【瀬戸内海】瀬戸内海の美しい海と多島美が魅せる癒しの景色へようこそ!
瀬戸海には大小含め約3,000もの島があるとされています。穏やかな瀬戸内海と、その海に浮かぶ島は、見ているだけでも癒されます。今回は美しい瀬戸内海に浮かぶおすすめの島々をご紹介します!
Gold-Guideは株式会社JR西日本コミュニケーションズが運営するガイドマッチングプラットフォームで、訪日旅行者と優秀な通訳ガイドをマッチングさせて、ガイドツアーを提供しています。 この記事では、日本国内の様々なエリアでのガイドツアー実績のあるGold-Guideが、一度は訪れてほしい美しい瀬戸内海に浮かぶ島々をご紹介します。
小豆島

最初にご紹介するのは、小豆島。瀬戸内海国立公園の中心にあり、瀬戸内海で2番目に大きな島です。島の海岸はリアス式で南海岸は美しい曲線を描いています。古くから塩が生産され、瀬戸内海の要衝にあるため、漁業や造船業等も盛んでした。その後醤油の産地に転換し、素麺や石材、オリーブなどとともに島の経済を支えています。
おすすめの観光地
有名な観光地をいくつかご紹介しましょう。
①エンジェルロード:潮の満ち引きによって現れる砂の道。(出現時間は事前にチェックしておきましょう)
②オリーブ公園:園内には小豆島が誇る約2,000本のオリーブが育てられています。
③寒霞渓:日本三大渓谷美といわれており、ミシュラングリーンガイドでも1つ星を獲得しています!
④醤の郷(ひしおのさと):醤油工場が軒を連ねるエリアで、とても趣があります。
⑤二十四の瞳映画村:1987年に公開された日本の映画のロケ地です。ノスタルジックな昭和の村を再現しています。
島内の移動方法
レンタカー、サイクリング、バス、徒歩など様々な方法がありますが、車でも1周は約3時間ほどかかる島で、起伏もあるため、島全体を観光したい方はレンタカーがおすすめです!
アクセス
ご紹介する島の中で最もアクセス方法が多いのが小豆島。関西から、岡山から、四国から様々な方法で移動できますので、フェリーの時間も含めてチェックしてくださいね。
アートの島 直島

直島はもはやご紹介が不要なぐらい、今や国内外問わず大人気となったアート島の走り、直島。今年は3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭が3シーズンに分けて開催されており、いつも以上の賑わいを見せています。島内の宿泊やアクセスは事前に情報をチェックしておきましょう!
おすすめの美術館やアート作品 *月曜日はお休みなので事前にチェックしましょう!
①地中美術館:「自然と人間との関係を考える場所」として、2004年に設立されました。景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレルなどの作品が安藤忠雄設計の建物に設置されています。
②家プロジェクト:本村地区を拠点とし、点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。
③ベネッセハウスミュージアム:「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として安藤忠雄氏が設計し、1992年に開館しました。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、一見の価値ありです。
④新直島美術館:ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄設計のアート施設として10番目になります。地下2階、地上1階の3層からなる美術館では、日本も含めたアジア地域のアーティストの代表作やコミッション・ワークを中心に展示・収集します。
その他たくさんのアート作品が島内にありますので、お気に入りを見つけてみてください。上記美術館と一部家プロジェクトは予約必須です。予約が不要な場所も事前にオンラインでチケット購入できますので、事前にこちらもチェックしておきましょう。
島内の移動方法
島内はバス利用がおすすめ。また、起伏はありますが、サイクリングでのんびり観光するのも良いです!ただし、怪我をする人も増えているので自身のない方は気を付けましょう!時間のない方はレンタカーという手もありますが、島内ではあまり台数がないので注意!
アクセス
最も多いアクセス方法は、岡山県の宇野こうから移動する方法です。フェリーの時間も多く利便性は良いです。四国の香川からアクセスすることもできます。旅のスタイルに合わせてくださいね。
豊島

