伊豆の「三養荘」で時代を超えた旅館体験を堪能
伊豆の高級温泉旅館「三養荘」をご紹介します。専用の温泉風呂が備わり、庭園の景色が楽しめる広々とした客室は、心身ともに癒やされ、日本文化に触れたい旅行者に最適です。
伊豆で贅沢な温泉旅館体験を満喫

Picture courtesy of 三養荘
静岡県の伊豆半島は、古くから湯治や静養の地として親しまれ、温泉やジオパークでも知られています。
その中でも伊豆長岡温泉に佇む「三養荘」は、かつて実業家の別荘だった敷地に建てられた優雅な旅館です。皇族や歴代の総理大臣も宿泊した由緒ある旅館で、日本文化に触れることができます。
最寄りの新幹線停車駅・三島からのアクセスも良好です。全客室にかけ流しの温泉風呂を備え、伊豆の美しい自然に抱かれた隠れ家のような宿は、家族旅行にも、文化体験を求める旅にも最適です。
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物語にあふれる伊豆の温泉旅館「三養荘」

Picture courtesy of 三養荘
「離宮にいるような、至福の滞在」をコンセプトとする三養荘。建築、料理、温泉、庭園のすべてが、伊豆と日本の文化の魅力を感じさせます。
その歴史は、三菱財閥の3代目社長、岩崎久弥(1865~1955)の別荘として、1929年に本館が建てられたことに始まります。
岩崎久弥は、東京都に清澄庭園と六義園を寄付して一般公開したほか、東洋文庫というアジアの歴史・文化に関する大規模な研究図書館を設立するなど、日本文化に多大な貢献をしたことで知られています。
三養荘の本館の建築は、茶室の簡素で洗練された美意識に着想を得ており、岩崎久弥の奥ゆかしい日本の美に対する鑑賞眼が反映されています。

Picture courtesy of 三養荘
三養荘の広大な庭園は、京都の著名な庭師、七代目小川治兵衛によって作られました。東側の山々を京都の東山に見立て、東山文化を連想させる借景風景になっています。東山文化とは、将軍の庇護のもと、15世紀の京都で茶道、能、生け花などの芸術が栄えた時代です。
その文化的価値から、三養荘の本館は日本の有形文化財に登録されています。

三養荘は1947年に旅館として開業し、その後少しずつ拡張されました。
1988年には、高名な建築家である村野藤吾が設計した新館が完成。木材などの天然素材を生かしたモダン数寄屋造りの建物で、畳の部屋が廊下でつながっており、宿泊客は優雅な日本文化の魅力を存分に味わうことができます。

新館の部屋には『源氏物語』の巻名が、本館の部屋には能の演目名が付けられており、それぞれの物語を暗示する繊細な美術品が飾られています。

Picture courtesy of 三養荘
廊下には随所に美しい美術品が飾られているほか、そこから庭園のせせらぎや木々、花々の景色も眺められます。池、滝、小さな橋、石灯籠などがある庭園もすぐそばです。
その景色は、季節だけでなく時間帯によっても変化し、常に移り変わる眺めを楽しめます。外の自然の美しさと、建物内の文化的な物語が融合し、真に没入できる日本体験を生み出しています。
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温泉と内庭が楽しめる客室

デラックス和室 Picture courtesy of 三養荘
三養荘の客室はすべて広々としており、庭園の眺めと専用の温泉風呂が付いています。中には小さな内庭や玄関先に自然の要素が取り入れられ、美術と生活空間の境界線がなくなり、自然に融合しているような部屋もあります。
スタンダード和洋室(約63.5㎡〜)は、2間続きのスイート仕様です。日本文化を存分に体験したい方は、畳の上に日本の伝統的な布団を敷いて寝ることもできますし、通常のベッドを選ぶことも可能です。
デラックスルームは、83㎡の和室タイプか、91.5㎡の和洋室タイプから選べます。

和室貴賓室「初音」 Picture courtesy of 三養荘
大人数での宿泊には、178㎡の3部屋からなる和室貴賓室「初音」があり、最大8名まで宿泊可能です。
和室貴賓室「御幸」は、旅館の中でも最も賓客のために設計された3部屋のスイートです。庭園を見下ろす高台にあり、本館とは50メートルの廊下でつながっているため、プライベートな空間を確保できます。

離れ「高砂」 Picture courtesy of 三養荘
庭園内の離れ「高砂」「花月」はそれぞれ約97.9㎡以上の広さで、自然の中に身を置き、一日を通して刻々と変化する庭園の繊細な美しさをじっくり堪能できます。
最後に、「藤裏葉」は、愛犬と一緒に宿泊できる特別仕様の部屋です。庭に直接アクセスできるため、飼い主は外で愛犬と遊ぶことができます。愛犬用のバスタブも備えられ、飼い主と愛犬が快適に過ごせるよう配慮されています。
三養荘の客室は、その伝統的な和のデザインと穏やかな雰囲気で、静かな隠れ家を求めるゲストに理想的です。日本の文化が持つ上品で清々しい趣を、心ゆくまで満喫し、くつろぐための空間を提供しています。

