東京から行ける関東の雪祭り2025|英語ガイド付きツアーも紹介
日本の冬を代表する雪祭りは、実際に雪に触れて遊べる体験型のイベントで、関東では個性豊かな雪祭りが各地で開催されています。 ここでは、東京から日帰りで行ける関東の雪祭り4選と、英語・中国語ガイド付きの人気の冬のツアーをご紹介します。
【2025年】関東で雪に触れられる!おすすめ雪祭り4選
雪祭りとは、雪や氷をテーマにした冬限定のイベントです。雪遊びやライトアップなどのほか、イベントによっては伝統芸能や音楽ライブを楽しめる場合もあります。
関東エリアでおすすめの雪祭りは以下の4つです。
- 湯西川温泉かまくら祭(栃木県日光市)
- 北軽井沢炎のまつり(群馬県長野原町)
- 藤原雪まつり(群馬県みなかみ町)
- つなん雪まつり(新潟県津南町)
それぞれに違った魅力があるので、行ってみたい雪祭りを選んでみてください。
1. 湯西川温泉かまくら祭(栃木県日光市)

湯西川温泉かまくら祭は、800年以上の歴史を持つ湯西川温泉で毎年冬に開催されるイベントです。
湯西川温泉かまくら祭の一番の見どころは、地元の方々が手作りした雪のドーム「かまくら」です。祭り期間中の金・土・日曜日の夜には、かまくらに明かりが灯され、雪原一面に幻想的な光が広がります。日本の伝統的な茅葺屋根の家々と並ぶ光景は、特に見応えがあります。昼間は、会場の雪遊び広場でそり遊びや雪だるま作りが楽しめます。周辺には日帰り入浴ができる施設もあり、遊び疲れた体を温めるのにぴったりです。
湯西川温泉かまくら祭は、幻想的な雪景色に浸りたい方や、温泉と雪祭りの両方を体験したい方におすすめです。祭りだけでなく料理や温泉もゆっくりと堪能したい方は、宿に泊まってゆっくり過ごしてみてください。
湯西川温泉かまくら祭
【基本情報】
- 開催期間:2026年1月30日~3月1日
- 場所:栃木県日光市湯西川温泉
- アクセス:東京から約3時間(浅草→鬼怒川温泉→バス)
- 入場料:無料(一部体験は有料)
周辺のおすすめ観光スポット
湯西川温泉かまくら祭とあわせて訪れたいのが、日光東照宮です。約400年前に建てられた神社で、1999年には世界遺産に登録されました。
境内には、国宝8棟と重要文化財34棟を含む55棟の建物が並び、豪華な装飾が特徴の「陽明門」や人生の教訓を学べる三猿の彫刻など、さまざまな見どころがあります。建築物や歴史に興味のある方はぜひ行ってみてください。
日光東照宮
【基本情報】
- 住所:栃木県日光市山内2301
- アクセス:日光駅から東武バスで約7分、バス停「神橋」から徒歩約8分
- 料金:大人(高校生以上)1,600円、子ども(小・中学生)550円
2. 北軽井沢炎のまつり(群馬県長野原町)

北軽井沢炎のまつりは、浅間山という火山の平穏を願う冬のイベントです。「新年が良い年になりますように」という願いを込めて火を灯すキャンドルアートや花火が人気です。
夜のメインイベントは、祈願松明ろうそくの点火です。チケットを購入すると、6種類の願い事から選べるろうそくや、自分で願い事を書き込めるろうそくに火を灯せます。一本一本のろうそくが集まって作られたキャンドルアートが、雪原一面に幻想的に浮かび上がります。
まつりの最後には、キャンドルアートの上空に花火が打ち上げられます。冬の澄んだ空気の中で見る花火は、夏よりも美しく夜空に映えます。
また、昼間には雪遊びエリアで雪だるま作りやそり遊びなど雪を満喫できるほか、地元の太鼓グループによる演奏など、さまざまな体験が可能です。
静かで落ち着いた雰囲気の中で、日本文化に触れながら雪祭りを満喫したい方は、北軽井沢炎のまつりがぴったりです。
北軽井沢炎のまつり
【基本情報】
- 開催日:2026年2月14日
- 場所:群馬県長野原町 北軽井沢ふれあい広場
- アクセス:東京から約2.5時間(JR軽井沢駅からバスで約40分)
- 入場料:無料
周辺のおすすめ観光スポット
北軽井沢炎のまつりとともに立ち寄りたいのが、浅間大滝です。浅間大滝は、高さ約10m・幅約30mの壮大な滝で、滝壺のすぐそばまで近づける遊歩道が整備されています。
冬には滝が凍り、氷のアートのような氷の壁が現れます。冬にしか見られない光景なので、ぜひチェックしてみてください。
浅間大滝
【基本情報】
- 住所:群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢
- アクセス:JR長野原草津口駅から車で30分
- 入場料:無料
3. 藤原雪まつり(群馬県みなかみ町)

