【愛媛県松山市/道後】地元素材をぎゅっと詰め込んだ「道後ジン」でこだわりの愛媛を楽しむ
銘柄によってさまざまな味を楽しめ、こだわって造られているクラフトジン。道後温泉で有名な愛媛県松山市の道後エリアで造られている「道後ジン」をご紹介します。こだわりの愛媛県産素材が詰まった「道後ジン」で、ドリンクから楽しむ愛媛をぜひ味わってみてください。
「クラフトジン」という選択肢
日本でも話題のスピリッツ「クラフトジン」。クラフトジンは通常のジンよりも個性が強く、銘柄によってさまざまな味を楽しめるのが魅力です。独自のボタニカルを使うなどこだわって造られているものが多く、上質で味わい深いジンを楽しむことができます。
道後温泉で有名な愛媛県松山市の道後エリア。ここで造られているクラフトジン「道後ジン」をご紹介します。
愛媛県産素材をふんだんに使ったクラフトジン「道後ジン」
「道後ジン」を造っているのは、創業120年余りの造り酒屋「水口酒造」。長年の醸造技術の粋を極めて、愛媛県産素材のボタニカル使用にこだわったクラフトジンが誕生しました。
道後ジンは、米・酒粕由来の清酒の旨味に、フルーティーなみずみずしく爽やかでフレッシュな柑橘の香り、スパイスの風味を効かせた味わい深さ、香り豊かで後味すっきりとした味わいが特徴です。
そのこだわりを詳しく見てみましょう。
<原料・産地のこだわり>
メインとして使われているのは、水口酒造を代表する日本酒「仁喜多津 大吟醸酒」の吟醸清酒粕。全国新酒鑑評会で通算7度の金賞を受賞している最高品質のお酒です。
華やかな香りを引き出した本格焼酎(粕取焼酎)に、ジンの香りの元となる針葉樹の果実「ジュニパベリー」。ボタニカルには次のような愛媛県産素材が使われています。
・「せとか」「まどんな」:「まつやま農林水産物ブランド」の認定品である柑橘。愛媛県はみかんの産地として有名ですが、その中でも特に高品質で有名なみかんです。
・「レモン」:「青いレモンの島」と呼ばれる岩城島特産レモン。防腐剤やワックスを使用せず皮まで安心して食べることができ、青いレモンは一般的な黄色のレモンに比べて酸味と香りが強いのが特徴です。
・「柚子」の皮:「ゆずの里」とも呼ばれる鬼北町で栽培される柚子の皮。香りが強く、化学肥料・農薬を使用しない特別栽培にも取り組んでいて、皮から果汁まで安心して口にすることができます。
・「七折小梅」:砥部町の七折地区で栽培されている七折小梅。減農薬・減化学肥料で育てられ、手摘みで丁寧に収穫されます。種が小さく果肉が多くて柔らかく、酸味が少なく香りがよいのが特徴です。
・「檜(ひのき)」:平均標高800mの愛媛県の林業地区で、四季折々の魅力をもつ久万高原町エリアで育った銘木「檜」のチップを使用しています。
・「新宮茶(わきの茶)」:四国のお茶産業の発祥の地といわれる四国中央市新宮町で栽培されているお茶。高地ならではの気候やきれいな水・空気のもと、無農薬で育ったお茶は香りよくかな香りと滋味あふれる味わいです。
ひとつずつの素材を見ても、道後ジンは、愛媛のこだわりの素材がぎゅっと凝縮されているこだわりのクラフトジンであることが分かります。それぞれの素材の生産者と話をして、それぞれの素材の潜在的な特徴を捉えて道後ジンというひとつのお酒が造られています。
<製法のこだわり>
「道後ジン」のベースとなる酒粕焼酎(本格焼酎)で使用する原材料の酒粕は、一般的な製法よりも弱い圧力で搾り、より華やかな香りを持つ焼酎となっています。
最終工程は50℃前後で水分が沸騰する減圧蒸留で行います。それにより原料由来の雑味を抑えられ、様々な素材の香りや風味を瓶内で複雑に構成する事が可能となり、クセのない爽やかな飲み口になっています。
<パッケージデザイン>
ロゴは和の書体の、ひらがな文字「じん」にも見える独自の世界観を表現しています。
「道後ジン 六媛」も一緒に
「道後ジン」の仲間として「道後ジン 六媛」があります。
こちらは、愛媛県産素材の6種のボタニカルの使用にこだわり造られています。白ワインを思わせるようなフレッシュかつ、甘く華やかや香りと、栗・はだか麦由来の香ばしい香りジン特有のスパイス由来のキレのある味わいと、ほのかな甘みを感じる味わいを楽しめます。
愛媛の地名にも使われている「媛」という漢字は、「姫」の漢字と同様に美しくたおやかな女性を指します。「六媛」には愛媛が育んだ六種のお媛様のような産品が使われています。ぜひ、「道後ジン」と飲み比べてみたいですね。
「道後ジン」でクラフトジンにぎゅっと詰まった愛媛を楽しんで
道後ビールを楽しめる水口酒造の直営店については、下記の記事でご紹介しています。
・道後麦酒館 https://matcha-jp.com/jp/17929
・道後麦酒館別館 https://matcha-jp.com/jp/18373
スタイリッシュなボトルに入っているので、購入して持ち帰って、家で少しずつ楽しむのもいいですね。
こだわりの愛媛県産素材が詰まった「道後ジン」を飲んで、ドリンクから楽しむ愛媛をぜひ味わってみてください。
※本記事は2024年4月時点の情報です。
明治28年、1895年創業の道後地区唯一の酒蔵です。 道後温泉本館から徒歩5分の立地にあり、道後温泉と共に歩んできた酒蔵です。 清酒「仁喜多津」以外にも、湯あがりビールとして定着した「道後ビール」、クラフトジン「道後ジン」、「道後焼酎」やリキュールなど、様々な酒類を製造・販売しております。 道後を訪れる皆様に道後での良い思い出をお持ち帰りいただくことを第一に、お酒を通じて「人と人」「人とモノ」を繋いでまいります。