日本遺産・能島城跡の最新情報!歴史と魅力を解説
1588年の海賊取締令以降、無人島となった能島城跡は、続日本100名城にも選ばれています。瀬戸内海の覇者・能島村上家の伝承を今に伝える歴史的な海城です。
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目次
- 能島城跡とは?
能島城跡とは?
能島城跡は、戦国時代に瀬戸内海を舞台に活躍した「村上海賊」と呼ばれる能島村上家の本拠地であった海城です。日本独自の海城文化を象徴する遺構としても注目されており、海上交通の要衝である瀬戸内海の中央部に位置しています。
能島村上家は、瀬戸内海の航路を守る「海の守り手」として知られていました。彼らは海の交通を管理し、船が通る際に通行料を徴収することで、経済的にも大きな影響を持っていました。能島城は、その重要な役割を果たすために戦略的な場所に築かれ、当時の軍事技術や経済の進歩を示しています。
日本でただ1か所の「海賊」をテーマにした愛媛県今治市大島にある博物館「村上海賊ミュージアム」の海沿い、地元漁協が運営する「能島水軍」桟橋より国指定史跡無人島「能島」へいざ出発!
瀬戸内海の急流ポイントへ、90分間のミニアドベンチャーが始まります。400年前にこの地を追われた能島村上家の居城跡へ船は進みます。お勧めは大潮や中潮の日、潮見表で満潮と干潮時間(1日2回)の中間時間がダイナミックな潮の流れを体感できます。
上陸後は地元ガイドさんの案内で南部平坦地、三之丸、二之丸、本丸跡、東南出丸を巡る30分間、間近に鯛崎島もご案内。運が良ければ海鵜やシラサギ、黒鯛のお出迎えも。
戦国時代に思いを馳せることはその時代の生き様に触れ「現代を生きる」こと。瀬戸内海上交通の秩序をつくり、貿易を活性化して、戦う水軍の顔だけでなく、海に生き、海に暮らす「海賊」としての歴史を学んでいただきます。
90分のクルーズを終えた後はミュージアムや、漁協直営の食堂でBBQや名物真鯛丼をお勧め。ミュージアムでは鎧兜の着付け体験や日本遺産グッズも多数ラインアップ。大島は、人気のフレンチレストランやカフェ、ベーグルや島のパン屋も有名店が多い島。今治市街より車で約40分のアクセスも好条件。
観光事業として、日本遺産の「能島城跡上陸&潮流クルーズ」インバウンドOKの「サイクルツアー」他、村上海賊ミュージアム内の「jibacafe」にて、オフィシャルグッズの開発販売、官公庁向け誘客サービスを行っています。また、ロードサービス事業として、高速バスの運行「広島~今治・福山~今治・福山~松山」、料金所運営、料飲事業として「来島海峡サービスエリア」「風のレストラン」「丸の内88屋」その他、岡山理科大学の今治キャンパス食堂の運営を通じて、多くの訪問いただく皆さんに向けた誘客サービスと、地元貢献を目指しています。