毎年3月上旬に開催されている、藤原雪まつりは子どもから大人まで参加できる体験型の冬のイベントです。
現時点では2026年の開催情報は発表されていないため、ここでは2025年の内容をもとにご紹介します。
昼間は、雪上宝探しゲームや雪だるま作りコンテストのほか、そり遊びなどのアクティビティも楽しめます。会場には地元の料理を販売する屋台も並び、温かいココアが無料で配られるので、冷えた体を温めながらイベントを満喫できます。
夜になると、地元の人たちによる手作りキャンドルに火が灯り、会場全体が幻想的な雰囲気に包まれます。ラストには花火も打ち上げられ、冬の夜空を美しく彩ります。
藤原雪まつりは、実際に体験しながら雪祭りを楽しみたい方や、夜の幻想的な雪景色を撮影したい方などにおすすめのイベントです。地元の人たちが協力して作り上げる、アットホームな雰囲気も魅力の一つです。
藤原雪まつり
【基本情報】
- 開催期間:2026年3月上旬(予定)
- 場所:群馬県みなかみ町 藤原スキー場特設会場
- アクセス:東京から約2.5時間(上野→水上駅→バス約30分)
- 入場料:無料
4. つなん雪まつり(新潟県津南町)

つなん雪まつりは、スカイランタンと呼ばれる願い事を書いた紙製の小さな熱気球の打ち上げで有名な、冬の津南町の一大イベントです。つなん雪まつりでは、2011年に起きた地震の復興と犠牲者への祈りを込めて、2012年からスカイランタンを打ち上げています。
スカイランタンの温かなオレンジ色の灯りが一斉に空へ浮かび上がる光景は、息をのむほど幻想的な美しさ。
スカイランタンの打ち上げを楽しみたい場合は、駐車場とスカイランタンがセットになったチケットを事前に購入する必要があります。なお、鑑賞のみの場合のチケットは不要です。チケットは2025年12月に販売開始予定となっているので、公式サイトの情報をチェックしましょう。
つなん雪まつりでは、スカイランタン以外にも、雪上をバイクで走るスノーモービルや、浮き輪状の道具に乗って雪の斜面を滑り降りるスノーチューブなどの雪遊びも楽しめます。スカイランタンを楽しみたい方や、体を動かして雪を体感したい方にぴったりのイベントです。
つなん雪まつり
【基本情報】
- 開催日:2026年3月14日予定
- 場所:新潟県津南町 ニュー・グリーンピア津南会場
- アクセス:東京から約3時間(上越新幹線越後湯沢駅→バス約1.5時間)
- 入場料:スカイランタンセットチケット(駐車場セット)13,500円(事前購入必須)
周辺のおすすめ観光スポット
つなん雪まつりを訪れた際に立ち寄りたいのが、津南観光物産館です。津南観光物産館では、津南町で作られる日本酒・米・木製の工芸品といった地域の産物を取り扱っています。
津南観光物産館にはショップのほかにレストランもあり、地元産の妻有ポークを使ったとんかつが人気です。津南ならではのお土産を探したい方は、ぜひ行ってみてください。
津南観光物産館
【基本情報】
- 住所:新潟県中魚沼郡津南町大字芦ヶ崎乙203番地
- アクセス:JR飯山線「越後田中駅」より徒歩で10分
- 入場料:無料
2025年の関東の雪祭りについて知っておきたいポイント3選

