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【2024】日帰り可!袋田の滝の紅葉ガイド~見どころ、ライトアップ、アクセス情報も
茨城県大子町にある袋田の滝は、日本三名瀑のひとつに数えられる名所。中でも紅葉の季節は、都心から日帰りで行ける紅葉スポットとして人気です。本記事では、袋田の滝へのアクセスや周辺観光情報、見どころを解説します。
袋田の滝は茨城県の紅葉スポット!都心からもアクセス可能
「袋田の滝」は、四季折々に変化する景色が見どころの茨城県大子町の名所です。中でも紅葉のシーズンは、迫力のある滝とその周辺に色づく紅葉を一緒に楽しめます。
今回は、袋田の滝の紅葉の見どころやおすすめの時期、アクセス情報を解説しています。
ライトアップイベントや周辺のおすすめ紅葉スポットについてもあわせて紹介しているので、紅葉シーズンの袋田の滝を満喫してくださいね。
目次
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袋田の滝ってどんなところ?
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茨城県の北側の地域に位置する大子町にある「袋田の滝」は、都心から日帰りでも行ける観光名所です。
日本三名瀑の1つであり、高さ120m、幅73mの大きさを誇る滝が、岩壁を綺麗に流れるのが特徴です。流れが岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。
四季ごとに異なる景色を楽しめ、冬には滝全体が真っ白に凍結する「氷瀑」が見られることでも有名です。
周辺には日帰り温泉や牧場施設などがあり、車で10分ほどのところにりんご狩りができる観光農園があります。旅館や食事処も多いので、袋田の滝を中心に観光スポットを満喫できますよ。
袋田の滝の紅葉の特徴や見頃は?
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袋田の滝の紅葉は例年11月上旬~11月中旬が見頃です。
滝の周りにはカエデやモミジなどが色づき、白く流れ落ちる滝とのコントラストは見事なもの。その美しさは、平安時代の歌僧・西行法師が「花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧」と詠んだことからも有名です。
袋田の滝には2つの観瀑台があり、角度の違う場所から滝を楽しめます。まずは滝を下から見る「第一観瀑台」から。
エレベーターを使って上に登る「第二観瀑台」は、全景を見られるので紅葉の時期におすすめです。さらに、滝川にかかる吊り橋からの景色も見どころですよ。
袋田の滝ではライトアップイベントも
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毎秋から冬にかけてライトアップイベント「大子来人~ダイゴライト~」が開催されます。
2024年の開催日時は、2024年10月1日(日)から2025年1月31日(水)の日没から20時まで(12月と1月は19時まで)。イベント期間中は毎夜ライトアップされます。
色とりどりのライトに照らされる雄大な滝と、紅葉のコラボレーションを楽しめます。日中に見る景色とはまた違った楽しみ方ができるので、昼はもちろん夜もぜひチェックしてみてくださいね。
また、観瀑台に向かう袋田の滝観瀑トンネル内も「光のトンネル」として花形のLEDライトで彩られます。
袋田の滝だけじゃない!大子町の紅葉スポット
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大子町には、袋田の滝以外にも紅葉が綺麗に見れるスポットがあります。
今回は生瀬滝、高徳寺、男体山の3スポットを紹介します。ぜひ大子町の紅葉スポットを巡ってみてください。
おすすめスポット1.生瀬滝
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「生瀬滝」は袋田の滝の上流に流れる滝です。袋田の滝がダイナミックであるのに対して、落差の小さい静寂とした佇まいが隠れた名スポットとなっています。
袋田の滝から約200mほどに位置し、ハイキングコースを20分ほど歩きながら向かうことができます。
急な段差を登っていくため、体力に自信のない方や子連れの場合は訪れるのが難しい場合も。しかし、登り甲斐のある美しい景色は一見の価値あり!
また、袋田の滝よりも人が多くないため、撮影スポットとしてもおすすめです。
おすすめスポット2.高徳寺
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「高徳寺(恵比寿)」は、大子町の歴史ある寺院です。山門は大子町の文化財に指定されており、室町時代末期の建築様式が残ります。
高徳寺には樹齢400年の銀杏の大木があり、秋は黄色の絨毯を敷き詰めたような景色が見られます。袋田の滝の見頃と同じ時期にピークを迎えます。
なお、駅やバス停からは距離がありますが、袋田の滝からは車で30分ほどに位置し、駐車場が利用可能です。
おすすめスポット3.男体山
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大子町の東南部に位置する、標高654メートルの男体山は、珍しい形状の岩石がつくりだす景色が特徴の名所です。山頂から、紅葉を広く遠くまで見晴らせます。
登山・ハイキングコースとしても人気で、袋田の滝まで通じるコースがあります。
登山コースの難易度は比較的高めですが、紅葉に色づく登山道を楽しみながら登るのも醍醐味ではないでしょうか。
袋田の滝へのアクセス
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袋田の滝へは、都心から車で向かう場合は2時間半〜3時間ほど。東京方面からの最寄りは、常磐自動車道 那珂ICから約50分です。
町営無料駐車場が2カ所利用できます。ただし、紅葉シーズンは駐車場や道路が混雑するため、少し遠い場所に停めて歩いて行くのもおすすめです。
公共交通機関を利用する場合は、JR水郡線 袋田駅と常陸大子駅からバスが出ており、バス停「滝本」で下車し徒歩約10分です。
なお、東京駅からは水戸駅で乗り換えて片道約3時間かかるため、バスの時間には気をつけてください。
そして、バスの本数は行きも帰りも1日2〜4本と少ないので注意。袋田駅からは歩くと約40分かかりますが、バスのタイミングによっては、ゆっくり散策しながら歩いて向うのもよいかもしれません。
また、「大子来人~ダイゴライト~」のイベントの時期には混雑が予想されます。あわせて、例年11月10日前後に見頃を迎えるため、前後の土日祝は特に混雑が予想されるでしょう。混雑情報や紅葉状況を確認してから向うのが確実です。
袋田の滝インフォメーション
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- 住所
- 問い合わせ
- 公式HP
- 入場料
- 入場時間
- 駐車場
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茨城県久慈郡大子町袋田3-19 |
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袋田観瀑施設管理事務所(0295-72-4036) |
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袋田の滝 |
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大人:300円 子供:150円 |
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5月〜10月:8:00〜18:00 11月:8:00~17:00 12月~4月:9:00~17:00 |
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町営無料第1駐車場(50台):滝まで約1.2km(徒歩約15分) 町営無料第2駐車場(700台):滝まで約1.4km(徒歩約20分) |
袋田の滝の紅葉はハイキングや温泉とあわせて楽しむ
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今回は、袋田の滝の紅葉の見どころやライトアップイベント情報、アクセス時の注意点を紹介しました。
袋田の滝は都心から約3時間ほどでアクセスでき、雄大な自然と紅葉を楽しめるスポットです。周辺観光地とあわせて、日帰り旅行や温泉旅館を楽しんではいかがでしょうか。
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2023年6月よりフリーランスWebライターとして活動。SEO記事、地域スポット・観光地の情報発信、お店・経営者への取材を中心に担当しています。