Picture courtesy of 三養荘
三養荘のすべての客室には、かけ流しの温泉風呂が付いた広々とした湯浴みスペースが備わっています。また、日本の本格的な温泉体験ができる露天風呂を備えた大浴場もあります。
アルカリ性の温泉水は肌に優しく、肌に良いと伝えられています。
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伊豆の旬の食材を活かした懐石料理

Picture courtesy of 三養荘
三養荘では、朝食と夕食は広々とした館内レストランで提供されます。このレストランにはステージが備えられており、時折、日本の伝統的な演劇、舞踊、音楽の公演が催されます。
宿泊客は、旬の食材の自然な風味と栄養価を際立たせた贅沢な和食のコース料理、懐石料理を堪能できます。
伊豆は海の幸と山の幸が豊富。地元の食材を取り入れた懐石料理が提供されます。この地域は特にわさび、椎茸、猪、鮎などが名物です。

Picture courtesy of 三養荘
懐石料理の各コースは、起伏に富んだ海岸線から、みかんやわさびの産地であるジオパークまで、伊豆半島の豊かな食材や風土を映し出すように構成されています。三養荘のほぼ一世紀にわたる歴史と同様に、伊豆の持つ豊かな風味から多くのことを知ることができます。

Picture courtesy of 三養荘
使用される上質な器や漆器には、伝統的な季節の文様が施されており、食事の文化的な側面をさらに引き立てます。
ビーガンやベジタリアンの方は、精進料理のコースを選べます。このコースでは、伊豆名産の豆腐を豆腐ステーキなど様々な調理法で味わえるほか、ナス、キノコ、カボチャといった風味豊かな野菜が楽しめます。※精進料理のコースは、ご来館の5日前までにご予約ください。
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三養荘で楽しめる文化体験
三養荘では、広大な庭園でのゆったりとした散策や、癒しの温泉に浸かる以外にも、様々なアクティビティや文化体験を楽しめます。以下にいくつかご紹介します。
バー 狩野川でのスタイリッシュなひととき

バー「狩野川」は、旅館のバーテンダーが腕を振るう洗練されたドリンクを堪能できる、上品でクラシックな空間です。休前日の夜8時から10時30分まで、この空間で特別なひとときを楽しむことができます。
このバーは、もとは元東京都知事の後藤新平の邸宅の一部で、1950年に三養荘に移築されました。静謐な木の内装、古風な日本画、そして庭園の景色が広がるバー「狩野川」は、友人や家族、大切な人と夜をゆっくり過ごすのに最適です。
茶道体験

ご希望に応じて、館内の茶室で本格的な茶道体験ができます。伊豆の茶道家が点てた抹茶を、季節の和菓子と一緒にお楽しみいただけます。(予約制)
一挙手一投足に落ち着きを感じさせる茶道家の所作、厳選された書や季節の花で飾られた部屋の静けさ、水や茶筅の微かな音、そして抹茶の奥深い香りが一体となり、忘れられない日本文化体験を生み出します。

お点前の後、茶入れや茶碗、和菓子、飾り付けなどについて質問をして、日本の「おもてなし」の代名詞ともいえる茶道への理解を深めてみるのはいかがでしょうか。
日本の伝統芸能と芸妓によるお座敷遊び
伊豆長岡は、古くから多くの人々を迎えてきた温泉地であり、芸妓文化でも知られています。三養荘では、芸妓と触れ合える伝統的な遊びや演芸「お座敷遊び」を楽しみながらの2時間の夕食が付いた特別プランを提供しています。
芸妓たちは古典的な舞や音楽も披露し、その優雅さは見る者を魅了し、日本の近代化が始まった時代へと誘います。伝統的な日本の優雅さと価値観を長らく体現してきた芸妓の舞や歌は、多くの物語や歌にインスピレーションを与えてきました。

Picture courtesy of 三養荘
三養荘では、文楽などの伝統芸能の公演やジャズイベントを不定期で開催しています。これらの文化的な催しは、日本の文化への理解をより深め、滞在全体の体験を豊かなものにしてくれます。
三養荘周辺の観光スポット

Photo by Pixta
三養荘に連泊されるお客様には、旅館周辺の観光やレジャーの選択肢がいくつかあります。
わずか1.4キロ離れた場所にある伊豆パノラマパークは、葛城山の山頂にあるテラス、山麓のショップやレストランエリア、そして両エリアを結ぶロープウェイからなるリゾート施設です。テラスとロープウェイの両方から、息をのむような富士山の絶景が楽しめます。

Photo by Pixta
三島まで少し足を延ばせば、ぜひ訪れたいのが壮大な三島スカイウォークです。この全長400メートルの人専用の吊り橋は、伊豆と箱根の間にあるランドマークで、富士山をはじめとする素晴らしい景色が楽しめます。
秋に訪れる方は、紅葉の名所として知られる修善寺も一緒に訪れる場所としておすすめです。
伊豆長岡温泉での至福のひととき
広大な庭園、素晴らしい温泉、そして風情のある客室を誇る三養荘は、静けさと、日本文化を深く体験したい旅行者に最適な宿です。
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