ジャパンブランドを深掘り! GENSEI&ニンと巡る、革靴の名店【マドラス編】
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。
日本の革靴を堪能できるモデルコース
日本の革靴の世界を堪能するべく、本連載では「リーガル(REGAL)」「ハルタ(HARUTA)」「大塚製靴」「東立製靴」「マドラス(MADRAS)」「エイゾー(EIZO)」の6社の直営店を訪問! 第3回となる今回は、独自技術を取り入れた革靴づくりを行うマドラスの店舗をフォーカスします。
独自技術による優れた履き心地を提供、マドラス 銀座店へ
今回訪れたのは、銀座の一等地に位置する「マドラス 銀座店」。昨年リニューアルしたばかりの同店は、マドラス独自のリカバリーインソール素材「metaインソール®」に特化したコンセプトショップです。

metaインソール®を搭載したモデルのみを取り揃える同店。リカバリーインソールの効果を最大限に体感するため、まずは「足圧計測機」でニンさんの足圧をチェックします。足圧とは足裏にかかっている圧力のことで、歩き方や立ち方の癖が表れるもの。ここでの数値をもとに、より顧客一人ひとりに合った靴選びを提案しているのが、マドラスの強みです。

店長の若佐さんによると、ニンさんは右のかかとに重心(足圧)がかかりやすいとのこと。metaインソール®は、履き心地はもちろんのこと、足圧を分散するという特徴もあるので、重心が偏っている人にもおすすめなん」だとか。
ニンさん:
たしかに、長時間歩いていると右足から疲れやすいです! 普段は気づかない自分の姿勢や立ち方を振り返るきっかけにもなりますね。
革靴で培った技術がスニーカーに、meta インソール®の新たな魅力

店内には、metaインソール®に搭載されている超柔軟ゲル素材「クリスタルゲル®」を展示。実際に触れてみると、もちもちとした柔らかさがクセになる触感です。


構造上、どうしても疲れやすい革靴の履き心地を向上するために開発されたmetaインソール®ですが、近年ではレザースニーカーにもそのテクノロジーを搭載! 革靴で培った技術を反映しながら、より幅広いシーンにマッチする、マドラス独自のスタイルを確立しています。

◆2人が選んだシューズはこちら

2人は、新作のレザースニーカーをお揃いでセレクト。上質な牛革で仕立てた一足で、metaインソール®が足のアーチを支えながら疲労を軽減。姿勢の補正や歩行をサポートしてくれる効果も持っています。




■マドラス 銀座店

所在地:東京都中央区銀座5-8-5(※東京メトロ銀座駅A5番出口から徒歩1分)
営業時間:11:00~20:00
問い合わせ:03-3571-1200
マドラス 公式サイト (https://www.madras.co.jp/shop/default.aspx)
■日本靴工業会とは?
日本の風土や日本人の足に合う良質な革靴の提供と普及を目的とするNPO法人。革靴の仕様や品質に関する情報提供や日本の革靴規格(JIS)の策定、革靴の製造過程で生じる環境問題への対応など、幅広い活動に取り組んでいます。今後は、激しさを増す国際競争の中で日本の革靴を更に発展させていくことを目標に掲げています。
参画企業:岩手製靴、エイゾー、大塚製靴、共和工業、チヨダシューズ、東立製靴、ハルタ、マドラス、宮城ハルタシューズ、リーガルコーポレーション(五十音順)
記事 転載元:
FASHIONSNAP 前編 https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-1/
FASHIONSNAP 後編 https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-2/
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。