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2025年の奈良・東大寺お水取り「修二会」について行事情報をまとめました。毎年3月1日から、東大寺では伝統行事の東大寺お水取り「修二会」がはじまります。特に3月12日の籠松明は、修二会の中でも一際迫力があり、全国各地からたくさんの人が訪れます。
修二会は、3月上旬に二月堂で行われる、東大寺の伝統行事です。752年から始まった行事は、一度も絶えることなく現代まで行われています。
行事を一目見ようと、全国各地から観光客が集まるのだとか…!春の訪れを告げる東大寺の「修二会」の見どころや、アクセスなどをまとめました。
東大寺お水取りのお松明は修二会の一環で、二月堂の欄干から松明を振って、火の粉を散らす伝統行事です。火の粉を浴びて一年の健康や繁栄を祈願するお松明は、3月1日〜14日の毎夜に実施されます。
特に3月12日の籠松明は松明の中でも最も大きく、迫力満載!長さ8m、重さ70kgの籠松明から舞い上がる火の粉は、特に見ものです。お松明は深夜から夜明けまで実施されます。
東大寺のお水取りに使われるお水は、二月堂の下にある若狭井から組み上げた水を使います。お松明の迫力はもちろん、クライマックスでは練行衆が若狭井から香水(お水)を汲み上げ、本尊の十一面観音にお供えするのが修二会の見どころです。
お水取りは、12日後夜の五体の途中で勤行を中断してからスタートします。修二会の最終日は3月14日。3月の半月をかけて、過ぎ去った旧年のけがれを祓う懺悔(さんげ)と、来るべき新年の国家の平安や豊穣を祈ります。
日程:3月1日〜3月14日(3月15日に満行)
開催場所:東大寺二月堂(奈良県奈良市雑司町406-1)
公式HP
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Photo by Canva
二月堂は、東大寺の中にあります。電車とバスでアクセスできますが、奈良駅からは徒歩20分ほどかかるため、バスでのアクセスがおすすめです。
電車
①近鉄奈良線「大阪難波駅」~近鉄奈良線「奈良駅」約40分
②近鉄京都線「京都駅」~近鉄奈良線「奈良駅」約50分
③阪神なんば線「三宮駅」~近鉄奈良線「奈良駅」約80分
バス
① JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
② 近鉄奈良駅から、ぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)「大仏殿前駐車場」下車すぐ
修二会の期間中は、毎年特に混雑します。特に3月12日は、入場規制も実施されるほどの混雑です。普段のアクセスとは違い、二月堂周辺に誘導路が設けられます。
《東大寺お水取り「修二会」の注意点》
・「誘導路」の入口は、大仏殿東側の丘の上にある「大鐘(おおがね)」の広場から始まります。
・「大鐘」の広場以外からは「誘導路」へ入れません。
・誘導路が大鐘の広場まで満員になった場合、それ以上は入場できません。
・3月12日のお松明開始時間は、19時半です。
・近年傾向として18時前後には誘導路が、大鐘の広場まで満員になります。
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18歳で総合旅行業務取扱管理者資格を取得し旅行会社へ就職。結婚後退職し、フリーランス11年目になりました。
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