【新潟】世界最大四尺玉の華麗な祭典「片貝煙火大會」!
片貝煙火大会は、新潟県小千谷市で毎年9月に開催される伝統ある花火大会です。約2日間にわたり、片貝町の夜空を巨大な尺玉や世界最大級の四尺玉など約1万発の花火が彩ります。
1泊2日
越後三大花火の一つ、片貝まつりの由来
越後の三大花火大会といえば、広い海を背景にした海の柏崎(7月)、信濃川の両岸から豪快に打ち上がる川の長岡(8月)、そして山間の町を包み込むように響く山の片貝(9月)。
一般には「片貝まつり」や「片貝花火大会」と呼ばれることが多いですが、正式名称は「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」といい、片貝町の鎮守・浅原神社への花火奉納を中心とした神事です。
片貝町で花火大会が行われるようになったきっかけは、江戸時代初期、約400年前の観音堂の祭礼にさかのぼります。この祭礼では、地域の人々が五穀豊穣や家内安全、無病息災を願い、盛大に花火を打ち上げて神仏に奉納していました。その後、観音堂が火災で焼失したため、町の鎮守である浅原神社の秋季例大祭において、花火の奉納が続けられるようになりました。
とくに重要なのは、この花火大会が観光目的ではなく、神様への奉納(=祈り)として行われているという点です。現在でも、花火は「奉納煙火」として、個人や家族、企業などが願いを込めて寄進しており、プログラムには奉納者の名前やメッセージが読み上げられます。
【三尺玉発祥の地】伝統と迫力の町、片貝町の魅力
新潟県小千谷市の北部、長岡市との境に位置する片貝町は、人口およそ4,000人の小さな町。しかし、毎年9月になるとこの町は一変。全国から観光客が訪れ、町は熱気と感動に包まれます。片貝駅はなく、アクセスは小千谷駅から車で約20分。最寄りの鉄道駅は来迎寺駅ですが、そこからも距離があるため、訪問時は自家用車やバスの利用がおすすめです。

片貝町は、三尺玉の発祥の地ともされており、明治時代(1891年)にはすでに三尺玉を4発打ち上げる記録が残っています。その後、技術の進歩により、世界最大の正四尺玉(直径120cm/重さ420kg)が打ち上げられるようになり、片貝の花火は全国的にも特別な存在となりました。

祭りの精神
現在、「片貝まつり」は毎年9月に開催され、住民一人ひとりの祈りと誇りが込められた花火が夜空を彩ります。悪天候でも中止されないのは、「神様への奉納」であるという伝統的な意味合いを大切にしているからです。
今年、2025年は9月12日と13日の2日間にわたり開催され、約1万5千発もの花火が夜空を鮮やかに彩ります。

片貝まつりの最大の特徴は、打ち上げられる花火の豪華さとスケールの大きさ。とくに注目されるのが「四尺玉」。重さは420kg、地上約880mまで打ち上がり、開花時の直径はなんと800mという世界最大級の花火です。しかも、毎年で異なる内容の四尺玉が披露されるのも魅力のひとつです。

さらに花火は19:30から22時過ぎまでの約3時間にわたり、尺玉やスターマインが次々に打ち上げられ、観客を飽きさせません。日中にも「真昼の三尺玉」が打ち上げられるという珍しい演出もあります。

片貝まつりの花火は、単なる観光イベントではなく、地域住民が浅原神社へ奉納する「奉納煙火」としての深い意味があります。先祖の霊を慰め、地域の安全や豊作を祈願する祭りの心が、夜空いっぱいに広がる花火に込められています。

2025年の秋、伝統と迫力を兼ね備えた片貝まつりの花火で、忘れられない感動のひとときを体験してみてはいかがでしょうか。
写真映え間違いなしの人気スポット──清津峡渓谷トンネル
清津峡は「日本三大渓谷」の一つに数えられ、V字型の険しい岩壁と清流が織りなすダイナミックな自然美で知られています。渓谷内に設けられた全長約750mの「清津峡渓谷トンネル」は、安全に渓谷を楽しめる散策コースとして整備されており、四季折々の美しい風景を間近で感じることができます。

近年、トンネル内には、現代アートのインスタレーションが数多く設置されており、訪れるたびに新しい感動と出会えます。床面には水が張られ、峡谷の景色を美しく映し出す幻想的な風景が広がります。

フォトジェニックなこの場所は、幻想的な風景や美しいアートの数々が楽しめることから、訪れる人々が思わず写真を撮りたくなるスポットとして人気を集めています。SNS上でも数多くの写真が投稿され、話題となっており、「一度は行ってみたい絶景スポット」として注目されています。

