旅の準備はじめよう

国内外で大人気の日本のコンビニ。普段日本で生活する私たちの生活に根付いていることはもちろんのこと、訪日旅行の方にも喜んでもらえる場所です。今回はコンビニ大手3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)についてご紹介します!
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日本で最初のコンビニは1969年、食品系小売り業が主宰し大阪府に開店した「マミー豊中店」といわれています。同じ頃に国内大手スーパーは米国のコンビニと提携し、フランチャイズ方式で展開を始めました。その結果、今回ご紹介するセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどが続々オープンすることになります。日本の文化や習慣に合わせて独自の発展を遂げたコンビニは、現在大手3社のようにチェーン展開しているブランド数は約15社あり、これらの全国のコンビニの店舗数に及んでは約58,000店舗あります。チェーン店以外の個人経営のお店などもあるので、把握するのは難しいです。
全国各地にたくさんあるコンビニですが、店舗数のうち約9割をセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3大ブランドが占めているのをご存知でしたか?中でも店舗数が1番多いのはセブンイレブン(21,248店舗)、2番目にファミリーマート(16,047店舗)、3番目がローソン(13,779店舗)です。4番目はミニストップ(1,814店舗)です。9割を占めるだけあって、どこの街でも大体この3大ブランドを見かけますよね。では、それぞれどんな特徴があるのか見てみましょう。
圧倒的な店舗数を誇るセブンイレブン。おいしさと安心にこだわり、豊富な品揃えが特徴。プライベートブランド(PB)の「セブンプレミアム」は、コンビニ業界におけるPBを定着化させたと言われています。これまでPBというと、ナショナルブランドよりも質が下がった安い商品というイメージが強く、安さを求めたものが多かったのですが、そのイメージから脱却するため、高いクオリティーを保ち価格競争を持つブランドとして商品を磨きあげ、セブンイレブンを支える戦力を作り出しました。
ファミリーマートといえば、地域密着。各地域の文化や食習慣、特産品に応じて商品をカスタマイズし、地域ごとの商品を展開しています。地域限定商品も数多く扱っており、旅行先などで見つけると思わず手に取ってしまいます。PBはファミマルで、大切な家族に自信を持ってお届けできる商品の開発や販売を目指しています。また特定施設内における新たな店舗として誕生した「ファミマ‼︎」はそれらの施設での生活スタイルに適応した商品を提供し、日々の生活の楽しさを感じられるような洗練されたデザインが特徴です。
通常店舗「ローソン」、健康志向商品を扱う「ナチュラルローソン」、低価格商品をそろえた「ローソンストア100」の3種類の店舗を運営しています。ローソンのプライベートブランドは「ローソンセレクト」。シンプルで可愛いデザインなので思わず手に取ってしまいます。ローソンのこだわりは何といっても健康。健康に配慮した商品の開発・販売を行っており、糖質を抑えたお菓子や食物繊維が取れる惣菜など様々な商品を開発しています。
スイーツ戦争といわれるほど、コンビ二各社はしのぎを削っておいしいスイーツを提供しています。各社から質の良い商品が毎年多く販売されており、近年では専門店とのコラボやさらなる消費を刺激するものなど、多種多様な魅力を提供しています。激化するスイーツ市場について各社の特徴を見てみましょう。
プレミアム感と品質重視!セブンイレブンは価格以上の価値ある商品づくりを行なっており、素材については強いこだわりを持っています。中でも、北海道の生クリームを使ったホイップクリームが有名!また全国に専用工場を構え、原料から一貫して管理を行い、製造方法においても差別化しているのがセブンイレブンの強みです。専門店に引けを取らないレベルの味とクオリティはここから生み出されています。
若者を中心とした幅広い層に向けて、トレンドや話題性の高いスイーツを販売しているのが特徴。「どんなときもあなたをもっとご機嫌にしてくれるスイーツがファミマならきっと見つかる。」 というコンセプトのもとスイーツのファミマを目指しています。製造方法にもこだわり、食感や舌触りにこだわった商品や、季節感を意識した商品が多いことが特徴です。
「いつでもおウチがカフェになる」をコンセプトにスイーツは「うちカフェ」シリーズとして展開しています。ローソンでは、いつでも手に入る専門店の味を目指した商品を提供することを目的としており、自社の商品開発チームと専門店や有名店とのコラボを積極的に行うようにしています。健康志向の方やアレルギーをお持ちの方向けのスイーツや、和洋折衷のオリジナル性の高いスイーツが多いのが特徴です。
会社の出勤前に、ランチの後に、午後の疲れを吹き飛ばすために。特に会社勤めしている方々であればお世話になっている方が多いのではないでしょうか?身近にあるコンビニで手軽に本格的なコーヒーを味わえることで人気なので、各社とても力を入れています。どのような特徴があるのか見てみましょう。
セブンイレブンは、コーヒー豆にこだわりがあります。専門店のような品質や香り、コクを手軽に楽しめるようにと、4種類の豆をブレンドしています。このブレンドされたコーヒー豆のそれぞれの特性が活かせるように、専門の機械を使用して焙煎します。この焙煎はトリプル焙煎と呼ばれており、豆に対するこだわりのあるセブンイレブンならではです。それぞれのコーヒー豆が持つ長所を引き立たせることで、香りが広がりコクも格段にアップしています。ドリップコーヒー式となっていて、マシンにはコーヒー豆の渋皮を取る”磨き工程”を備えていることが特徴。華やかな香りとコクが深いのが魅力的で、スッキリした味わいを堪能できます。
ファミリーマートは、鮮度の高いコーヒー豆を使用していると言われていて、香りと風味にこだわった美味しいコーヒーを飲むことができます。ファミリーマートのコーヒー豆は、4つの産地の豆を使いわけてブレンド。コーヒーマシーンで1杯ごとに豆を挽き、最適な蒸らし時間、抽出速度がコントロールされています。コーヒーを抽出する水にもこだわっており、浄軟水器を通した水で抽出されます。
ローソンのコーヒーは、イタリアのカリマリ社製エスプレッソマシン使っており、5つの農園のコーヒー豆をブレンドしているのがポイントです。酸味はあまりなく、香りは非常にライト。香りとコクにこだわっていましたが、リニューアル時にマイルドとすっきり感を重視しました。コーヒー豆の配合量の調整もしながら。渋みや雑味を軽減するための新焙煎も採用しています。
日本のコンビニは、名前の通り便利な場所という意味だけでなく、そこに訪れることで日本の食文化やライフスタイルの一端を感じられる特別なスポットです。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンはそれぞれに独自の魅力を持ち、どの店舗にも驚きと楽しさが詰まっており、日常の中で手軽に味わえる高品質なアイテムが揃っています。日本に訪れる際は、ぜひこれらのコンビニを訪れ、日本ならではの豊かな食文化を感じてみてください。
おもてなしの心が詰まった商品が、あなたの旅をさらに素敵なものにしてくれることでしょう。
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