2026年は馬年!岡山県寄島の「大浦神社」で勝運と飛躍を祈願しよう
馬年にぜひ訪れていただきたいのが、岡山県浅口市寄島町にある「大浦神社」です。460年以上続く伝統的な「競馬神事(馬のレースの儀式)」が行われる、全国的にも珍しい馬ゆかりの神社です。
2026年の干支は「午(うま)」。力強く駆ける馬は、古来より神様の乗り物として大切にされ、開運や飛躍の象徴とされてきました。
そんな午年にぜひ訪れたいのが、浅口市寄島町にある「大浦神社」。460年以上続く「競馬神事」が伝わる、全国的にも珍しい馬ゆかりの神社です。
460年の伝統「競馬神事」

大浦神社は、毎年10月第一日曜日の秋季例大祭で奉納される「競馬神事」で有名です。
戦国時代の1559年、細川通董が社殿を三郎島の霊地から現在の場所へ遷した際、神幸行事として40頭(地頭株20頭、領家株20頭)の神馬を参列させたのが「競馬神事」の始まりとされています。
現在は、地頭株・領家株から神馬一頭ずつが競馬神事で活躍します。


祭りの当日、神様を乗せた神輿が町を巡る「神幸行列」には神馬2頭も加わります。

そして夕刻、一行が神社に還ってくると、祭りはクライマックスへ。観客で埋め尽くされた境内を、神輿は「波乗り神事」と呼ばれる地面を引きずるような激しい練りを披露し、「千歳楽」や船の形をした山車「御船」も、威勢のいい掛け声とともに練ります。

最後に奉納されるのが競馬十二懸神事です。2頭の神馬が計12回、観客の目の前を全速力で疾走します。
伝説と歴史が息づく社殿

社伝(神社に伝わる記録)によれば、大浦神社の起源は、今から約1800年前まで遡ります。神功皇后(古代日本の伝説的な皇后)が遠征の帰途に立ち寄ったことがはじまりとされ、「寄島」という地名の由来にもなったと伝わります。

陰陽師(占い師・魔術師)・安倍晴明が三郎島を訪れ、三ツ山を見下ろせる地に、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神を祀ったと語り継がれてきました。
そして、戦国時代の1559年、細川通董が青佐山城の鬼門(北東の方角で、悪運が入ってくるとされる方角)を封じるために、三郎島にあった八幡宮を現在の場所へ遷座させたと伝えられています。

現在の社殿は、本殿、祝詞殿、幣殿、拝殿、そして大鳥居が「登録有形文化財」(国が認定する重要な建造物)に指定されています。その場に行くと、厳かな気持ちにさせてくれます。
新しい大しめ縄

拝殿を彩るのは、2025年12月に新調されたばかりの「大しめ縄」。(神聖な場所を示す大きな縄)
伝統を絶やすまいと稲藁を用いた昔ながらの方法で、職人や地域の神社総代の方々によりなわれたもの。
参拝の際は、ぜひその迫力と手仕事の美しさを間近で体感してみてください。
境内を歩いてみよう
競馬神事は秋祭りのみの神事ですが、境内には「馬」にまつわるスポットが点在しています。
参道を進むと迎えてくれるのが、神馬像です。今にも駆け出しそうな躍動感あふれる姿は、新年の飛躍を願うフォトスポットとして人気になりそう。

本殿の西側にある石柱は、神事の際、出番を待つ神馬を繋ぎ止めておくために古くから使われてきました。

「御厩舎」(馬小屋)を覗くと、白馬の像が静かに佇んでいます。

御神木である「招霊の木」。天岩戸伝説(日本神話の有名な物語)にも登場する神聖な木で、凛とした佇まいです。
午年祈願の授与品

参拝の後は、馬ゆかりの神社ならではの授与品(お守りや御朱印)をぜひ。
躍動する馬が描かれた、黄金色に輝くお守りです。勝負に・受験に・商売に・試合に・病気に・恋愛に・・・ここぞという時の勝運を授かりたい方におすすめです。
ほかにも、新年には競馬神事で騎手が身につけた「たすき(肩から斜めにかける布)」を分かち合ったお守りも授与される予定です。勝負運のほか、古くから妊婦さんがお腹に巻く「腹帯」として使われてきたことから、安産祈願のお守りとしても知られています。

競馬神事の様子を描いたものや、寄島名物「アッケシソウ(珍しい赤い植物)」をあしらったものなど、意匠を凝らした御朱印(神社の印と日付が書かれた記念)が人気です。

さらに、2026年には、2頭の馬が美しく描かれたオリジナルの御朱印帳も登場します。

お正月には華やかな午年限定御朱印が3種類登場予定。

こちらはお正月限定絵馬。縁起のいい左馬(「馬」の字を左右反転させた縁起物)が描かれています。

お正月限定ではない絵馬には2頭の馬が描かれています。
境内の大きな松の木から落ちた松ぼっくりを絵馬と共にお供えする光景も。

駆け抜ける馬の焼印が押された玉子せんべい(卵風味のクッキー)。ほんのり甘くサクサクとした食感で、参拝のお土産にぴったりです。

パッケージにはそれぞれの岩に松が生えていたかつての三ツ山の姿が描かれています。

2026年は、馬のように力強く、軽やかに駆け上がる飛躍の一年に。
午年の始まりに、岡山・寄島の大浦神社へ、幸運を授かりに訪れてみてください。
【大浦神社】
所在地:岡山県浅口市寄島町7756
TEL:0865-54-2408
駐車場:あり
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間地点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!