用を提案しています。景勝地やビュースポット間の移動が負担であった観光にモビリティをプラスすることで、これまで苦痛であった移動そのものを楽しい体験へと変えてくれるでしょう。私たちはモビリティ・ツーリズムを推進しています。