旅の準備はじめよう

宮古地域担当のKです。 今回は、私の趣味でもあるシーカヤックについてご紹介します。 岩手県の沿岸部南部はリアス海岸のおだやかな湾の中でシーカヤックやSUPの体験ができます。
岩手県沿岸部は全域を日本ジオパークとして認定されており、「三陸ジオパーク」と呼ばれています。
宮古市から陸前高田市までは、ギザギザとした急峻な海岸線が続くリアス海岸が続く景勝地です。
リアス海岸独特の小さな入り江や湾が続き、その周辺では比較的波が穏やかでホタテや牡蠣などの養殖も盛んです。
そういった穏やかな海岸線沿いをのんびりとシーカヤックやサップ(スタンドアップパドル)でゆっくりと楽しむ体験はいかがでしょうか。
海に漕ぎ出せば、透明な水と光の「青の洞窟」やジオパークならではの奇岩を通り抜けるアドベンチャースポット、白い砂浜の小さな無人島もあります。
有名な宮古市の浄土ヶ浜や、大槌町の吉里吉里湾、山田町の大島などカヤックが出来るポイントは無数にあります。
初めての方でも安心して体験できるメニューがたくさんありますので、ぜひリンク先のカヤックショップ、サーフショップにお問い合わせください。
釜石市箱崎半島付近。海の水路。
釜石市。秘密の青の洞窟。
「天然の盆栽」と地元の人たちが呼ぶ、岩場と赤松。
大槌町の野島付近でSUP
大槌町。崖には、ハマキクやハマユリが咲き漕ぎながらも目を楽しませてくれます。
大槌町の野島付近。夏の雲とヤマセ。
早朝の「太平洋日の出カヤック」を実施しているショップもありますので、お問い合わせください。
こんにちは!岩手県庁の沿岸地区を担当している岩手県沿岸広域振興局です。北は田野畑村から南は陸前高田市までの沿岸13市町村を担当しています。 2011年3月11日、東日本大震災による巨大な津波がこの地域を襲いました。 甚大な被害を受けましたが、世界中からの支援によって復興のみちのりを歩んでまいりました。 防災教育にも力を入れ、震災遺構や伝承施設も整備されています。ガイドと一緒に歩き、復興の歴史を体験できます。 【北部の名所】 田野畑村には高さ200メートルの断崖が連なる「北山崎」、岩泉町には日本3大鍾乳洞の「龍泉洞」、宮古市には真っ白な石の海岸がさながら浄土のようとうたわれた「浄土ヶ浜」、山田町には穏やかな湾内に浮かぶ大島(おおしま)「通称:オランダ島」と小島(こしま)など、迫力ある絶景が広がります。この地域を楽しむには三陸鉄道がピッタリです。ローカル線に乗ってのんびりと車窓の風景を楽しめます。 【中部の名所】 大槌町には、「ひょうたん島」の愛称で町民に親しまれている「蓬莱島」、 釜石市には現存する日本最古の洋式高炉跡で、 世界遺産に登録されている「橋野鉄鉱山」など 海と山、それぞれを楽しむことができます。 また、この地域は虎舞や鹿子踊りなどの郷土芸能も盛んで、古くから受け継がれてきた伝統を、イベントやお祭りで体感できます。 【南部の名所】 大船渡市には、リアス式海岸の変化に富んだ景観を楽しめる「碁石海岸」、陸前高田市には、津波被害の事実と教訓を発信する「東日本大震災津波伝承館」、住田町には、国内最大級の洞窟内滝を有する鍾乳洞の「滝観洞」など、この地域特有の自然・文化を感じられるスポットがたくさんあります。 雄大な自然がもたらす恵みを楽しみつつ、自然の脅威と共生する知恵と教訓も学ぶことができる地域です。 皆様のお越しをお待ちしております。