関東の雪祭りは雪の少ない地域から訪れる方も多いため、事前の準備が快適に過ごせるかどうかのカギとなります。
雪祭りを安全に楽しむために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 服装は厚手のアウターが必須となる
- 防寒グッズを持っていく
- アクセスは公共交通機関を利用する
1. 服装は厚手のアウターが必須となる
雪祭り会場では、シャツとセーターなどを重ね着したうえで、厚手のコートや防寒ジャケットのような厚いアウターを羽織りましょう。服を重ねて着ると、体温調節がしやすくなります。雪遊びなどのアクティビティでは動いて汗をかくこともあるため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
一方で避けるべき服装は、スニーカー・薄手のコート・綿素材のインナーです。特に綿素材は濡れると冷えるため、雪遊びには適していません。防水性のあるブーツや暖かい靴を選び、保温性の高い素材のインナーを着ましょう。
2. 防寒グッズを持っていく
雪祭りを快適に楽しむために、防寒グッズを準備しましょう。特に夜は気温が下がりやすく、夜景を眺めているときや、花火を鑑賞するときは体が冷えやすくなります。カイロは貼るタイプと貼らないタイプの両方を持っていくと、状況に応じて使い分けられます。
また、飲み物も忘れずに持参してください。寒い場所では気づかないうちに脱水状態になることがあります。温かい飲み物を用意しておくと、体を内側から温められて安心です。速乾性のタオルも持っておくと、雪で濡れた手や顔を拭くのに便利です。
3. アクセスは公共交通機関を利用する
雪道の運転に慣れていない場合は、事故を防ぐために公共交通機関の利用をおすすめします。雪道は普段の道路とは異なり、滑りやすく危険だからです。
公共交通機関でのアクセスが難しい場合もあるため、その際はツアーを利用するのも一つの選択肢です。ツアーなら交通の心配がなく、雪祭りを安全に楽しめます。
関東の雪祭りについてよくある質問3選
関東の雪祭りを訪れるとき、特に日本の雪祭りを初めて体験するとなれば、気になることも多いかもしれません。
ここでは、雪祭りに関してよくある質問と回答を3つご紹介します。
- 英語や中国語は通じますか?
- 雨や大雪でも開催されますか?
- 雪祭りの事前予約は必要ですか?
1. 英語や中国語は通じますか?
雪祭りのスタッフは基本的に日本語で対応しています。英語や中国語が話せるスタッフがいるかもしれませんが、確実に通じるとはいえません。
言葉の心配をせずに雪祭りを楽しみたい場合は、英語や中国語のガイドがいるツアーに参加するのがおすすめです。オリオンツアーなら、英語と中国語に対応可能なガイドが付いているため安心です。
2. 雨や大雪でも開催されますか?
雪祭りは基本的に雨や大雪でも決行されます。ただし、降雪の状況によってはイベント内容が変更される場合があります。
また、主催者が危険と判断した場合も開催を中止する可能性があります。訪れる際は、事前に最新情報を確認していきましょう。
3. 雪祭りの事前予約は必要ですか?
雪祭りの事前予約については、祭りによって異なります。
湯西川温泉かまくら祭・藤原雪まつり、北軽井沢炎のまつりは、事前予約はいりません。一方、つなん雪まつりは、スカイランタンの打ち上げを楽しむ場合に限り事前予約が必要です。
雪とグルメ・文化を一度に満喫!英語・中国語ガイド付きで楽しむ関東の人気日帰りツアー

