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2024年4月13日(土)~2024年5月6日(月)まで「遠野 春まつり」が開催されます。期間中は、遠野市の各会場でさまざまな催し物が開かれます。
春爛漫、遠野市が彩る「遠野 春まつり」へのご招待です!遠野市は、豊かな自然と深い歴史、そして独自の文化で知られています。冬の厳しい寒さから解放され、新緑が息吹き返すこの時期、春の息吹とともに、遠野の魅力を存分に味わい尽くす絶好の機会です。
かつて遠野に存在した鍋倉城。別名「遠野城」とも呼ばれたこの城は、鍋倉山に本丸を築き、猿ヶ石川と早瀬川を外堀、来内川を内堀としていました。寛永4年(1627年)八戸直義が「横田城」を改修して「鍋倉城」と改め、鍋倉山の最高所を本丸として配置し、その南に二の丸、東に三の丸が設けられていました。この企画展では、その城の江戸時代の様子を描いた「遠野城絵図」が特別公開されます。
遠野 春まつりは鍋倉公園の夜桜ライトアップから始まります。
遠野南部氏の居城のあった跡地を利用した鍋倉公園は、遠野を代表する桜の名所として古くから親しまれており、ソメイヨシノやオオヤマザクラ、エドヒガンザクラをはじめ、鷲の尾、御衣黄、普賢象、泰山府君、松月など約1000本の多種多彩な桜を楽しむ事ができます。
例年4月下旬〜5月上旬には桜が公園全体に美しく咲き誇り、天守閣を模した展望台からは市街地中心地を一望できます。
鍋倉城跡の周囲を流れる来内川(らいないがわ)と、南部神社にて遠野に春を告げる「こいのぼり」が展示されます。開催期間は天候により変更となる場合があるのでご注意ください。
「南部氏遠野入部行列」は、寛永4年(1627年)の八戸南部氏22代当主南部直義公が遠野料への移封(いほう)を命じられ、義母の清心尼とともに約200kmの道のりを経て遠野郷に入る様子を伝えるものです。当時の服装に身を包み、馬に乗った御殿様の行列が、盛大に街を練り歩きます。
このイベントにはスペシャルゲストとして俳優の「近衛はな」さん、「黒木真二」さんが参加します。
南部氏遠野入部行列の前には「蔵の道ひろば」特設イベントステージにて、遠野中学校 吹奏楽部による演奏がイベントを盛り上げます。
今からおよそ400年前、八戸から約200kmという長い道のりを経て、桜の時期に遠野郷へ入部したの史実に基づき、その様子を再現した行列が練り歩きます。
「蔵の道ひろば」特設イベントステージにて、遠野地方に伝わる「しし踊り」と「女子神楽」が披露されます。遠野ではさまざまな郷土芸能が伝承されており、どれも見応えがあります。
「蔵の道ひろば」特設イベントステージにて、春めく気分を盛り上げる市民の有志によるバンドの演奏やさまざまなパフォーマンスが披露されます。
クラフト雑貨などを販売するイベント「遠野マルシェ」が開催されます。
能登半島地震被災地支援として、復興支援食堂とチャリティーバザーが開催されます
遠野の神楽にはいくつかの系統があり面や衣装、舞の構成、拍子など同じ演目でもずいぶん異なった舞になっています。また、遠野には13団体の神楽があり、「山伏神楽」と「神人神楽」の二系統に分かれて伝承されています。神人派はゆるやかで優美さがあり、山伏派は素早く躍動感があるのが特徴です。
神への鎮魂儀礼に発するといわれる神楽を間近で見ることができます。
南部神社では、市内を練り歩く神輿渡御からはじまり、宵宮祭と翌日の例大祭を含む神事が2日間にわたって執り行われます。
神輿渡御は南部神社の総代などが神事を執り行なった後、神様の御霊が神輿に移されます。御霊が移された神輿は、長野しし踊りを従え神社を出発し、市内の店や民家をまわり商売繁盛や家内安全などを祈願します。
鍋倉山の中腹に鎮座する南部神社は、明治15年に創立され、遠野南部家の初代から8代までが祀られています。
4月13日(土)の鍋倉公園 夜桜ライトアップで幕を開け、市内各地で心躍るイベントが繰り広げられます。特に、4月27日(土)とゴールデンウィークの5月3日(金)から5日(日)にかけては、遠野の豊かな歴史と文化を肌で感じられる特別なプログラムが目白押し。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
岩手県遠野市の物産振興や観光活性化を担う地域商社です。 遠野には河童や座敷わらしなどが登場する数々の伝承が残されているほか、盆地という地の利を活かした豊かな農畜産物が豊富で、特にビールで使われるホップは国内有数の生産量を誇ります。 このような遠野のヒト・モノ・歴史文化を織り交ぜ、地域ならではの価値を創出し、遠野ブランドを磨き上げ、地域を元気にすることを目指しています。