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2月下旬から3月3日のひな祭りの時期に、「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」が開催されます。 1針1針に願いを込めて作ったつるし飾りが、メイン会場の「月の沙漠記念館」や「手づくりの蔵」の他、御宿町内のお店などに飾られます。
約3時間
つるし雛の歴史は江戸時代から始まったといわれています。その頃、一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。しかし、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちを込めて、少しずつ小さな人形をつくり、「つるし雛」が作られ始めたとされています。それぞれひと針ひと針に想いを込めて作られたのが「つるし雛」です。
車でお越しの場合→市原鶴舞インターチェンジ(IC)から40分
電車でお越しの方→JR外房線御宿駅から徒歩10分
御宿町は、千葉県の南東、房総半島の東に位置する小さな町です。 気候は、年間を通じて温暖。海岸には約2kmに渡る真っ白な砂浜が広がり、毎年多くの海水浴客が訪れる房総を代表する海岸があり、童謡『月の沙漠』発祥の地として知られています。 また、今から約400年前の西暦1609年、岩和田村の田尻沖にサン・フランシスコ号の船が嵐に遭い座礁しました。岩和田村の村民は総出で救助にあたり、凍えた乗組員を素肌で温め、衣服や食料を惜しみなく提供し、乗組員373人のうち317人の命を救ったと伝えられています。