セントレアからすぐ!常滑の写真映えスポット10選|招き猫・グルメが彩る癒し旅
中部国際空港がある常滑市は、知る人ぞ知るフォトジェニックな観光地。常滑で発展してきた常滑焼をはじめとして、空港の対岸にあるりんくうビーチなど見どころ満載です。本記事では絶対に押さえておきたいフォトジェニックスポットを10箇所ご紹介します。
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目次
- セントレアから電車で5分!常滑市って何があるの?
- 【やきもの散歩道】巨大招き猫「とこにゃん」がお出迎え!
- 【やきもの散歩道】推し招き猫に出会える!「とこなめ招き猫通り」
- 【やきもの散歩道】昔ながらの日本家屋「廻船問屋瀧田家」で歴史と文化を体感
- 【やきもの散歩道】生活に根付く常滑焼が楽しめる「でんでん坂」
- 【やきもの散歩道】夕陽の時間帯がシャッターチャンスの「土管坂」
- 【やきもの散歩道】日本最大級!常滑の登窯(陶榮窯)を見学しよう
- 【やきもの散歩道】ノスタルジックな雰囲気が大人気の「常滑牛乳ミルクスタンド」
- 【やきもの散歩道】古民家を改装した隠れ家カフェ「nuu」
- 【りんくうエリア】イオンモール常滑の巨大招き猫「おたふく」と「おむすび」
- 【りんくうエリア】「Link del mar」と「RINKUモニュメント」でフォトジェニックな撮影に挑戦!
セントレアから電車で5分!常滑市って何があるの?

日本の主要な国際空港のひとつ「中部国際空港(セントレア)」。中部地方に位置し、日本を訪れる多くの旅行者にとって便利な玄関口となっています。そんなセントレアがあるのが、愛知県知多半島の西海岸部にある常滑市です。

常滑観光の中心地「常滑駅」は、セントレアから電車で5分、名古屋駅からは30分ほどと、愛知県内でも交通の便が良いエリア。車でもセントレアまで10分、名古屋駅まで45分で到着します。
そんな常滑エリアでぜひ観光してほしいのが、日本六古窯のひとつである「常滑焼」の魅力と歴史が詰まった「やきもの散歩道エリア」と、セントレアの目の前に広がる「りんくうエリア」。
本記事では、常滑市内でフォトジェニックな写真が撮れるとっておきのスポットを大公開!写真を撮りながら、観光も歴史の勉強もできる満足度の高いスポットを10箇所ご紹介していきます。
常滑焼の歴史を感じられる「やきもの散歩道」

常滑市は平安時代末期頃から焼き物の産地として知られ、日本六古窯の一つとして有名な地。

日本遺産にも認定されている常滑焼は、焼き物作りに適した常滑の土によって支えられています。常滑の土は低温でも引き締まり、焼くと水分を通しにくくなるため、急須や招き猫など、さまざまな焼き物が今も盛んに作られています。

長い歴史を持つ常滑焼の作品と出会え、ゆっくりと歴史を学べるのが、常滑駅の東側に広がる「やきもの散歩道」。常滑市を代表する人気の観光エリアで、通年多くの旅行者が訪れています。

古民家が立ち並ぶ生活道の間に、ひっそりと工房やカフェ、ギャラリーが隠れ、秘密の小道を歩くようなワクワクとした散歩が楽しめるとっておきのエリアです。
素敵な風景や焼き物と特別な出会いをしたいときに、ぜひ訪れてみてほしいスポットです。
夕陽と飛行機のコラボレーションが楽しめる「りんくうエリア」

中部国際空港(セントレア)の対岸にあるりんくうエリア。このスポットは、離発着する飛行機を海岸越しに眺めたり、海水浴やサウナ、バーベキューを楽しんだりと、エネルギッシュで自由な楽しみ方ができる観光エリアです。

