【2024年版】これぞ日本の紅葉!秋に行きたい秘密の紅葉スポット
日本全国にある秘境路の先へ。アクセス路は険しいながらも、感動を体験できるとっておきの風景です。穴場の秘境絶景の中から、紅葉の時期にこそ見たい景色をセレクトしました。一生に一度の感動風景へ行ってみましょう!
蔦沼(青森県)
「蔦温泉」から遊歩道を10分ほど歩いて出会う沼です。蔦沼の周りはブナをはじめとする広葉樹がぐるりと囲んでおり、沼の水面には森の樹々が映り込み、美しい風景を作り出しています。
鳳鳴四十八滝(宮城県)
鳳鳴四十八滝は、滝から響く美しい水音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ていることから名付けられたと言われています。階段状のいくつもの滝が白い泡をたてて流れており、とても美しいです。紅葉とのコントラストも息を呑む美しさです。
月待の滝(茨城県)
月待の滝は、久慈川の支流である大生瀬川が作り出す落差17m、幅12mの三筋に流れ落ちる滝です。普段は二筋の夫婦滝ですが、水が増すと中段の受皿から子滝が現れて親子滝になります。紅葉の時期は特に美しいです。
袈裟かけ橋(群馬県)
大傾斜44%、世にも珍しい階段式の吊り橋です。駐車場から源太橋を渡ってトンネルを抜けた先、紅の橋が見せる光景は必見です。袈裟かけ橋を渡った先には、小中大滝の絶景を望むことができます。
龍王峡(栃木県)
今から2200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったといわれています。その名の通り、まるで龍がのたうつ姿を思わせるような迫力のある大景観は圧巻です。
滝川渓谷(福島県)
滝川渓谷は、全長3kmの散策路内に見事な四十八滝が連続する県内でも珍しい秘境の地で、「福島の遊歩道50選」の第10位にも選ばれています。渓谷には、美しい滝や巨大な奇岩、天然の老木が茂り、訪れる人を魅了します。
白馬村の北アルプス三段紅葉(長野県)
北アルプスの3000m級の山々がそびえる長野県の白馬村では、期間限定でしか見られない景色があります。「三段紅葉」とは、山の稜線に積もった雪の白、中腹の紅葉の赤、ふもとの木々の緑、3つの色を同時に楽しむことができる絶景です。10月下旬頃から見られます。
相倉合掌造り集落(富山県)
約100〜350年前の合掌造りが立ち並ぶ、五箇山の歴史的風景を今に残す、貴重で美しい集落です。今も相倉合掌集落には、20棟の合掌造り家屋が現存しています。
大除沢不動滝(埼玉県)
落差約50m、3段階で滝が流れ落ちます。その名は荘厳な様子を不動王に因んだと言われており、かつては修行場だった場所です。
神戸岩(東京都)
北秋川の支流である神戸川に位置する峡谷です。神戸川上流には、高さ約100mの大岩壁がそそり立ち、豪快な自然の芸術を見せてくれます。
西沢渓谷(山梨)
原生林を流れる渓流がいくつもの滝を作り出し、神秘的な魅力に満ちあふれています。名瀑・七ツ釜五段の滝を筆頭に、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝などさまざまな滝が織りなす渓谷美は、まさに圧巻です。
飛龍の滝(神奈川県)
上段15m、下段25mと二段に分かれて豪快に流れ落ちるこの滝は、神奈川県下最大規模の滝です。かつては修験者たちの修行の場所だったと伝えられています。
枝折峠(新潟県)
奥只見・銀山平で発生した霧が雲海となり、山の稜線を越えてまるで滝のように流れ落ちる「滝雲」という自然現象が見られるスポットです。
大蛇嵓(奈良県)
奈良県と三重県の境、日出ヶ岳を最高峰とする台地状の山地である大台ヶ原には、「大蛇嵓」という絶景スポットがあります。断崖絶壁から雄大な風景を望むことができます。
大轟の滝(徳島県)
落差約20mから3段にわたって流れ落ちる様子は豪快で、一帯の釜ヶ谷峡は新緑から紅葉の時期まで四季を通じて美しい景観を見せます。
「秘境」という言葉は、辞書では「人跡のまれな、様子がよく知られていない土地」と記されています。かつては通常アクセスが難しく、一般には知られていない場所を指していました。これらの場所は自然環境が豊かで、未開発の状態が保たれていることが多く、しばしば険しい地形や過酷な気候に囲まれているのが秘境とされていましたが、今では観光地として知られる場所も増えてきています。
秘境の明確な定義はありませんが、その美しさや神秘性は、未知の世界への憧れをかき立て、人々に自然の偉大さと脆弱さを再認識させてくれます。幸いにも日本には今も数々の秘境があります。ぜひ、未知なる発見を求めて自分なりの「秘境」を探してみてはいかがでしょうか。
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