次期ミシュラン候補と噂される、京都の新観光スポットがコチラ!貝出汁ラーメンKATAJIKENAI
2023年8月22日にグランドオープンした「麺逢 KATAJIKENAI(カタジケナイ)」。大阪の人気店「鶏soba座銀」で5年間の修行を経て京都の西院にて創業。貝出汁のラーメンを軸に円やかな泡系鶏白湯との2種類を提供。1〜2ヶ月に1回披露される限定ラーメンも魅力!実力派の一杯を全力で楽しんでみては?
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目次
- 麺逢 KTAJIKENAI(カタジケナイ/忝)とは
- 麺逢 KATAJIKENAI(カタジケナイ/忝)へのアクセス
- 店主の推しはコレ!「特製貝出汁RAMEN」
- 泡系の鶏白湯も見逃せません。
- 注文方法やマナー
- 店主:桂勇貴氏から一言
麺逢 KTAJIKENAI(カタジケナイ/忝)とは
2023年8月22日にオープンした「麺逢 KATAJIKENAI」の店主桂さんは5年間大阪の人気店「鶏soba座銀」で修行を積んだ実力派。店名の由来は、読んで字の如くですが、麺を通してお客様や業者様と出逢わせていただいたご縁に対し、「かたじけない(好意が有難い/恐れ多い)」という感謝の気持ちが込められているそうです。そんな姿勢で取り組んでらっしゃるからこそ、味を気に入り足繁く通ってらっしゃるお客さまも多くいらっしゃいます。周りには京都らしいスポットも点在していますが、その美観を損なうこともなく調和している店作りも評価されている要因でしょう。コンクリート打ちっぱなしの店内は清潔感もあり尚且つ静寂な空間でよりラーメンを美味しく感じさせてくれる武器とも言えます。壁には「忝」という文字がそっとデコレーションされているところも店主さんのセンスの良さを物語っています。
麺逢 KATAJIKENAI(カタジケナイ/忝)へのアクセス
阪急京都線「西院駅」北改札口より徒歩約5分。京福嵐山本線「西院駅」より徒歩約5分。JR「二条駅」より徒歩約16分、車で約7分。JR「京都駅」より車で約14分。
京の都にふさわしいラーメンを旅して、歴史的遺産も散策する
お店の周辺には観光地が溢れています。元離宮二条城(車で約11分)、金閣寺(車で約17分)、京都御苑(車で約17分)、仁和寺(車で約18分)、平安神宮(車で約19分)、八坂神社(車で約19分)、清水寺(車で約19分)、東山慈照寺(車で約25分)、南禅寺(車で約24分)などの有名な神社仏閣へ足を運んだり、東映太泰映画村(車で約14分)で映画の撮影風景を訪ねてみるのも京都ならでは。足を伸ばして嵐山の竹林の小径や渡月橋を散歩するのもいいでしょう。(車で約23分)
ラーメンを啜りながらこのような歴史的遺産をたくさん訪ねることができるのはお店の立地が紹介した観光名所の中心部にあたるから便利です。
店主の推しはコレ!「特製貝出汁RAMEN」
おすすめであり、一番人気の「貝出汁RAMEN」のスープは、まさに「水と貝だけ」で取った純粋な出汁が特徴です。この出汁は創業当時から改良が重ねられ、常に進化を遂げています。桂店主の「進化」とは、ただの改良に留まらず、材料を見直して表情の異なる貝出汁ラーメンを生み出すほどの挑戦です。お客様に最高の一杯を提供するため、絶え間ない努力が続けられているのです。そのため、訪れるたびに新たな美味しさと出逢える楽しみもあります。
スープへのこだわり
創業当初はしじみを中心に、ハマグリやアサリ、牡蠣を使って出汁を取っていたそうです。しかし「もっと美味しいものを提供したい」と研究を重ね、現在ではアサリをメインにハマグリなどを加えた出汁に変更しています。これにより、貝出汁のインパクトが強まり、あっさりしていながらもクセになる味わいを実現。出汁に合わせてカエシも新たに作り、今の味が完成したそうです。
さらに、ラーメンを食べ進めていく中で単調になるのを防ぐため、イタリアンの要素も取り入れています。スープの和風の味わいを楽しんだ後、アクセントとして「バジル風味のオイル」を加えることで、味に変化を生み出す独自の楽しみ方がKATAJIKENAIの魅力です。このバジルオイルは、KATAJIKENAIならではの唯一無二の味変アイテムとして、お客さまに新たな発見と驚きを提供しています。
麺へのこだわり