セントレアからりんくうエリアの主要駅「りんくう常滑駅」までは電車で3分、車では10分ほどとアクセスも便利。飛行機に乗るまでのちょっとした空き時間にも観光できるおすすめスポットです。

東海最大級の長さ630mのビーチは、防波堤に囲まれているため波も穏やか。遊泳時期と時間は限られているものの、花火ができたり、バーベキューを楽しめたりと、思い思いの過ごし方ができます。
ここからは、やきもの散歩道とりんくうエリアのフォトジェニックスポットを詳しくご紹介。常滑エリアでとっておきの写真を撮りたい方必見です。
【やきもの散歩道】巨大招き猫「とこにゃん」がお出迎え!

とこなめの見守り猫である「とこにゃん」。常滑駅の東側にある「とこなめ招き猫通り」の頭上に現れるとこにゃんは、とっても巨大!
高さ3.8m、幅6.3mの巨大なとこにゃんは、なんと日本一の大きさ。壁の上からひょっこりと顔を覗かせている姿は、「とこなめ招き猫通り」の対岸の道路からよく見ることができますよ。

もっと近くでとこにゃんを見たい場合は、とこなめ招き猫通りの上にかかっている橋を目指しましょう。
見れば見るほど愛着の湧く可愛らしい姿に、ぜひどんどんシャッターを切ってみてくださいね。
【やきもの散歩道】推し招き猫に出会える!「とこなめ招き猫通り」

とこにゃんを目指して歩く「とこなめ招き猫通り」の道沿いにも、常滑ならではのユニークな仕掛けが!
とこなめ招き猫通りは、39体の「御利益陶製招き猫」と、11体の「本物そっくりの猫」が並んでいる猫好き・陶芸好きにはたまらない散歩道。

個性豊かでユニークな招き猫たちは、見ているだけで笑顔になるほどキュートなものばかり。フォトジェニックな旅にぴったりのスポットです。

39体の招き猫は、常滑市の陶芸作家39人が愛情をこめて一体ずつ手がけており、様々なご利益が込められた作品。「旅行安全」や「産業繁栄」、「家内安全」など、ぴったりのお願い事を探してみても楽しいですね。
お気に入りの1匹と一緒に写真を撮って、旅の思い出にしてみてくださいね。
【やきもの散歩道】昔ながらの日本家屋「廻船問屋瀧田家」で歴史と文化を体感

「廻船問屋瀧田家」は、江戸から明治時代にかけて廻船業(廻船を保有し、物資輸送をしていた海運業者のこと)を営んでいた瀧田家の住宅のこと。

常滑市の指定有形文化財に指定されており、館内には和船の模型や菜種油を用いて使用する無尽灯、瀧田家の歴史などが展示されています。
1850年ごろに建築された建物を整備・復元しており、館内には歴史の香りとゆったりとした時間が流れます。

館内は大人300円の入場料で見学可能で、縁側に座って日本の風情を感じたり、この時代ならではの家具や建築の歴史に触れたりと、ノスタルジックなひと時が過ごせるでしょう。
【やきもの散歩道】生活に根付く常滑焼が楽しめる「でんでん坂」

でんでん坂は、廻船問屋瀧田家の南側にある坂道。船が港に着いたことを知らせるため、坂道のある丘がでんでん山と呼ばれていたからなど、でんでん坂の由来には諸説あるのだと言います。
坂道の壁面には焼き物が埋め込まれており、身近に常滑焼のあたたかさが感じられるスポット。

坂の下の方から撮影すると、ぐねりと曲がった道が綺麗に写り、奥行きのある写真に仕上がりますよ。
食卓の上だけでなく、常滑の町にも息づく常滑焼の魅力をじんわりと感じてみてはいかがでしょうか。
【やきもの散歩道】夕陽の時間帯がシャッターチャンスの「土管坂」