直島に続いてアートの島として有名なのは豊島。直島からまたは香川の高松からフェリーで移動される方が多い島です。直島の美術館は月曜日がお休みですが、ここ豊島の美術館はやっています。直島よりもこぢんまりとした島です。レストランなども限られますので事前にチェックしておきましょう!
おすすめの美術館やアート作品
①豊島美術館:アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による作品。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられました。
②豊島横尾館:豊島の玄関口となる港に面した家浦地区の、集落にある古い民家を改修してつくられたアーティスト・横尾忠則と、建築家・永山祐子による作品。展示空間は、既存の建物の配置を生かして「母屋」「倉」「納屋」で構成され、平面作品11点を展示しています。
③心臓音のアーカイブ:これまでクリスチャン・ボルタンスキーが集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。
④勝者はいない─マルチ・バスケットボール:イオベット&ポンズの作品でバスケットのゴールが一つのボードに6つついています。思い思いにバスケットを楽しめます。
予約必須な美術館がありますので、事前にチェックしてからいきましょう!(直島と同じサイトです)
島内の移動方法
島内バスでの移動が楽ですがフェリー到着時には混雑して乗車できないこともしばしば。サイクリングでのんびり観光するのがベスト。ただ、スピードが出やすい坂道があるので十分気をつけてくださいね。
アクセス
直島から豊島へ、もしくは香川から豊島へ、小豆島から豊島へいくつか方法がありますが、フェリーの本数が限られています。事前に時間をチェックしないと大変です!
犬島

瀬戸内海に浮かぶ犬島は、外周3.6km 夜間人口30人前後の小さな離島です。 かつては採石業や銅の製錬業で栄え、経済の中心地として賑やかな時代を経験しました。 現在は「現代アートの島」として活性化の道を進んでいます。
おすすめ観光地
①犬島精錬所美術館:犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた美術館は既存の煙突やカラミ煉瓦、太陽や地中熱などの自然エネルギーを利用した環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品、また植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しています。
※休館日に注意!こちらもオンラインでチケット購入ができます!(直島と同じサイトです)
②家プロジェクト:犬島の集落に「日常の中の美しい風景や作品の向こうに広がる身近な自然を感じられるように」との願いを込め、2010年、企画展示を目的としたギャラリーを開館しました。※予約不要
島内の移動方法
犬島は外周3.6kmの小さな島ですので、歩いて1時間ほどで回れる島です。直島や豊島に比べると比較的空いていますのでのんびり観光を楽しんでください。
うさぎ島 大久野島

現在、うさぎ島として有名になっていますが、大久野島が正式な島の名前です。周囲約4kmのこの小島は、戦時中に毒ガス工場があったことから「地図から消された島」と呼ばれていました。現在は国立公園に指定され、約500~600羽ものうさぎが棲息することで知られており、国内外を問わず多くの観光客が癒しを求めて訪れています。
島での過ごし方
フェリーで島に到着するとうさぎがお出迎えしてくれます。うさぎ達に挨拶をしたら休暇村へ向かいましょう。島で唯一の宿泊施設で、フェリーターミナルからシャトルバスも出ています。徒歩でも15分程度で移動できますので、気分に合わせてい移動しましょう。休暇村の道でもうさぎと出会えますよ。休暇村にはレストラン、温泉施設などがあります。もちろんウサギもいますよ☺また、自転車の貸し出しもしていますので、地図をもって島内観光に出かけましょう。もちろん徒歩での観光も可能です!(70分程度で歩いて島を回ることができます)
⚪︎毒ガス資料館:戦時中に島全体が毒ガス製造を目的として陸軍の管理下となり、昭和20年まで毒ガスの製造が続きました。資料館では当時の資料を展示し、毒ガスの製造過程やその使用で多くの犠牲者を出した事実を伝えています。
⚪︎大久野島海水浴場:休暇村大久野島の宿舎から徒歩5分のプライベートビーチ。
⚪︎展望台:大久野島の最高峰にあるウッドデッキの展望台。瀬戸内海を360度見わたせ、空と海の青さと島々の緑が、日常を忘れさせてくれます。キャンプ場とビジターセンターの中間にある登山口から登るのがベスト!
※うさぎを大事にするために必ずDos&Dontsを一読してくださいね。みんなでかわいいうさぎを守りましょう。
アクセス
大久野島へのアクセスは忠海港のご利用をお勧めします。また、うさぎの餌は忠海港近くの売店でしか購入できませんので、うさぎに餌をあげたい方は要注意です!
ねこの島 真鍋島(笠岡諸島)