麺はラーメンとつけ麺に特化した製麺所としても有名な京都の麺屋棣鄂(ていがく)製の多加水の特製麺を使用しています。茹で加減は少し柔らかめ。麺線も綺麗に盛り付けられています。この少し柔らかめの麺がスープとの相性が抜群で口に近づけた時のスープの香りと小麦の香りが鼻を抜け食欲をそそります。そして啜ったときに波打つように口の中へと誘われる麺には、自慢のスープが絡み、口の中でスープと麺が暴れ出す感覚なのです。麺の美味しさもより感じられる計算された茹で具合というわけです。
トッピングへのこだわり
薄く美しくカットされた大判のレアチャーシューは、肉の旨味を引き出しつつ控えめな味付けで、スープを邪魔せずもしっかりとした存在感を持っています。メンマは絶妙な歯ごたえと滑らかな舌触りが特徴で、丁寧な仕事ぶりが感じられます。さらに、柚子皮と叩いて香りを引き立たせた和山椒がスープの風味を一層引き立てます。添えられたバジル風味のオイルで、味の変化を楽しむのも魅力です。
そして人気のサイドメニューがコレ
チャーシューのユッケ丼。自慢のレアチャーシューをユッケ風に味付けして卵黄と一緒に召し上がっていただく丼ものです。これは外せないサイドメニューです。
泡系の鶏白湯も見逃せません。
しっかり取った鶏白湯スープは鶏独特の臭みもなく、丁寧な作業をされていることが一目瞭然です。ブレンダーであわ立てられたきめ細やかでフワッとした口当たりのクリーミースープに棣鄂の中細麺が実に合う!今回は特製を頂きましたのでトッピングにはチャーシュー、大判の海苔、メンマ、芽ねぎ、刻んだアーリーレッドの玉ねぎ、ワンタン、味玉が白を基調とした泡のスープに同化してまるで雪景色を眺めているようです。こちらにはブラックペッパーオイルが別添えしてあり、こちらも途中で味変すると濃厚になり食べ進める楽しみが増してきます。桂店主の細かい気配りが随所に見られる満足の一杯でこちらもおすすめです。
1ヶ月〜2ヶ月に1回のペースで限定の創作メニューも登場します
店主が腕を振るうのは定番メニューだけではないところも醍醐味。1〜2ヶ月に1回とおっしゃる創作メニューのクオリティの高さにも目を奪われます。でも、最初は貝出汁Ramenを召し上がってお店の味を頭に入れたのちにこういう楽しみ方もいいと思います。細部にこだわりが詰まっているのがKATAJIKENAIである所以なのでしょう。
注文方法やマナー
ここでは、注文方法やマナーについて紹介します。
行列の並び方・注意点
お店の前に列ができている時には、並ぶ必要があります。その際、いくつか注意点があります。
1. 最後尾に並ぶ。
2. 全員が揃ってから並ぶ。
3. 割り込みをしない。
4. 他のお店やおうちの入り口を塞がない。
5. 道に広がりすぎない。まっすぐ並ぶ。
※指定の並び方があるのでそちらの通りに並びましょう。
ルールを守り、みんなが気持ちよく過ごせるようにしましょう。
注文方法
日本におけるラーメン店での注文方法は、券売機という機械でチケットを購入する方法と、メニュー表を見て口頭で伝えるという、大きく分けて2つの方法があります。
支払方法は、現金のみご利用いただけます。
券売機で食券を購入後、席を案内されますのでそちらへお掛けください。
スタッフが席へと向かい注文内容を確認いたします。
店主:桂勇貴氏から一言
当店では、ラーメン屋らしさを超えた店内の雰囲気を大切にし、目で楽しみ、思わず「美味しい」と口に出したくなる一杯を目指しています。普段使いはもちろん、初めて来店されたお客様が「次は大切な方を連れて来たい」と感じていただけるよう、日々心を込めて精進しています。
営業時間・店休日
【営業時間】11:00〜15:00、17:00〜21:00
【店休日】月曜日
「女性が一人でもラーメンを食べることの出来るカルチャーを広めたい」そんな思いから食べ歩きを開始して20年。47都道府県を食べ歩き、年間600杯以上を食べるラーメン大好き女子。男性のラーメンフリークが多いなか、タレントとしても活動しながら体型維持も視野に入れたラーメンライフにも注目。人気ラーメン店を貸し切るなどした「ラーメン女子会」を主宰し、2015年、横浜赤レンガ倉庫にて「第一回ラーメン女子博」を開催。全国から人気店が集まる同イベントは、その後、大阪、名古屋、東京、熊本、静岡と全国各地で開催し累計約75万人を動員。 2018年には株式会社Ramen Switchを設立し、世界初のラーメンジュエリーブランド「ZURU+.」をリリース。ラーメンの酒『NOODLE SAKE –春華秋冬-』『稲とアガベ ラーメン専用クラフトサケ』プロデュース・著書『東京ラーメンコレクション』(昭文社)