でんでん坂を登りきり右手に歩みを進めると、迫力満点の土管坂に到着します。
両脇に埋め込まれているのは、明治期の土管と、昭和初期の焼酎瓶たち。道には土管を焼成する際に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑りにくくなる工夫がされています。
晴天の土管坂もカラリとしていて荘厳な雰囲気ですが、おすすめは夕焼けの時間帯。オレンジの光をまとった神秘的な土管坂をぜひ写真に収めてみてくださいね。
【やきもの散歩道】日本最大級!常滑の登窯(陶榮窯)を見学しよう

常滑駅から歩いて10分、やきもの散歩道の南側にある「登窯(のぼりがま)」。約20度の傾斜地に8つの焼成室が連なっており、現存する中で日本最大級の登り窯です。
1887年ごろに作られ、1974年までの87年間使用されていました。

最大の特徴は8つの窯と、10本の煙突が連なっている迫力ある外観です。風格のあるレンガ造りの外観はまるでアニメの世界に入ったかのように幻想的。

日本の重要有形民俗文化財にも指定されており、日本の陶磁器づくりの歴史を伝える役割も果たしています。
10本の煙突は、登窯の周りをぐるりと回ると裏側からじっくりと観察・撮影できますよ。
【やきもの散歩道】ノスタルジックな雰囲気が大人気の「常滑牛乳ミルクスタンド」

かつての土管工場跡地に建っている小さな小屋で販売しているのは、地元の小中学校でも親しまれている「常滑牛乳」。生産される牛乳の70%が学校給食用に作られており、知多半島では誰もが知っている人気の牛乳です。

その味わいは、濃厚さと爽やかさを兼ね備えた上品な風味。暑い日でもゴクゴクと飲みやすく、毎日飲んでも飽きない程良い甘さが特徴です。
搾乳されたその日に85度で低温殺菌され、翌日には出荷されるというスピード感が、この良質な味わいの秘密なのだとか。
暑い日にぴったりな「常滑牛乳アイス」も大人気で、休日には午前中で完売してしまうことも多いと言います。
商品をミルクスタンドの小屋に掲げたり、ベンチに座って写真を撮ったりするのがSNS向けのフォトジェニックな撮影方法。

ノスタルジックな雰囲気を感じながら、素敵な一枚を残してみてくださいね。
【やきもの散歩道】古民家を改装した隠れ家カフェ「nuu」

常滑駅から徒歩8分、とこにゃんから徒歩3分ほどの「やきもの散歩道」中腹にある、古民家を改装した隠れ家カフェ「nuu」。築100年の建物をセルフリノベーションした店内は、木の温もりと歴史の趣が漂い、ゆったりとした時間を過ごせる空間です。

1、2F、中庭がカフェスペースとなっており、どちらでも落ち着いたカフェタイムが過ごせます。
「nuu」ではシェアキッチンスタイルで料理が提供されており、この日の担当はいりさわ屋さん。定食の「チキンとズッキーニのフライトマトソース」や「りんごのケーキ」などが提供されていました。

どちらも素材の味が活かされており、口に運ぶたびに広がるおいしさが好評です。ドリンクは、爽やかな刺激が魅力のジンジャエールも人気があります。

カフェの横には同じく古民家の一部をリノベーションしたショップも併設。着物教室を運営している傍ら、ハンドメイド雑貨や、お土産に購入しやすいカラフルな端切れなども販売しています。

お店のどこを切り取っても美しく、常滑の空気感が感じ取れる写真が撮れる「nuu」。お腹と心を満たせるあたたかい空間は、一度訪れたら再訪したくなること間違いなしです。
【りんくうエリア】イオンモール常滑の巨大招き猫「おたふく」と「おむすび」

りんくうエリアを回るときに、拠点となるのは「りんくう常滑駅」。駅の目の前には「イオンモール常滑」があり、駅から歩いて20分の場所にはりんくうビーチが広がります。

イオンモール常滑には、館内外にユニークな招き猫が点在。その中で一層黄金に輝いているのは「おむすび」です。縁結びの招き猫として親しまれており、もちろん常滑焼で作られています。