ぜひ、ここであなたのお気に入りの一枚を撮影してみてください。素敵な思い出になること間違いなしです。
新潟といえば「へぎそば」!
越後地方の名物料理「へぎそば」は、つなぎに海藻の布海苔(ふのり)を使用した、独特のコシとのどごしが魅力のそばです。杉板で作られた「へぎ」と呼ばれる器に、一口ずつ盛り付けて提供されるのが特徴で、見た目も上品かつ食べやすいのが魅力です。特に小千谷市や魚沼市、南魚沼市などで親しまれ、地元ではお祝いの席などでもよく登場します。自然の恵みと職人の技が光る、越後が誇る伝統の味です。

へぎそばは、一口サイズでキレイに並べられた盛り付けが特徴的で、人数が多くても取り分けやすく、見た目にも楽しい一品です。さっぱりとした醤油味のつけつゆに、ネギやわさびを加えて味わうと、布海苔ならではのコシとのどごしがさらに引き立ちます。
小千谷や魚沼などへぎそばの本場では、昔ながらのそば処が点在していて、道の駅「魚野の里」などでも気軽に地元の味が楽しめます。

自然とふれあう癒しの高原、湯沢高原へ
新潟県・越後湯沢に位置する「湯沢高原」は、四季折々の自然と絶景が楽しめる高原リゾートです。標高約1,000メートルの山頂へは、日本最大級の166人乗りロープウェイでアクセス可能。

ゴンドラから約7分間の空中散歩では、越後湯沢の街並みや雄大な自然を一望できます。広々としたゴンドラは快適で、移動中も旅の特別な時間として楽しめます。

山頂エリアには、広々とした「アルプの里」や花畑、展望台、遊歩道が整備されており、季節の花々や美しい山景色を眺めながらのんびり散策が楽しめます。夏は高原の涼しさを求める観光客で賑わい、秋には紅葉の絶景が広がるなど、自然美を満喫できるスポットです。

湯沢高原・アルプの里の入り口近くにある「あやめヶ池のチェア」は、広がる水面を背景に写真撮影が楽しめるスポットです。静かな池と美しい自然に囲まれたこのチェアは、訪れた記念に、家族や友達との思い出作りにもぴったりです。

湯沢高原は冬になるとスキーリゾートとして大変賑わいます。
初心者でも安心して楽しめるコースから、スリル満点の上級者向けコースまで幅広く揃っているので、誰でも自分に合った滑りを満喫できます。スキーだけでなく、温かいカフェやレストランも充実しており、滑らない方もゆったりと過ごせます。
四季折々の豊かな自然に囲まれた湯沢高原は、家族や友達同士、カップルにもおすすめのスポットで、楽しみが詰まった魅力あふれる観光地です。

片貝まつりと新潟の魅力を味わえる旅!
新潟県小千谷市の片貝まつりや周辺の魅力、400年以上続く伝統の花火大会や、美味しいへぎそば、自然豊かな湯沢高原など、見どころがいっぱいです。写真映えスポットも多く、家族や友達と訪れたらきっと素敵な思い出が作れます!
この記事を読んで、日本の花火や文化、グルメに興味が湧いてきましたか?新潟の片貝まつりは、そんな旅の魅力がぎゅっと詰まった場所です。次の旅のプランにぜひ入れて、忘れられない体験をしてみてください!
【新宿発】世界一の四尺玉を打ち上げる「片貝花火大会」&湯沢・魚沼の絶景とグルメを満喫する2日間 ~苗場プリンスホテルに宿泊~
ツアーコード:CR-0053-02
販売料金(お一人様):34,000円-37,000円/2名-3名一室
出発時間:13時30分
集合場所:新宿中央ビル前
※出発当日は時間に余裕を持って集合場所へお越しください。
集合場所は新宿駅から徒歩圏内の「東京都庁」そばにある大型バス専用の駐車場です。
現地では「TRAVEX TOURS」の係員が案内いたしますので、安心してご参加いただけます。
18:00「片貝煙火大会会場」に到着
(自由行動、滞在時間は約5時間30分)

※観覧席付きのチケットをご購入のお客様は、現地到着後、係員が観覧席までご案内いたします。
その後は現地の屋台で自由に夕食をお買い求めいただけます。
片貝煙火大会は、19時30分から22時20分頃まで開催されます。
世界最大級の「四尺玉」は、22時頃に打ち上げ予定です。
花火大会の後は、苗場プリンスホテルに宿泊。
苗場プリンスホテルはスキーや自然を満喫したい人にぴったりの大型リゾートホテルで、四季を通じてさまざまなアクティビティが楽しめる宿泊施設です。

11時30分に清津峡に到着
(自由散策、滞在時間は約1時間15分)
13時10分に魚野の里に到着
(昼食&自由買い物、滞在時間は約50〜60分)
14時20分に湯沢高原全景公園に到着
(ロープウェイで山頂へ移動後、自由散策。滞在時間は約1時間40分)
19時15分に新宿駅周辺へ戻ります。
このモデルコースで紹介したスポット
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