うさぎ島の次はねこ島です。真鍋島は岡山県笠岡から約18kmにある島で、12世紀中ごろに真鍋氏を率いる真鍋水軍の本拠地がおかれた島でもあります。古の歴史を今に伝える記録や史跡、行事の多さは笠岡諸島でも随一です。石積みの防波堤や細い路地、板張りの家など瀬戸内の漁村の風景が残る島です。
島での過ごし方
倉敷など岡山の観光地からも簡単にいくことができるのが魅力的な笠岡諸島(フェリーの時間には要注意!)この島ではのんびり歩いて猫と戯れたり、海岸線や民家の細道のノスタルジックな景色を楽しみましょう。
〇真鍋中学校:昭和24年に建設された木造校舎は、今でも現役。昔ながらの校舎の懐かしい佇まいは写真映えすること間違いなし!
〇真鍋邸とホルトノキ:真鍋家は12世紀後半から島の有力者として栄えました。主屋は国の登録文化材指定を受けています。軒先には樹齢250年といわれる太い幹を持ったホルトノキがあり、県内では珍しい樹木です。
笠岡諸島とは?
笠岡諸島は真鍋諸島を含む大小31の島々から成っています。そのうちの7島が有人島で、基幹産業は石材業・漁業・観光業とそれぞれに特色があります。瀬戸内海の島は橋で島と島を結んでいる場所がいくつかありますが、ここはすべてが離島で、それぞれの島が非常にのんびりと心落ち着く場所となっています。真鍋島以外の友人島の特徴は下記の通りです。
〇高島:古くから瀬戸内海航路の要塞として栄え、古事記にも記されているといわれています。採石業と海運業が盛んで、つつじの季節には島民が大切に育てたつつじが群生して咲く様子を見ることができます。
〇白石島:国指定の重要無形民俗文化財の「白石踊」が有名で、唄い手と太鼓の周りを円を描いて様々な型の踊り手が回る、全国的に非常に珍しい盆踊りです。海水浴場も多くマリンスポーツを楽しむこともできます。
〇北木島:笠岡諸島最大の島で、花崗岩の算出と加工で栄え瀬戸内の三大銘石の一つとされており、大阪城の石垣や明治神宮などでもこの島の意思が用いられました。また、この島で行われる女性の厄除け行事として流し雛が有名です。全国各地で行われていた行事ですが、現在はほとんど姿を消してしまったといわれています。
〇飛島:大飛島と小飛島を合わせて飛島と呼んでいます。潮待ちと椿の島といわれ、この周辺は瀬戸内海の交通の要衝で、大島付近にて溶剤の潮が離合するため往来する船がこの地で潮待ちをしていたと考えられています。また、かつては大飛島から小飛島に向かって砂洲が延び両島を結ぶ懸け橋とも言わていました。残念ながら今はほとんど見ることができません。2~3月には約300本の椿が来訪者をお迎えします。
〇六島:岡山県最南端の島で、潮流の早い海峡に接しており、瀬戸内海を横断する大型客船などの重要航路となっています。この航路を安全に守るために岡山で最初に灯台が設置された島です。この灯台と、その周辺をはじめ島内には島民の方々が中心となって植えた推薦が1~2月にかけて可憐な花を咲かせ、観光客を魅了しています。
アクセス
真鍋島を含む笠岡諸島の島々へのフェリーは本数が限られています。事前に確認をしてから訪問の計画を立てましょう。フェリー乗り場へはJR笠岡駅から徒歩7分で到着します。
生口島

サイクリングの聖地として名高いしまなみ海道の中に浮かぶ生口島は、グルメとアートの島として人気です。国産レモンの発祥地といわれており、レモンの出荷量が日本一であることから別名「レモン島」とも呼ばれています。また、島全体を美術館に見立てた「島ごと美術館」として、美しい景色に合わせて屋外に彫刻の展示があります。
島での過ごし方
島は自転車で3時間程度で一周できます。美しい瀬戸内海やビーチからの絶景を見ながら、観光スポットを回りましょう。
〇島ごと美術館:アーティストが風景から受けたインスピレーションを基に制作した作品17点が島に点在しています。
〇耕三寺:まるで仏教寺院のような名前がついていますが、宗教をテーマとした観光名所です。ここは日本各地の著名な神社を模して1936年に創建された施設で、世の中すべてのお母様にありがとうと心から手を合わせる母の寺として親しまれています。
〇平山郁夫美術館:日本画の重鎮として知られる平山郁夫氏は生口島で生誕しました。生い立ちから晩年までの作品がわかりやすく展示されています。
アクセス
船、バス、自転車等様々な方法でアクセスできます。ご自身の体力や気分に合わせてアクセス方法を調べましょう。
生口島には4つのフェリーターミナルがあり、本州、四国などからアクセスができるようになっています。主に利用する港は本州から出発する①尾道港②三原港、四国からの今治港です。所要時間なども変わりますので、事前に調べてから旅の予定を立てましょう!
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