左手を挙げている招き猫は「良縁」、右手を挙げている招き猫は「金運」を招くと言われており、「おむすび」が挙げているのは左手。左手にあるハートマークに触れ、ぜひ良縁を願ってみてくださいね。

おむすびを右手に見ながら「常滑のれん街」を歩いていくと、目の前に現れるのは高さ6.5mの巨大招き猫「おたふく」です。

世界最大級の大きさのおたふく。「この地を訪れた皆さんに多くの福を招いてくれるように」という願いを込めて、「お多福(おたふく)」と名付けられました。常滑のれん街の情緒ある街並みと相まって、おたふくは見ているだけで神聖な気持ちになる特別な招き猫。迫力満点の写真が撮れること間違いなしです。

また、おたふくの周りには、いろんな表情、色、形の招き猫がずらりと整列!実際にお土産として購入できるので、自分だけの招き猫を見つけてみても楽しめますよ。
【りんくうエリア】「Link del mar」と「RINKUモニュメント」でフォトジェニックな撮影に挑戦!

「りんくう常滑駅」から歩いて20分の場所にあるりんくうビーチ。白浜の人工海岸では、飛行機の離発着を眺めたり、遊泳やランニングをしたりと、目的に合わせてさまざまな楽しみ方ができます。

中でも旅行客の中で人気な過ごし方が、「Link del mar(リンクデルマー)」での本格派バーベキュー。カジュアルなアウトドア空間から、プライベート感溢れるリラックス空間まで、テーマの異なる5つのサイトが用意され、思う存分バーベキューが満喫できます。

料理の説明を受けた後は、何をどのタイミングで焼いてもOK!料理を家族や仲間とワイワイ焼きながら語り明かす時間は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

コースには「香草サーモンのウッドプランク」や「バレンシアパエリア」など、おしゃれでお酒によく合う料理がずらり。どれもバーベキューならではの濃いめの味付けで、お酒もどんどん進んでしまいます。

特に注目したいのは、〆にぴったりのパエリア。日本のパエリアのコンテストで受賞したシェフが監修した本格的な味わいは、お腹も心も満たしてくれます。

お腹が満たされたら、夕陽を見に行ったり、近くを散歩したり、写真撮影をしたりと、好きなように過ごせる時間。

お店から歩いて5分ほどの場所にある「RIKUモニュメント」も、とっておきの撮影スポットです。特に水平線に夕陽が沈む前の数十分は、フォトジェニックな写真が撮れるチャンスタイム!
黄色い「RINKU」のモニュメントをバックに、夕陽と海、そして運が良ければ飛行機も一緒に写真に収めることができますよ。

四季によっても表情を変える海の景色を眺めながら、りんくうビーチで、唯一無二の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
可愛くて、美しくて、美味しい!フォトジェニックな常滑で心ときめく旅をしよう
常滑焼の歴史が息づき、今でも交通の要所として中部地方を支えている常滑エリア。常滑ならではのおもてなしで町全体が温かい空気に包まれており、友人・家族旅行だけでなく、一人旅やゆったりとした歴史探索旅にもおすすめのスポットです。
また、名古屋駅まで30分のアクセスの良い立地は、宿泊地としてもぴったり。常滑の町に住むように宿泊できるカジュアルなホテルから、空港と一体化した便利なホテルまで、目的に合わせて様々な宿泊施設がセレクトできます。
ぜひ、次の週末に常滑まで足を伸ばして、フォトジェニックで奥深い歴史を持つ常滑の特別な旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
“常滑市に訪れるすべての方が様々な魅力に触れて、楽しく幸せな気分になり、明日から元気になれる“幸せのチカラ(ハッピー)”を持って帰ってほしい“という想いが込めた「Happy Come On TOKONAME(ハッピーカモントコナメ)」をキーワードに観光PRを行っています。