雪を楽しむ際、移動や言葉の問題で不安を感じる方も多いかもしれません。そんなときに便利なのが、ガイド付きのツアーです。
ツアーを利用すれば、乗り換えの心配なく目的地まで直行でき、英語や中国語に対応したガイドが同行するため言葉の壁もありません。
ここでは、東京から日帰りで行ける「たんばらスキーパーク」を舞台にした人気のバスツアーをご紹介します。
たんばらスキーパークの魅力
たんばらスキーパークは、群馬県沼田市にある人気のスキーリゾートです。
軽くてふわふわとした雪質「パウダースノー」が特徴で、世界中から高い評価を受けています。
コースの約8割が初心者から中級者向けに設計されているため、初めての方や子ども連れでも安心して楽しめます。
スキーやスノーボードのほか、雪遊びエリアも充実しており、レンタル用品も完備。手ぶらで参加できるのが魅力です。さらに新宿からバスでアクセスできるため、日帰りでも十分楽しめます。
それでは、たんばらスキーパークを訪れる人気ツアーを見ていきましょう。
1. たんばらスキーパーク日帰りバスツアー|本格スキー&スノボ体験
このツアーでは、たんばらスキーパークで本格的なスキーやスノボを体験できます。
スキーセットやボード、ウェアのレンタルが料金に含まれているため、道具を持たずに参加可能です。スキーやスノボに初めて挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください。
【基本情報】
- 開催期間:2025年12月19日 ~ 2026年3月31日
- 出発地:新宿(新宿都庁大型バス専用駐車場)
- 所要時間:約11時間
含まれるもの:往復バス、リフト券、レンタルスキーセットまたはレンタルボードセット、レンタルウェア
2. たんばらスキーパーク雪遊び+カニ食べ放題&いちご狩りツアー
たんばらスキーパーク雪遊び+カニ食べ放題&いちご狩りツアーは、雪遊びと日本の冬の味覚を同時に味わえるツアーです。
たんばらスキーパークでは、一面の雪景色の中で雪遊びやソリ遊びを満喫できます。
遊んだ後は、50分間のカニ食べ放題。新鮮で歯ごたえ抜群のカニを思う存分堪能できます。デザートには30分間のいちご狩り食べ放題があり、自分で摘んだいちごをその場で味わえます。
このツアーは、スキーやスノボをしなくても日本の雪とグルメを一度に体験できるのが魅力です。
【基本情報】
- 開催期間:2025年12月23日 ~ 2026年3月24日
- 出発地:新宿(新宿都庁大型バス専用駐車場)
- 所要時間:約10時間
- 含まれるもの:往復バス、リフト券、入場券代、食べ放題代
3. たんばらスキーパーク雪遊び+カニ食べ放題&あしかがフラワーパークイルミネーションツアー
たんばらスキーパーク雪遊び+カニ食べ放題&あしかがフラワーパークイルミネーションツアーは、雪遊び・グルメ・観光を一日で楽しめる充実プランのツアーです。
たんばらスキーパークで雪遊びをした後、お昼には50分間のカニ食べ放題を堪能。
最後は、関東で大人気のイルミネーションスポット「あしかがフラワーパーク」を訪れます。園内では、500万球を超えるLEDが植物や自然、季節の移ろいをテーマに彩られ、柔らかな光の絶景を楽しめます。
このツアーは、日本の雪体験もグルメも観光もまとめて楽しみたい方におすすめです。
【基本情報】
- 開催期間:2025年12月26日 ~ 2026年2月10日
- 出発地:新宿(新宿都庁大型バス専用駐車場)
- 所要時間:約10時間30分
- 含まれるもの:バス往復代、入場券代、食べ放題代、イルミネーション代
このほかにも、雪遊びと日本文化を組み合わせたツアーが開催されています。
その他の注目の日帰りツアーも紹介
東京から気軽に参加できる英語・中国語ガイド付きツアーの中でも、注目を集めているのが、栃木県のスキーリゾート「ハンターマウンテン塩原」で雪遊びと「大内宿」散策を楽しめるプランです。
新宿発着 ハンターマウンテン塩原雪遊び&大内宿自由散策(お弁当付)日帰りバスツアー|(栃木県・塩原市)【英語・中国語ガイド同行】
このツアーでは、ハンターマウンテン塩原で雪遊びを楽しんだあと、江戸時代の宿場町として知られる「大内宿」を自由に散策できます。昔ながらの茅葺き屋根の街並みと雪景色のコントラストが美しく、日本の冬の風情を体感できると人気です。お弁当付きで気軽に参加できるのも魅力です。
【基本情報】
- 開催期間:2026年1月23日~2026年3月6日
- 出発地:新宿(新宿都庁大型バス専用駐車場)
- 所要時間:約11時間
含まれるもの:バス往復代、弁当代、ハンターマウンテン塩原リフト券(雪遊び広場・キッズパーク入場券付)
関東の雪祭りを楽しんだあとは、ツアーで本格的な雪体験を!

本記事では、東京から行ける4つの関東の雪祭りと、英語・中国語ガイド付きで参加できる日帰りツアーをご紹介しました。たんばらスキーパークでの雪遊びや、ハンターマウンテン塩原&大内宿での文化体験など、関東ではさまざまな方法で日本の冬を満喫できます。
日本の雪祭りは雪に触れられるだけでなく、伝統芸能や冬の味覚など、日本ならではの文化に出会えるイベントです。訪れる際は防寒対策をしっかり行い、雪祭りを楽しみましょう。
ご紹介した内容を参考に、日本の冬ならではの雪祭りやツアーを体験してみてください。
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